Q 子供達の悪ふざけでドアストッパーが取れてしまった。
A お客様は取れたストッパーを保管されていましたが、肝心のビスが無く、取り付け直しが難しい状態でした。そこで、今回は「ストッパーとビスのセット」が在庫としてあったので、サービスの一環で無償対応することになりました。
[1階トイレ]
Q 引き戸を開ける時に重く感じることがあった。
A 現状を確認。「扉の閉まる勢いを弱くする」ソフトクローザーが原因と思われます。そこで扉を取り外して部品を再検査しました。
[引き戸/洗面脱衣室]
ソフトクローザーについては他の点検現場でも同様の事例があったので、様々な事例をお客様に紹介しています。
扉が閉まる時に上部の部品に引っ掛からせることによってソフトに閉める仕組みです。開く時に重く感じるのはこの部品が逆に引っ掛かっているからだと思われます。
「このトイレの扉を開く時も重かった」とのお話。点検スタッフによる開閉テストをしましたが、特に重くは無かったと思われます。力の加減・力をかける角度等によって「重い」という感じ方が違うものと考えられます。
[引き戸/トイレ]
Q 壁に穴が開いてしまった。子供が思いっきり強くドアを開けてしまった(大汗)
A 現状を確認。ドアを開けてみて、どのようになったのか?を再度検証しています。
珪藻土(塗り壁)の壁であるせいか、表面の塗装が剥がれて下地が見えている状態でした。相当強く、思いっきり開けたものと思われます。
2年目点検時では「ノブが当たった跡」だけが付いていました。当時、点検スタッフからの提案で「床にストッパーを取り付ける」助言をしていましたが、お客様は「邪魔になる」ということで現状のままでした。
ドアの上部には戸当たりが取り付けられています。普通にゆっくりと開ける分には問題ないのですが、お子様が手加減しないで「バタンと開ける」のを想像すると、正常に機能しなくなるのも想像できます。
お客様との協議の結果、床にストッパーを取り付けることとなりました。
Q ドアの開閉(機能的)に異常はないが、子供が強く閉めるせいか壁にキズが付いた。何とかなるの?
A 現状を確認。ドアストッパーはマグネットタイプになっています。磁力の力は強いのですが、それ以上に押す(室内側から)・引っ張る(玄関側から)力が大きいものと思われます。
お客様へ「ドアストッパーを交換しますか?」の質問では費用もかかるので、できればキズを直すだけで交換まではしなくても良いとのことです。
そこで、実際にドアを最大限に開いてドアストッパーが機能した状態で止めてみました。ドアノブと壁との距離は約数センチ。壁クロスが凹んでいる状態が分かりますか?
(デジカメでの撮り方(テクニック?)は・・・追求しないでください・・・汗)
お客様からのご要望で目立たないように補修することになりました。
傷口の周囲をカッターで四角形(下だけは切りません)に切り取ってコークボンドを充填。
指圧で仮止めした後、タオルやローラーでシッカリと押さえつけて目立たないように補修完了。
ドアノブをよく見ると右側のノブが少し抜けている状態を発見。この伸びた分の影響で壁にぶつかったものと思われます。
そこで、元の正常な状態に直すことになりました。いったんドアノブの根元のネジを緩めて、両方のノブを取り外した後に再度取り付けて補修完了。