Q 窓の桟がぐらついている。
A 現状を確認。桟の部材と枠との接着が緩んでいる状態を確認。
ありがとうございます。
Q 特に冬になると、引き戸を動かす時に引っ掛かりがある。
A 現状を確認。和室とリビングとを仕切っている引き戸です。これまでにも多くの似たような事例があります。
北陸の場合、冬は雪が降って積雪もあり、寒い気候になります。お客様が室内で使われる暖房機器によって、温度や室内水蒸気(湿気)の関係で木部が伸縮し、「反り」や「伸び」が発生することで、建付けが悪くなったりもします。
今回は1年目点検。築後2年間は木部が大きく伸縮することが多くあります。お客様と協議の結果、次回の2年目点検まで「様子を見る」事になりました。
(参考/2009年4月16日、富山市婦中町T邸2年目点検、引き戸の開閉)
A 現状を確認。この引き戸は調整ネジがあり、室内湿度の変化による木部の伸縮に対応した仕様です。
ドライバーで傾き等を調整し、改善しました。
リビングと和室を仕切っている襖の開閉です。1年目点検(昨年6月)では「様子見」となっていた案件です。(参考/2008年6月4日、富山市婦中町T邸1年目点検、和室の引き戸)
当時は、リビングと和室の湿度の差で起こり得る「反り(湿度が低い)」と「伸び(湿度が高い)」という木部の伸縮現象で引き戸が開閉しにくくなっており、2年目点検まで「様子見」としていました。
スタッフの「開閉に支障はないですか?」の質問に、奥様はご自身で開閉され、何も問題ないことを強くアピールされました。
今回は暖かく乾燥した気候。室内空調がついてなかったので、それぞれのお部屋の湿度差がほとんど無かったものと思われます。
(参考/2009年2月14日富山市A邸2年目点検、引き戸)
(参考/2008年11月17日富山市K邸5年目点検、引き戸の開閉)