点検ブログ

  • 【コウモリのフン】2014年5月17日(土)お家の点検5年目(滑川市O邸)

    小屋裏点検の際にコウモリのフンを発見。

    [小屋裏]

    10_YO05_コウモリのフン_01 10_YO05_コウモリのフン_02

     ベランダにもコウモリのフンがありました。お客様に確認すると、「コウモリの進入は分からないが、近くを飛んでいるのは知っている」とのこと。また、コウモリは鳥獣保護に指定されているので、弊社での点検現場での事例を紹介し、駆除ではなく近寄らせない工夫が必要になると助言。

    (参考サイト/コウモリ防除と対策/http://mushi-chisiki.com/pest/koumori.html)

    [ベランダ]

    10_YO05_コウモリのフン_03 10_YO05_コウモリのフン_04

  • 【床下点検】2014年5月17日(土)お家の点検5年目(滑川市O邸)

    床下点検を実施。

    11_YO05_床下点検_01 11_YO05_床下点検_02

     特に異常はありませんでした。

    11_YO05_床下点検_03 11_YO05_床下点検_04

     シロアリ保証について。基礎周りがコンクリートなので、外からの進入では蟻道を作りながら基礎パッキン内を通ってくるものと思われます。近隣等でシロアリ被害を聞かれた際には、シロアリ保証の延長を考えられたほうが良いと助言。

    11_YO05_床下点検_05 11_YO05_床下点検_06

  • 【床鳴り・キシミ】2014年5月17日(土)お家の点検5年目(滑川市O邸)

    Q 床鳴りがある。

    A 現状を確認。LDKの床をキュッキュッと片足で踏み込んでみると床材がきしむ音だったので、床下にある鋼製束を増し締めする必要性は特にありませんでした。湿度変化等による床材の伸縮等によって起こり得る現象であり、構造上は特に問題ないことを説明し、お客様に理解して頂きました。

    (下の画像は床下の鋼製束の様子です。キシミ現象とは関係ないですが・・・汗)

    12_YO05_キシミ_01 12_YO05_キシミ_02 12_YO05_キシミ_03

  • 【結露の跡】2014年5月17日(土)お家の点検5年目(滑川市O邸)

    結露跡を検査。お客様にお聞きすると、冬場は結露が発生していたとのことでした。

    13_YO05_結露跡_01 13_YO05_結露跡_02

     寒い冬場に使われる暖房設備のエアコンや石油ファンヒーター。生活環境等によって器具の選択肢は様々です。石油ファンヒーターは手軽で安価ですが、「灯油が1ℓ燃焼することで約1ℓの水が発生すること(灯油を補充したときの灯油の量が燃焼によってほとんど水に変わること)、室温は他の暖房器具に比べると上がりにくいことで水蒸気が飽和状態・結露になりやすい」等があります。このように室内の燃焼で生じた水蒸気は結露の原因になりやすいのですが、このような事例はあまり知られていないようです。

    13_YO05_結露跡_03 13_YO05_結露跡_04

     また、天候が良い日は洗濯物を屋外に干されますが、冬場や梅雨で洗濯物が乾きにくい時期は、一般的に除湿機のあるサンルームや暖かなLDKで干されますし、テレビ等では室内干しに関するアイテムも数多く紹介されています。

    [ベランダ/南側]     [洗面脱衣室/南側]

    13_YO05_結露跡_05 13_YO05_結露跡_06

     「ペアガラスは結露しにくい」ということ。お家の立地環境や積雪の度合い、枠材の仕様(価格)等によっても違うこともあります。「あの家はこうだけど、ウチはどうしてなん?」等々、お友達のお家と比較されることもありますが、お家ごとに起こり得る現象は生活スタイルによっても異なってきます。

    13_YO05_結露跡_07 13_YO05_結露跡_08

     洗濯物については「干せる・乾く」ということは室内に水分が放出・移動しただけであり、これを排出・除湿しないと室温の低下につれて結露化するという仕組みを説明、他の点検現場での事例を紹介。

  • 【生活スタイル・家族構成の変化】2014年5月17日(土)お家の点検5年目(滑川市O邸)

    生活スタイルって何?

    お家に住まわれるご家族の1日そして1週間、1ヶ月、1年を通じての生活スタイル。点検現場では主に室内での結露の原因となる「水蒸気の発生」を意味しています。就寝時から起床までのご家族が睡眠中(呼吸による水蒸気の放出と室温の低下、サッシとカーテンの間の温度低下)や調理時、暖房器具、洗濯物の乾燥等々、ご家庭毎で異なっているので同じ事例は少ないと思われます。

    14_YO05_生活スタイル_01 14_YO05_生活スタイル_02 14_YO05_生活スタイル_03

     室外の場合は、その日の天候(晴れや雨)もありますし、梅雨や冬(積雪)等々の自然要因となります。お家に関することは、周辺環境という立地条件、換気という窓開けによる風通し(風の入口と出口を作る)をよくしたり、除湿・加湿という器具・機械を使って自由に変化させること、機能的にはサッシ仕様(アルミ、樹脂、木製)等々、いろんな要因が複合的に絡まっています。

    そして、家族構成の変化。今回の定期訪問で発見。カワイイお子様が誕生してご家族が増えました♪

    赤ちゃんがおられるご家庭では洗濯物も増えるようです。お子様が大きくなるにつれて学校や課外活動によっても洗濯物の量がかなり違っていると思われます。

    14_YO05_生活スタイル_04 14_YO05_生活スタイル_05

     お客様宅で起こり得る様々な現象や事例。発生原因がなかなか分からないこともありますが、生活感のない展示場ならまだしもお客様ご家族が住まわれているお家環境。お家のメンテナンスをお客様と一緒にどのように考えていけば良いのか、多岐にわたる点検現場を例にあげながら今後の点検現場に活かしつつ注意喚起もしながら、お客様宅の一軒一軒に対してシッカリと対応していきたいと考え・実践しています。

  • 【M邸の紹介/お客様DIYの数々】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    所要時間 13:23~15:35 晴れ

    スタッフ 前根、成瀬、渡辺

     

    【M邸の紹介/お客様DIYの数々】

    これまで○年目点検と題して数多くの点検現場に同行していますが、「お客様DIY」でお家のメンテナンスやお手入れ等の成果を聞かせて頂くことも数多くあります。コチラのお客様もそのおひとりです。

    「自分で取り付けてみた(笑)」と照れながら点検スタッフにお話されるお客様。記録を見ると、5年目点検時には既に取り付けられていましたが、あれから5年が経過した今でもお客様ご自身のDIYには共感が持てます。思わず・・・「いいね!」を連発したくなります♪

    [建物右面/東側/浴室]

    01_MM10_紹介_01 01_MM10_紹介_02

     ホームセンターで部材を購入して穴を開けてサッシ枠にビス打ち、ビスで穴を開けた隙間から雨水が進入しないようにシーリング剤を充填されている徹底振りです。

    [外から見た様子]     [内側から見た様子]

    01_MM10_紹介_03 01_MM10_紹介_04

     サッシの上には夏の暑く陽射しの強い時期にスダレをかけておられるのか、数本の釘が打ってありました。お客様ご自身の日用大工的な発想と実践には頭が下がる思いです。

    [建物正面/南側/リビング]

    01_MM10_紹介_05 01_MM10_紹介_06 01_MM10_紹介_07

     

  • 【点検枡】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。枡内を定期的にお掃除されておられるそうで、特に泥の溜まりはありませんでした。風の強い日は蓋が飛ぶ(風が雨樋を伝って枡内の空気圧が上がる)こともあるようで、蓋と排水管を細いヒモで結んでおられます。

    [建物左面/南西側]

    02_MM10_点検枡_01 02_MM10_点検枡_02

     [建物左面/北西側]

    02_MM10_点検枡_03 02_MM10_点検枡_04

     [汚水枡]

    点検を実施。白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物後面/北側/キッチン等]

    02_MM10_点検枡_05 02_MM10_点検枡_06

     長いホースが無かったので、お家にあったジョウロに水を入れて頂きました。ジョウロから水を出す勢いで油脂等を流して汚水枡内を洗浄しています。(当然ですが、先端のシャワー口は取り外します)

    02_MM10_点検枡_07 02_MM10_点検枡_08 02_MM10_点検枡_09

     汚水枡の横にある通気口にも油脂等が溜まっていました。お客様にも現状を確認して頂きました。

    02_MM10_点検枡_10 02_MM10_点検枡_11

     先ほどと同じ要領でジョウロから流れる水の勢いを利用して次々と洗浄させています。

    02_MM10_点検枡_12 02_MM10_点検枡_13 02_MM10_点検枡_14

     配管の壁にこびり付いている油脂等は水の勢いだけでは流れにくかったので、棒で突いて剥がすようにしています。お客様も点検スタッフの要領の良さに頷いておられました。

    02_MM10_点検枡_15 02_MM10_点検枡_16 02_MM10_点検枡_17

  • 【屋根点検】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    屋根点検を実施。お客様も屋根の状態を気にかけておられたご様子。点検スタッフの後から長ハシゴをのぼってこられました。

    03_MM10_屋根点検_01 03_MM10_屋根点検_02 03_MM10_屋根点検_03

     コロニアルの1枚にヒビが入っているのを発見。応急処置としてお客様の目の前でシーリング剤を充填。

    屋根は遠目でしか見えないので、周囲に養生テープを貼らない・仕上げの美しさを度外視するのをお客様に了解して頂き補修しました。ありがとうございます。

    03_MM10_屋根点検_04 03_MM10_屋根点検_05 03_MM10_屋根点検_06

     シーリング剤による補修跡です。今回はあくまでも応急処置なので、取替えをご希望される場合は後日連絡して頂くようお願いしました。

    [望遠による撮影]     [近くから撮影]

    03_MM10_屋根点検_07 03_MM10_屋根点検_08