点検ブログ

  • 【クロスの浮き等】2013年4月13日(土)お家の点検1年目(富山市Y邸)

    Q クロスが浮いている。
    A 現象を確認。補修跡を目立たないようにする方法は「浮いた部分にカッターを入れて空気層を押しつぶしてローラーで均しながらコークボンドを充填」することになります。
    [2階LDK]
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    Q クロスの下地が浮いている。
    [階段踊り場]
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    A 現状を確認。室内外の湿度変化等によって下地ボードのジョイント部分が少し浮き出てくる現象です。構造的には問題ないのですが、景観的に目立ちます。仮に階段の壁全体を貼り替える場合、予算的に大掛かりな工事にもなるので、対応の難しさが考えられます。
    また、この現象を考慮した過去の工夫された設計施工実績では「真ん中部分に廻り縁を入れる」等をしてクロスを上下に分ける方法がありました。デザイン的には好みがありますので、選択肢のひとつとして考えられても良いかと思われます。
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  • 【床のきしみ】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町S邸)

    Q 床鳴りがする。
    A 2階ホールの現状を確認。床材の基材が擦れている「きしみ音」でした。これを直す場合は床上からボンド剤を注入して細い釘を打つことになります。協議の結果、跡が付くのでこのままの状態で良いことになりました。
    [2階ホール/洋室前]
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    次は階段の一番下の桁。普段の生活の中でドーンと体重をかけて乗っている・降りていることによって桁が擦れている状態であると思われます。階段の桁鳴りの修繕では階段下収納に入って階段裏からの釘の打ちつけが一般的ですが、今回の事例では一番低い位置であり補修が難しい場所。協議の結果、そのままの状態で良いことになりました。ありがとうございます。
    [階段1段目]
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  • 【床暖房の効果測定】2013年3月2日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    全室が床暖房。住み始めて1年目の冬は1階も2階も全ての床暖房を点けていたが、2年目の冬は1階だけにすると経済的になったと、お客様の嬉しいご感想。1階の暖気が2階に上がっていくことで2階の床暖房を点けなくても済んだようですね。
    [床暖房のコントロールパネル]
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    階段はリビングではなく廊下に面している間取り。階段口の入口には引き戸があり、この扉を閉めることで2階との寒暖の空気の対流を防ぐのに役立つのですが、1階全体が床暖房で非常に暖かい状態である為、暖気を2階に逃がす格好で節約になっている事例です。季節を問わずいつも開けっ放しとのことで、開放的で良いと思われます。
    [扉を開けた様子]     [階段の様子]        [扉を閉めた様子]
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    和室にも床暖房を入れたが、畳が断熱性能の高いスタイロ畳であり、床暖房の恩恵はあるのか?と疑問視されていたお客様。
    [1階リビング・キッチン] [和室]           [2階居室]
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  • 【クロスの引っかけキズ】2012年12月5日(水)お家の点検5年目(富山市T邸)

    ペット(ネコ)による引っかけキズを多数発見。お客様も気にされているご様子でした。
    [階段口]          [洗面脱衣室]
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    [2階ホール]
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    当初は「ペットによるキズは仕方がない」と割り切っておられたそうですが、やっぱり来客の目が気になるようです。後日、ペット対応クロスをご提案することをお約束。
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  • 【クロスの隙間】2012年11月17日(土)お家の点検2年目(富山市K邸)

    Q 壁クロスに隙間がある。
    A 現状を確認。コークボンドを充填して目立たないように補修することになりました。
    [2階居室/コークボンド充填前]
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    [2階居室/コークボンド充填中]
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    [リビング/コークボンド充填前]
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    [リビング/コークボンド充填中→後]
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    丈の低い脚立と階段手摺りを足場にして手の届く範囲まで対応しています。
    [階段口/コークボンド充填後]
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    コークボンドの品質保持期間はメーカーのホームページを見ると、一般的な使用環境では2年となっています。今後もこのような隙間等の現象が発生して見栄えが気になってしまうのですが、隙間風の進入はありません。このように高所作業は難しいのですが、DIYでも手軽に補修することができます。

  • 【壁クロスのヒビ割れ】2012年11月17日(土)お家の点検2年目(富山市K邸)

    壁クロスで少しヒビ割れしているのを発見。
    [2階居室/コークボンド充填前]
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    目立たないように補修することになりました。コークボンドをヒビ割れ箇所に沿って充填しています。
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    指を使って薄く均等に塗ってタオルで拭き取りして完了。
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    階段口のクロスの施工方法。上下を区切る境目は分かりますか?
    デザイン的なワンポイントもありますが、湿度変化という自然現象によって起こるクロスの変化を少し軽減できる効果もあります。(クロスを途中で切ることで下地ボードの動きによるクロスの変化が多岐に渡らないようにできると思われます)
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  • 【階段手摺りの金物】2012年12月8日(土)お家の点検1年目(立山町S邸)

    Q 手探りを支えている金具のカバーが取れた。
    A 現状を確認。他のカバーは問題がなく、この箇所だけが外れやすくなっていたようです。
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    カバーを外すと金物の内部は空洞になっています。仮に外れても強度的には問題ありませんが、見た目にバランスが悪いと思われます。後日、この部品を丸ごと交換することをお伝えしました。
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