Q この場所の戸当たりだけがよくはずれる。
A 現状を確認。ドア枠の施工は戸当たりを叩いて押し込んで納めています。実際に戸当たりを取り外して「戸当たりの下地にドア枠を固定しているビス」があることを紹介。戸当たりが外れないようにボンド固定しても良いのですが、ドア枠材を調整する大掛かりな工事が発生した場合は戸当たりを外す事例もあるので、手で叩いて納めて頂くようお願いしました。
[1階廊下とホールの仕切り]
Q 扉を開けてもストッパーにくっ付かず、自然に扉が閉まってくる。
A 現状を確認。ドアストッパーはマグネット式になっていますが、扉を開けたままにしようと最大に開けてもマグネットが効かない(扉を固定できない)状態でした。
[リビング]
そこで、扉を取り外して後から丁番も取り外しました。数回ほど扉と枠材の丁番の位置を合わせながら扉が下がり過ぎないように補正。下がりすぎると開閉時に扉の底部が床を擦る可能性があります。
扉を開閉しても床面を擦らないよう、マグネットが反応(カチッと立ち上がる)するよう、マグネットの位置を微調整しながらビスを留めました。
最後にお客様へ扉の開閉・固定状態を確認して頂きました。カチッとくるところはさすが職人技ですね!!