雨水枡の点検です。雨水枡に溜まった泥を取り除くには素手が一番良いそうですね。
マイナスドライバーで丁寧に周囲の溝に溜まった泥をかき出しています。
これは最終末の枡。ここでは余りにも多くの泥が詰まっていたので、メンテナンス車(勝手な命名?社有車ですが・・・汗)からダンボールを持ってきました。用意周到??(笑)
手が泥で汚くなったので、近くにあった水溜りで手を洗いました。雨上がりで良かった♪と感じた瞬間です。もちろん、ズボンや服ではなく、タオルで手は拭きましたよ☆
ドアの内側にガラスが入っている仕様です。使用頻度や使い勝手、ガラスの重みで次第に戸先が下がる事もあります。
(参考/2008年10月20日富山市Y邸5年目点検、開き戸)
(参考/2008年11月16日富山市Y邸5年目点検、開き戸)
お客様は過去にドアが床に擦って、お知り合いの方に調整をお願いされていたそうです。
戸先が埋設されているドアストッパーに擦っている状態。そこで丁番(三次元丁番)を限界まで上げて調整し、現状を改善。
(参考/2008年12月18日富山市T邸5年目点検、開き戸)
また、ドアストッパーのマグネットが効かないようになっていました。お客様の話によるとワンちゃんのオシッコが原因だと言っておられましたが・・・。磁石とオシッコ(アルカリ性)との関係は分かりません(汗)
階段口のコーナー部分に隙間を発見。クロスの保証は2年目で期限が切れていますので、市販されている水性アクリル系のコークボンドで目立たないように補修して頂くようお願いしました。
これは下地材が「湿度による伸縮」で起こり得る現象で、隙間風が入ってくるわけではなく、美観上の問題となります。
(参考/2009年2月18日、富山市K邸5年目点検、クロス)
補修方法では、隙間の部分にコークボンドを注入して、はみ出た余分な箇所は固く絞った濡れ雑巾で「シュッ」と拭きます。この「シュッ」という機敏な動作がポイントかもしれませんね☆
(参考/2008年12月18日富山市T邸5年目点検、クロスの剥がれ)
(参考/2009年5月2日射水市M邸5年目点検、壁クロス)
お客様へ本日の点検の最終確認です。
平面図と点検表をお客様との間に配置して、じっくりと質疑応答の時間になります。
日頃からお客様自身でも建具等の調整をされているご様子で、興味深く点検スタッフの話に耳を傾けておられました。
こうして見てると・・・身振り手振りのジェスチャー付きの方がお客様のご理解も早いのかなぁ?とふと思いました。
これまでのアフターや点検履歴を考慮して、今回の事例や現象、対応策等をお話しています。
住まいのドクターって、過去の対処や今回の現象等から判断や対応するのかな?と、私自身の素人目でじっと観察してしまいました。
私自身も昔はよく風邪をひいて、お医者様のお世話になったことがたくさんあります。問診しながらカルテを書いている様子と似ていますね。
お医者様のカルテはドイツ語で全く読めませんが、お家のカルテは日本語です。点検表に書き込む点検スタッフの癖字(会社の誰かさんの字も読めないのですが、今は伏せておきます・笑)もありますが、もし読めないと判断された場合はご遠慮なく申し出てくださいね。