Q 階段の天井にある照明の電球が切れたら、どうやって交換すれば良いのか?
A 現状を確認。2階ホールから手を伸ばしても届かない場所。足場を組まないと電球交換は無理・危険であると思われます。
もし、電球交換の時期があった時はご遠慮なく問い合せて頂くようお願いしました。
太陽の紫外線等の影響によって、外壁材の塗膜や外壁材同士の間のコーキング(弾力性あり)が次第に劣化・硬化してきます。外壁材の塗膜の防水効果が失われると、次第に基材が傷んでいってしまい、余計に費用がかさんでくる事例を紹介。
お家の外装は防水塗装で保たれていますので、定期的な防水塗装の塗り替えが必要となります。
また、屋根材も同様でコロニアル仕様の場合は基材の表面に塗膜が施してあります。太陽の紫外線等による劣化もありますが、屋根雪が凍って下に落下(屋根の上を移動)する際に塗膜を傷つける事例もメンテナンスの現場から報告されています。
10年目点検で改めて状態を確認しますが、15年前後(一般的な目安)を目安に改装計画を考えて頂くようお願いしました。
今回の点検でお客様宅への公式な訪問は3回目です。
(非公式というのは、総務部が同行しないで直接のお客様と弊社スタッフとのやり取りを言います)
1年目、2年目、5年目とお客様宅に訪問するたびに家族構成や生活スタイルの変化が見受けられます。
訪問の都度、お客様との応答は違ってきている感じがしています。
こうして点検現場に総務部の人間が同行していると、お客様視線での様々な気づきが出てきます。
長い歳月が経過する中で、お客様にご不便をおかけしていたり、ずっと喜び続けていらっしゃったり、お客様のいろんな表情や仕草等がありました。
そんな時は点検現場での対応で改善したり、他の点検現場での事例を紹介したりして、弊社で建築されたお客様間のつなぎ役として、点検スタッフ・チームが活躍しています。
お客様宅でこんな事例がありました。
蓄暖の上にある棚。棚板が落ちる心配は全く無いのですが、棚板と壁の間のコーキング(仕上がりをキレイに見せる)が蓄暖による過乾燥で切れてしまう現象が過去にありました。
その時は石丸が1年目や2年目点検後のフォローで補修方法であるコークボンドの充填の説明をして、実際にお客様の目の前で目立たないようにコークボンド補修していた記憶が思い出されます。
その後はお客様自身もコークボンドの特性を覚えられて、その次はDIYでされておられるそうです。
定期点検の現場では「点検オンリー」になりそうですが、いろんな昔話に花が咲くこともあります。
このような良い関係がいつまでも長く続いていけばいいな、といつも心の中でつぶやいています。
2012年3月13日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町Y邸)
所要時間 10:04~11:02 小雪
スタッフ 石丸、橋爪、渡辺
【Y邸の紹介】
新築当時、お客様宅の完成見学会では大好評だったのを覚えています☆
塗り壁調の外壁がハンドメイドのような職人ならではの風情を醸し出しています。
玄関のテラコッタタイルや乱形石、そしてR型のレンガの突き詰め。センスの良いアプローチです。
室内の塗り壁仕様、リビングへの採光計画、大きな吹き抜け等々、当時の最高傑作とも言われました♪
室内の塗り壁の施工では「職人泣かせ」とまで言われるくらい、R型、曲線の塗り壁手摺り等々、凝りに凝った室内空間が演出されています。
床材は無垢のフローリングです。足触りがとても良くって、木肌を見ていると癒し効果抜群ですね☆