Q シャワーを止めてもポタポタと水滴が落ちる。
A 現状を確認。ゴムパッキンの消耗と思われます。後日、メーカーによる対処をお約束。
[浴室]
Q タンク内で水がポタポタと漏れている音が気になる。
A まずはタンクを覆っている陶器製のカバーを取り外して内部の状態を確認。
[1階トイレ]
水を貯めるゴム製のフロートや配管の周囲が経年変化等でヌルヌルになっている状態でした。これまでの点検現場でも同様の事例があり、原因は「市販されているタンクに置くだけタイプの薬剤・芳香剤」であることを紹介しながら、指で周囲を掃除、配管の位置を補正することで改善されました。
だからと言って、薬剤・芳香剤・洗浄剤等を使わないと日頃のお手入れが大変になります。「使わない」ではなく、「使いながら起こり得る現象を知って頂くこと」がメンテナンスとしての大きな目的でもあると考えています。
お客様と弊社・中田工務店との関係。定期訪問・点検という公式訪問は10年目点検を入れると4回ありますが、非公式では1年に1回程度は弊社スタッフがカレンダー配り等で訪問しています。訪問点検という5年ぶりの再会となりますが、5年前の点検スタッフの顔をお客様は不思議と覚えておられます。
お客様にとってお家はかけがえのない財産ですし、弊社にとっては大切なお客様となっています。10年目点検は「郵送による案内を先にお送りして返答を頂ければ予定を組んで実施」となっています。
返送されてくる「事前チェックシート」を見ると、非常に懐かしく感じ入ってしまいます。
私たち点検スタッフにとってみれば訪問点検の行く先は数多くありますが、建てられたお客様にとってはその逆で弊社・中田工務店オンリーということを改めて実感。いつもありがとうございます。
2014年5月19日(月)お家の点検10年目(富山市K邸)
所要時間 16:15~17:36 晴れ
スタッフ 前根、渡辺
【K邸の紹介/無垢の腰壁、無垢フローリング、太鼓襖など】
無垢材とは・・・質感や風合い、化学物質を含まない自然素材という魅力があり、コンクリートの約2倍の断熱性能があるそうです。
お家に木の香る・温もりのある仕上げ材として、無垢材を多く取り入れた室内仕様の場合、10年後(10年目点検)にはそれらが経年変化等によってどんなふうに変化していくのか?
今から建築されるお客様にとっては非常に気になりますところ。パイン材の腰壁を配した玄関です。
(素人である私のデジカメ画質や撮影ポイント等のテクニックは度外視してください・・・汗)
無垢のフローリング。素足での感触や転がったりする時の肌触りが物凄く気持ち良さそうです。
和室には落ち着いた「太鼓襖」が取り入れられています。デザインに凝ったお家仕様・装備です。
「木」をふんだんに贅沢に使われているお家仕様。特に無垢材の場合は湿度変化等による伸縮(反り等)があって調整・補正が難しく不具合等もありますが、これも「木」の特徴なので、不便さ等があっても長い目で見て頂ければ幸いです。