Q クローゼットの扉の開閉が出来なくなった。
A 現状を確認。どの箇所に不具合があるのかを奥様にお聞きすると、お子様がママに代わって状況を聞かせてくれました。
折れ戸(右側)の可動ビスを締め直して現状を改善。左側も同様に確認して今回のような現象とメンテナンスの方法をお伝えしました。
5年目点検の案内の往復葉書に「クロスの隙間」についてコメントがありました。そこで現状を確認。
お客様宅の構造は気密性や耐震性等に優れた2×4工法で暖房機器は蓄暖仕様となっています。外周部以外の壁は下地に石膏ボード(耐力壁)が貼られているので、木部の湿度による伸縮(蓄暖の場合は過乾燥による縮み)が伝わりやすく、クロスに変化が多く発生する傾向があると思われます。
[2階ホールの天井/浮き] [2階洋室のコーナー/隙間]
クロスの隙間等を目立たないようにするコークボンド補修は2年保証。2年目点検以降のクロスの変化についてはお客様にDIYをお願いしています。
新築時から年月が経過すると同時に経年変化という現象が所々に出てきます。機能的な消耗、部材の耐用年数等、構造的には影響は無いのですが、景観上で気になる部分。いざDIYとなると「うっ・・・」と最初のうちは感じますが、実際にやってみると「食べず嫌い」の感覚で何ともないようです。
2013年3月2日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)
所要時間 9:00~10:37 雪
スタッフ 横窪、砂田、成瀬、永原、渡辺
【N邸の紹介】
3月初旬の機構的に微妙な季節。暦の上では「春」なんですが、傘に付いた雪の結晶を見ていると何だか一段と寒さがぶり返ってきます。
お家の断熱対策。お客様のご予算や標準仕様・装備等によって違ってきますが、今回のお家は外では高い断熱効果のある「ガイナ」塗料、暑さをしのぐ庇仕様、内では全室床暖房という装備になっています。
和風ならでは・・・の、無垢の木を使った様々な凝った仕様の数々です。
[表玄関と内玄関] [キッチンの装飾] [和室のランマ]
収納スペースが多いお家。お子様の成長、ご家族のライフスタイル等によって「物」が自然に増えていきます。日常的、季節毎、お子様の成長等に合わせて(古くなった物)収納する場所や配置、数量等が変わってくるのが自然です。収納が多いことに越したことがないのですが、私の場合もそうですが、お仕事のように冷静な捨てる意味での棚卸が必要かもしれませんね。
[2階寝室横の大収納] [小屋裏収納] [階段下収納]