点検ブログ

  • 3月27日(木) 定期点検1年目(富山市婦中町Y邸)

    3月27日(木) 定期点検1年目(富山市婦中町Y邸)
    所要時間 14:00~15:00 晴れ
    スタッフ 石丸、橋爪、長澤、川上
    協力業者 同行なし

    【Y邸の特徴】
    洋風の注文住宅のY邸。お客様のこだわりが随所に見られて、とっても素敵。小さいお子さんがいるのに上手く収納とディスプレイをされていらっしゃいました。また、こだわりの床材も年を経るにつれて味が出ており、これからまた伺う楽しみが増えました。

    【水溜り】
    Q 玄関前に水溜りができて、晴れの日でも渇きにくいのは何故?
    A 現状を確認。コンクリートの気温による膨張や収縮で若干の段差が発生したものと思われます。後日、対応する事をお約束。
    01_Y_水溜り_0101_Y_水溜り_02

    【塗り壁のひび割れ】
    Q 外壁の塗装にひび割れを発見。家に雨水が入らないのなら良いのだが・・・
    A 現状を確認。塗装材料と下地材の伸縮率の差によるものと思われます。雨水浸入等の防水等の機能的には全く問題はありませんが、見栄えの面で気になる箇所です。後日、目立たないように補修する事をお約束。
    02_Y_塗り壁のヒビ_0102_Y_塗り壁のヒビ_02

    【天然の床材】
    無垢の床材です。1年が経過して、適度に日に焼けて、優しい色合いになっていました。やっぱり天然の素材は良いですね。奥様も嬉しそうでした♪
    03_Y_無垢材_0103_Y_無垢材_02

    【床のキズ】
    奥様曰く「引越し当初は、子供が床にキズをつけるんじゃないかと、とっても心配でした」との事。でも今となってみれば「キズつけないように」から「仕方がない」に変わると回想(笑)
    富山市婦中町のF邸やT邸もそうでした。元気なお子様の笑顔、かわいいですね♪
    04_Y_床のキズ_01

    【特徴1】
    R型の腰壁は職人泣かせの施工みたいです(笑)
    05_Y_施工の特徴_0105_Y_施工の特徴_02

    【特徴2】
    室内の雰囲気(左下は施工中の現場)です。柔らかさが漂ってきます。
    06_Y_室内の特徴_0106_Y_室内の特徴_02

    【内部の窓】
    Q 窓が開けにくい。
    A 現状を確認。木部の伸縮と金物との摩擦等が原因と思われます。ドライバーで調整しました。
    07_Y_内部の窓_0107_Y_内部の窓_02

    【住み心地アンケート】
    Q その後いかがですか?
    A 訪れる知人にはリビングのヒノキの床や珪藻土の塗り壁が褒められますね。
    08_Y_住み心地A_01

    A リビングは明るくてとても良いけれど、玄関が少し暗く感じます。
    08_Y_住み心地A_0208_Y_住み心地A_03

    【終わりに・・・】
    随所に奥様のこだわりが伝わってきました。やっぱり、使う材料が一つ違っても、室内の空間が結構違うんだなぁ~って感じです☆
    09_Y_終わりに_01

    最後に奥様から質問。
    Q 大きな絵を飾りたいのだけれど、ドコに飾れば良いですか?
    A 30cm毎に5cm幅の下地が入っています。下地のある場所にビスを打てば良いのですが、無い箇所に打つと大きな絵の場合、外れてくる可能性があるので危ないです。
    現場監督は「下地探し」の道具(ホームセンターに売っています)を使いますが、持っていない場合、壁を叩いて調べるようですね。う~ん・・・私にも出来るかしら・・・?(笑)
    09_Y_終わりに_0209_Y_終わりに_03

  • 2月3日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)

    2月3日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)
    所要時間 15:00~15:54 雨
    スタッフ 石丸、坪島、長澤、渡辺
    協力業者 同行なし

    【S邸の特徴】
    赤みを帯びた茶色の落ち着いた雰囲気が漂うSさま邸。お子様も伸び伸びと育っておられるご様子。
    ご家族の健康も考えて、湿度計で湿度をチェックされていらっしゃる所は、実は家にも優しいのです。
    また、家のメンテナンスもご主人がある程度のことはされるという、家にも家族にも優しい家庭です。

    【タイルの割れ】
    タイルの割れが1箇所ありました。グレーチング(鋼材を格子状に組んだ溝蓋)を持ち上げて状態を詳細に確認。車のタイヤがタイルのアンバランスな箇所に踏み込んだ圧力で割れたものと思われます。
    グレーチングの底には厚さ3mmのゴムパッキンが施してはありますが、後日、原因を追究し、再発防止に努める事をお約束。
    01_S_タイル101_S_タイル2

    【目地の埋め】
    1年目点検の際に指摘のあった目地の隙間。当時は、外で対応できる補修作業であった為、ご主人が補修現場に立ち会えていなかったという話。そこで、補修後の状態をお客様と一緒に確認しました。
    02_S_目地

    【基礎の表面】
    車庫の基礎部分の表面(厚さ5㎜)の仕上げモルタル部分にクラック(ヒビ割れ)を発見。お客様は雨の浸入を心配されていましたが、仕上げ部分だけというスタッフの説明に理解・納得、そして安堵されたご様子。後日、補修に伺います。
    03_S_基礎

    【リビングの床鳴り】
    Q 以前、床鳴りがあった。
    A 状況を確認。今回は床鳴りの現象が見受けられませんでした。季節(湿度)の変化によるものと説明し、後日、大工と一緒に訪問、床下の床を支える鋼製束の一通りの増し締めを実施する事をお約束。
    04_S_床鳴り

    【引戸の開閉】
    Q 引戸の閉まりが悪いのですが。
    A ドライバーで調整を実施。お客様は自分でメンテ出来る箇所はご自身で試しておられるご様子。
      調整箇所と回し方、引戸の仕組みを説明したところ、熱心に聞き入っておられました。
    05_S_引戸105_S_引戸2

    【クロスのキレ等】
    1階リビングや2階居室で壁クロスのキレ等を発見。お客様は、冬場は大型の天井エアコンをつけておられ、木製の下地材が過乾燥(エアコンの除湿)により、収縮度が強くなっていると思われます。
    後日、専門業者とともに目立たないように補修する事をお約束。
    06_S_クロス106_S_クロス2

    【床鳴り】
    2階の居室でキシミを確認。
    Q 2階の床のキシミ補修はどのような方法で行なうのですか?
    A 1階のように床下に潜って、調整する事は出来ない為、表面から細くて目立たない釘を打ち込む施工となります。この部屋の素材は無垢であり、一般的な床材よりも素材自身の伸縮が季節の湿度の影響で大きくなる性質もあります。
      床材の間も乾燥による収縮が目立っていましたが、自然素材ならでは特徴である事をお客様も知っておられ、部屋の用途が子供部屋でもあり、このままで良いと納得されました。
    07_S_床鳴り107_S_床鳴り2

    【換気システム】
    Q 定期的に掃除をされていますか?
    A 今までに3~4回程度、実際に蓋を外してフィルターも掃除しています。
      掃除の際にOFFにしたまま、ONにする事を忘れていた時があり、でも空気清浄機が空気のよどみを感知したようです。住まわれる方には空気の流れは実感できませんが、機械はちゃんと見ているのですね(笑)
    08_S_換気システム

    【感想等】
    お客様の施工によるロールスクリーン。リビング階段の要望が多いなか、階段口からの冷暖房の逃げが気になることもしばし。他の事例では、階段口にカーテンや引戸を施される方もいらっしゃいます。
    お客様の工夫が光る場所ですね。
    09_S_感想