ご夫婦が仲睦まじく住み心地アンケートに記入されている時、永原がご夫婦の後ろ姿を撮影して、自分のフェイスブックに記事をアップしたようですね。
片手で画面をスクロールさせながらお客様に記事の説明をしています。
他のフェイスブックの記事もご披露。お客様ご夫婦は真剣に見て聴いておられました。アップして数分後に「いいね」が連発されていました♪
本日のお客様宅の点検は1年目。
お客様のご都合で今回は5月となってしまいましたが、次回の2年目点検は「住まわれた年月日から起算」すると、今から約半年後の11月に2年目点検を迎えます。
最近の「定期点検のブログ」のアクセス数がお陰さまで毎日100カウントを超えるようになってきました。皆さんに見て頂き、大変感謝しています。ありがとうございます!!
さて、最近のご成約前のお客様から「本ブログ」に対する貴重なご感想を頂きました。
「契約する前に、その会社のアフターメンテナンスに関する実際の生の情報を見ておきたい」
「中田工務店の定期点検ブログはとても良い・定期的に更新もされているし、参考になっている」とのことでした。
建てられたお客様、そしてこれから建築されるお客様、はたまたネットで事例を探しておられる全国の方々から大きなハナマルが頂けるよう、リアルの定期点検のネット化に今後とも積極的に取り組んでいきたいと、改めて感じました☆
2012年5月10日(木)お家の点検2年目(富山市N邸)
所要時間 15:04~16:40 小雨
スタッフ 大矢、鉾井、渡辺
【N邸の紹介】
今回は2年目点検。
昨年の1年目点検での「住み心地アンケート」の感想からピックアップ☆
これは玄関の飾り棚。背面に敷き詰めてある人工石がステキです。夜になると、間接照明が照らされてとっても雰囲気が良くなります♪
DKやリビングは梁を見せている天井仕様。
木の温もりが伝わってきます。シーリングファンもコーデされていて、白の統一感、良いですね♪
色んなお部屋やちょっとしたスペース、食品庫には棚が取り付けられています。備え付けの棚があれば便利だし、デザイン的にも統一感を持たせられるし、とても良いですよねー♪
女性のインテリアコーディネーター(広野)のお客様事例です。プランナーの感性がお客様ご夫婦の感性と調和して、さらにステキな仕上がりとなっています。
[汚水枡]
点検を実施。汚水枡の底には白っぽい油脂等が少し溜まっていました。
[北側]その①
お客様にも現状を見て頂き、キッチン等からの洗剤で洗い流した排水が配管を通っている時、排水が分離されて分解された油が少しずつ溜まってきます。この白っぽい油脂等の除去についてはホースの水流で洗浄できることをご紹介。今後は配管の詰まり防止の為、定期的に(年に1回程度)お掃除して頂くようお願いしました。
飲食店でもない限り、1年間という短い期間で大量に溜まるってことは無いと思われます。定期的という「年に1回程度」の目視点検だけだとお客様自身忘れやすくもありますが、弊社の訪問点検は3年後の5年目点検、8年後の10年目点検もありますので、そんなに神経質になることはありません。
本日は小雨が降ったり止んだりの天気。今回は雨の心配もあってトラックに長ハシゴを運搬せず、いつもの軽四スタイル。基本的に2年目点検では屋根点検も検査対象になっています。仮に屋根が雨で濡れていると足元が危険なので、検査は後日に延期しています。
今回は点検スタッフのスケジュールもあったので、今一度、屋根の表面の様子を見て、乾いた状態であることを確認して、小屋裏点検用に持参した脚立が果たして伸ばしても届くかどうか試してみました。すると・・・これが見事に届いたのを見て点検スタッフ一同は感激&万歳です。
先日の強風(今年は例年よりも強風が多いかも?)の影響で、袖瓦のビスが少し緩んでいる状態でした。順次ドライバーで増し締めしながら次々と現状(緩み)を改善しました。
小さな脚立も手に持って屋根に上っています。これを足場にして次の屋根、そして次の屋根に移動。
脚立は折り曲げた状態(への字)の「日常的な利用」と、まっすぐ伸ばした状態での「非日常的な利用?」とに使い分けているようで、自由自在に操っていますね。
お部屋の湿度状態によっては膨張した床材同士がぶつかり合うことで異音がする事例もあるので、まずは床材同士の間にカッターで切れ込みを入れて隙間を作ってみました。隙間の周囲を指で強く押さえつけて、床材同士の擦れ具合を改めて確認しましたが、改善されませんでした。
そこで、床下の状態を確認すべく、本日2回目の床下点検となりました。
床暖房仕様となっているリビングの床材。キシミ音に対する床下からの目視調査の結果、床材同士の擦れが原因と判明。床上から体重をかけると隙間がたわんで音が出る(床下から見るともっと分かりやすい)現象です。
本日は補修材料を持っていなかったので、後日持参して床下に入って床材同士の間に大引を追加して、たわみ現象を改善する事をお約束。
これは「リビングとDK」の間の引き戸です。3枚引き戸の引っ掛かりを検査。最初の1枚(リビング側)が途中で引っ掛かったので、扉の左右にある調整ツマミを回して現状を改善。
奥のDK側の扉も引っ掛かりがあったので、ドライバーで傾きや高さを調整。引っ掛かり現象の原因は様々ありますが、仕切っている扉の両サイドの部屋が違う湿度であり、木部の調湿作用によって「扉の反り」が起こっているものと思われます。
また、開閉の時にわずかに擦れる音がしており、開閉を数回試してみると、紙切れが中から出てきました。これを取り除いて異音を解消。
最後にお客様へ引き戸の調整方法を説明。扉の両サイドの下側には調整ツマミがあります。この奥にも扉の上下・左右を動かせる台車が入っており、木部の変化(湿度による伸縮)に対応した仕様になっています。DIYで調整する時は片方だけでなく、両サイドを同時に調整して頂くようお願いしました。