点検ブログ

  • 【壁のキズ】2012年3月13日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    Q 壁に穴が開いてしまった。子供が思いっきり強くドアを開けてしまった(大汗)
    A 現状を確認。ドアを開けてみて、どのようになったのか?を再度検証しています。
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    珪藻土(塗り壁)の壁であるせいか、表面の塗装が剥がれて下地が見えている状態でした。相当強く、思いっきり開けたものと思われます。
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    2年目点検時では「ノブが当たった跡」だけが付いていました。当時、点検スタッフからの提案で「床にストッパーを取り付ける」助言をしていましたが、お客様は「邪魔になる」ということで現状のままでした。

    ドアの上部には戸当たりが取り付けられています。普通にゆっくりと開ける分には問題ないのですが、お子様が手加減しないで「バタンと開ける」のを想像すると、正常に機能しなくなるのも想像できます。
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    お客様との協議の結果、床にストッパーを取り付けることとなりました。

  • 【開き戸/2階トイレ】2012年3月12日(月)お家の点検5年目(富山市S邸)

    開閉時にドアの端っこがドア枠に少し引っかかる状態を発見。このドアの調整には専用の六角レンチが必要ですが、数多くのメンテナンス現場を担当している砂田。道具箱の中から数本の六角レンチを取り出し、レンチの先端の形状を見て同じ型の六角レンチを素早くピックアップ。
    扉とドア枠の間の丁番を回して、扉を前後・左右に動かして扉の位置(傾き等)を調整。
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    次に閉まり具合を確認。ラッチ受けが少し引っ掛かったのでラッチ受けのビスを微調整して現状を改善。
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  • 【勝手口ドアの閉まり具合】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    Q 勝手口ドアを完全に閉めてもわずかな隙間から冷気が入ってくる。
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    A 現状を確認。勝手口ドアの受け側にあるゴムパッキンが経年変化等によって少し縮んでいる状態。アルミ製のドア(東側)も気候の影響で少し反ってきているものと思われます。後日、メーカーにて対応することをお約束。
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    ゴムパッキンは消耗や紫外線によって少しずつ劣化してきます。アルミドアでは熱膨張もあります。ネットで調べてみると、鉄やステンレスが0℃から32℃になった時の熱膨張は約4mm、アルミはその2倍程度だそうですね。

  • 【壁クロスのキズとリビングドアの開閉】2012年2月17日(金)お家の点検1年目(富山市I邸)

    Q ドアの開閉(機能的)に異常はないが、子供が強く閉めるせいか壁にキズが付いた。何とかなるの?
    A 現状を確認。ドアストッパーはマグネットタイプになっています。磁力の力は強いのですが、それ以上に押す(室内側から)・引っ張る(玄関側から)力が大きいものと思われます。
    お客様へ「ドアストッパーを交換しますか?」の質問では費用もかかるので、できればキズを直すだけで交換まではしなくても良いとのことです。
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    そこで、実際にドアを最大限に開いてドアストッパーが機能した状態で止めてみました。ドアノブと壁との距離は約数センチ。壁クロスが凹んでいる状態が分かりますか?
    (デジカメでの撮り方(テクニック?)は・・・追求しないでください・・・汗)
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    お客様からのご要望で目立たないように補修することになりました。
    傷口の周囲をカッターで四角形(下だけは切りません)に切り取ってコークボンドを充填。
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    指圧で仮止めした後、タオルやローラーでシッカリと押さえつけて目立たないように補修完了。
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    ドアノブをよく見ると右側のノブが少し抜けている状態を発見。この伸びた分の影響で壁にぶつかったものと思われます。
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    そこで、元の正常な状態に直すことになりました。いったんドアノブの根元のネジを緩めて、両方のノブを取り外した後に再度取り付けて補修完了。
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  • 【新築を建てて1年目のアフターメンテナンス(定期点検)】2012年2月17日(金)お家の点検1年目(富山市I邸)

    今回の1年目点検。壁クロスの隙間等を目立たないようにコークボンド補修する箇所が多かった気がします。これには様々な原因があるのですが、一般的に言われているのは暖房器具による水蒸気の発生の有無です。お客様宅は蓄暖で過乾燥になる傾向があり、木部に含まれる水分が放出され、収縮します。
    湿度が高いと木部に含まれた水分を吸収、湿度が低いと水分を放出する「調湿機能」が木にはあります。
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    室内の調湿によって木部(下地材)が伸縮しますので、それに伴なってビニール製のクロスも伸縮するのですが、下地ボードのジョイント部分はクロス同士がつながっているのではなく、端と端をくっつける「切る施工」になっています。これは「起こり得るクロスの隙間」を想定しての施工であり、これが一枚のクロスだった場合はクロスがよじれる原因にもなるからです。

    これはキズ跡の補修です。
    何だか、皮膚をメスで切り出してクスリを注入し、処置しているようにも見えます。
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    これはドアノブの調整です。
    様々な工事現場で得た経験的知識が定期点検現場で発揮?披露?されています。室内ドアはメーカーによって仕様面で少し違うこともあります。でも、基本的な構造は同じなので「とりあえず、自分がDIYで直すぞー!」という熱意がジンジン伝わってきます。
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    動きを断片的に撮影しているので、多少のブレがあると思いますが、なにとぞご容赦くださいね☆

    ひと通りの検査と対応が終わった時点で、本日の検査レポート(点検表)に記入しています。その後はお客様からの署名を頂いて、本書をお渡しします。
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    お渡しした用紙はボールペン字ですが、1年後の2年目点検になると「1年目点検の履歴が活字化」されていますので、癖字ではなく読みやすいかも?(笑)

    最近の出来事やお客様の質問等に対して、和気あいあいとお喋りタイム。点検が終わった安堵感もあってか、点検スタッフたちは気さくにお話していますね。
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    帰り際、大雪のせいか、約1時間半の間に5cm以上も積もっていました(汗)。セッセセッセと車の雪下ろしをしている点検スタッフを見て奥様がお手伝いしてくれました。びっくりで大変申し訳なかった反面、とっても嬉しかったです☆
    ありがとうございました!!

  • 【リビングドアの調整方法】2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)

    今現在はドアの戸先が下がって床を擦ってはいないのですが、今後のメンテナンスのために、丁番の調整方法をご紹介。扉を上下に動かす丁番は開閉するほうの内側にあり、キャップを取り外してドライバーで回します。
    [丁番のキャップを外す]  [ドライバーで回す]
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    ドアの奥行き(前後、左右)を動かせる丁番は開閉するほうの外側にあり、左右のビスを緩めて真ん中のビスを動かすことで調整が可能となっています。
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  • 【5年目点検の次は10年目点検、点検の種類とは?】2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)

    今回は5年目点検。
    次の点検は5年後の10年目点検です。お客様は弊社の点検が「5年目で終わる」と勘違いされていたご様子であり、「10年目点検もある」と聞くと、驚きと同時に大変喜んでおられました。

    お家は装備や仕様・形状等によって、今後のメンテナンス(新築からの現状維持)方法が違ってきます。
    室内の場合は、使用頻度や生活スタイル等に比例して次第に経年変化して磨耗や損耗します。これの進度を遅らせる(現状維持)のがメンテナンスという考え方です。
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    外の場合は自然環境(紫外線や風雨、雪、凍害)等があり、次第に防水塗膜が劣化してきます。塗膜が切れると、建材にまで被害が及ぶ可能性があるので定期的な周期で再塗装という工事が発生してきます。
    自然環境の場合は人間のチカラでは防ぐにも限界があります。
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    お家の点検には「住まいの管理手帳」によると実施時期によって3種類あるそうです。
    「臨時点検」・・・台風や地震、火災などの後に必要に応じて行なう点検
    「日常点検」・・・日頃の清掃などに合わせて頻繁に行なう、建物要所の目視などによる簡易的な点検
    「定期点検」・・・ある周期のもとに実施する詳しい点検
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    「臨時点検」や「日常点検」については住まわれているお客様が庭木のお手入れや除草、お掃除の延長と考えれば、取っ付きやすくなると思いますが、「定期点検」となると専門的な知識や経験等が必要となってきます。
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    弊社では専門スタッフがチームを組んで、定期的に訪問してお客様からのご質問に応じたり、起こっている現象に対処したり、起こり得る現象に対しては他の事例等をご紹介して、メンテナンスの啓蒙活動に取り組んでいます。