お客様宅での暖房器具はエアコンと電気ストーブ。結露についてお聞きすると、特に無いそうです。サッシ枠の結露跡を検査しても小さなカビは見受けられませんでした。
また、石油ファンヒーターの場合は「灯油が1ℓ燃焼すると、水分が1ℓ発生すること」を説明し、蓄暖に切り替えられた事例もご紹介。
石油ファンヒーターは手軽で安価ですが、使用される場合は結露に注意し、結露跡は丁寧にタオルで拭き取って頂くよう(カビ発生の防止)お願いしました。
お客様カルテ・・・この言葉を聞くと、風邪をひいたり、病気になった時に医師が過去の記録を見たり、現在の状態等を聴き取りしたり等々・・・こんな光景を思い出します。
お家の場合は今回の点検での現象や聴き取りした事柄等を点検記録として残しています。
お客様の署名を頂く前に保証内容や今後の起こり得る現象・事例等を紹介しています。
定期点検のほかにお客様から問合わせがあった事柄も点検表には記載してありませんが、別のデータとして過去の履歴を綴っています。
「記録」することはプライベートだったら面倒ですが・・・(笑)
全ての点検現場等のお客様宅での現象等を日付や文字、画像情報として記録して、レポート形式にまとめ、全てのお客様に対してご満足頂けるアフターサービスの向上を目指して取り組んでいます。
お客様からの安心と信頼を得られる工務店として、今後もアフター現場に真っすぐなスタッフ達です。
2011年5月21日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町J邸)
所要時間 11:00~13:00 晴れ
スタッフ 砂田、岩見、小林、菅原
【J邸の紹介】
ホワイトを全体の基調に、ブルーの目隠し壁や玄関への入口がステキなお客様宅☆
雨垂れが付いて目立ってくると、高圧洗浄機を使って外壁のお掃除をされておられます。
お家が映えるのは外構(お庭)のお手入れ次第☆
こうして、プランター植えのお花(マリーゴールド?)が並んでいたり、植栽が剪定してあったり☆☆
お家の中☆
お家って、住まう空間。ご飯を家族と一緒に食べたり、睡眠を取ったり・・・そして、忙しい毎日に押しつぶされそうになっても、癒しの空間で一日の疲れを取ってくれますよね♪
カワイイ小物やお花☆
ご家族の笑顔が私たちに届いてきそうな感じがします☆☆
外壁材同士の間に施工されているコーキングの現状を指押し検査。現在のところ、弾性も十分にあり、経年変化(劣化)の影響は特にありませんでした。
季節の変化や季候の湿度変化によって、下地材が伸縮することで表面に施工してある外壁材が少し動きます。この外壁材同士の間に施してあるのがコーキング(シーリングとも言います)といわれるもの。
弾性(弾力性)があると、外壁材の動きに合わせて伸び縮みして隙間が発生するのを防いでくれます。
でも、太陽の紫外線等の影響でコーキングが次第に劣化し、硬化という現象が起きてくると、外壁材の動きに追随できなくなって、ヒビ割れ現象が発生してきます。日当りが多い外壁面や周辺環境(日光を遮る木々やお家等)によって、劣化の進行速度は異なってきます。
点検を実施。
[雨水枡]
雨樋や外部水栓からの排水が一時的に雨水枡に溜まって、排水溝に流れていくのですが、周辺環境(落葉樹や田畑等)によっては、泥や枯葉が溜まります(雨水枡に流されてくる?)
お客様は定期的に雨水枡の底に溜まった泥等を取り除いておられるご様子。特に異常はありませんでした。
[汚水枡]
こちらはキッチンやお風呂、洗面台、洗濯機、トイレ等からの排水が通る汚水枡。蓋をマイナスドライバーで外してみると、油脂等が溜まっている場合もあります。その時はホースの水流で洗浄することで改善されます。
でも、溜まりすぎて詰まってしまうと、専門業者へ依頼(有償)となってしまいますので、定期的なお手入れ(無償・・・ただし、水道料はかかりますが・・・汗)は欠かせませんね☆