階段の壁の高所に位置するチェーン式の開閉窓。チェーンが擦れる白色の枠材の色が摩擦によって少し黒っぽくなってきていました。白色にしないほうが良かったかも・・・とお客様。
現段階では塗膜があるので変色だけですが、将来的には塗膜が剥がれることもあります。「あったら良いな♪」と感じる場所。DIYで摩擦避けになるアイテムを取り付けることが良いかもしれませんね。
[通常の(使わない)位置] [引っ張った(開けている)位置]
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれる場所]
吹き抜けがステキと褒められた。光を遮るカーテンは上下に開閉するロールカーテンとなっています。
[スイッチの位置]
2階ホールの照明スイッチが階段の最上段の近くに設置されています。2階ホールから1階に降りる時の腰の辺り近くでOFF、1階から2階への最上段に差し掛かった地点でONが出来るので使い勝手が良いアイデアとなっています。
[コンセントの位置]
かゆい所に手が届くようなコンセントの位置。「あったらイイナ」的な場所にコンセントがあるのって無駄に延長コードを使わなくて済むので良いですよね。
トイレがトイレじゃなく個室という居心地の良い場所。飾り物が数多くあると、ひとつの癒し空間となります。楽しい気持ちにさせてくれますね♪
[お客様仕様]
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれる場所]
収納が多いと驚かれた。
[階段下収納] [和室収納]
Q ついでに床下収納もあれば良かったのでは?
使い勝手を考えるとキッチン内に床下収納が増えるのは非常に便利ですが、点検現場の事例を見ると「収納メリットよりも床鳴りデメリット」についての申し出が多いことを紹介。床に穴を開ける(穴が開いている)ことで床下や床材同士の支えが無くなることで、床を踏み込む(体重の移動)ことにより床材がしなる・きしむ現象が発生する可能性があります。
[お客様仕様]
玄関とリビングを結ぶガラスブロック。室内の光が玄関に届きます。
[玄関から] [リビングから]
リビング階段には採光・デザインとしてガラスブロックが両サイドに4個ずつあります。また、光熱費の節約・プライバシーの保護として階段入口にロールカーテンを設置。
住み心地アンケートのご記入をお願いしました。
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれる場所]
照明がオシャレ♪間接照明は上下を照らす仕様になっています。照明のビミョウな配置も見事です。
[リビング]
[玄関が二つある]
表玄関と内玄関の様子。限られた間取りスペースの中で使い勝手が上手に表現されています。
[表玄関] [内玄関]
[収納の広さ/かくれんぼできる家]
中2階の下にある大きな収納スペース。リビング側とDK側に収納の入口があります。「かくれんぼできる家」という当時の弊社キャッチコピーをお客様は連呼されていました。
[リビング] [大きな収納スペース]
[エコカラット]
室内の調湿、ニオイ吸着等々の効果・機能があり、インテリアとしてのデザインも良いのが特徴です。
[洗面脱衣室] [1階トイレ]
A 現状を確認。コーナー部分のコークボンドが経年変化等でプチプチ状になっていました。新築時のクロス施工は湿度変化によって下地材が伸縮すると、石膏ボードの表面に貼ってあるビニール製のクロスも変化します。クロスの動きに備えてコーナー部分はあらかじめ「切る施工」になっています。
「曲げる(折り返す)施工」の場合、クロスが変化することで「よじれ」等が発生することもあり、跡がついてしまうこともあります。
[階段口]
そこで、現場の施工ではあらかじめコーナーに隙間を開けて「クロスの伸縮に対応」させて、その隙間部分にコークボンドを充填しておくことで見栄えが良くなるように保っています。
ただし、コークボンドにも耐用年数がありますので、数年後にはまた同じ現象(隙間が開く)になることもありますので、DIYでお手入れして頂くようお願いしました。
2012年9月27日(木)お家の点検1年目(富山市八尾町M邸)
所要時間 13:28~14:53 晴れ
スタッフ 岡野、成瀬、永原、渡辺
【M邸の紹介】
本日は秋晴れ・晴天☆
お客様宅を見て思わず青空にそびえ立つ山(マウンテン)を連想しちゃいました。玄関は山の入口らしく、タイル(人工石)で敷き詰められているようで、山小屋的なナチュラルな心地よさが感じられます。
リビングの梁がむき出しになって天井が吹き抜けになっている仕様、照明のチョイス、レンガを使った暖炉を思わせる飾り棚等々。
自然な環境に一歩、二歩と近づいている雰囲気がステキムードいっぱいになっています。
階段手摺りはアイアン(鉄)製の黒でまとめられています。内装でのアイアンの使い方は様々あるのですが、格調高く、引き締まって見える感じが何とも素晴らしいですね。
2012年9月21日(金)お家の点検5年目(富山市婦中町W邸)
所要時間 15:45~16:55 晴れ
スタッフ 砂田、橋爪、渡辺
【W邸の紹介】
平成19年9月にお引渡しをして、はや5年の歳月が流れました。建築当時の展示会では多くの来場者の方々に恵まれたのを覚えています。
塔がシンボルのノスタルジアという商品。外観の質感(人工石仕様)が5年前と今を比べても太陽の紫外線等による劣化や雨垂れ等による経年変化がほとんど感じないのには大変驚きました。
塔の1階部分は和室になっています。よく見ると、ネズミの作り物です。3年前の定期点検ではコレと違うカワイイ動物だったと思いますが・・・。ひょっとして、干支にちなんだ飾り物かもしれませんね。外から見える位置にあるということは、来客への癒し・思いやる、心優しい温かな家人を想像させてくれます。お聞きすると、これは奥様のお母様の手作り作品だそうですね♪
内観・内壁は一般的なビニール製のクロスと違って、漆喰の塗り壁となっています。所々に職人技を思わせる曲面施工が点検スタッフをうならせてくれます。
当時は「住む家」というよりも「見る家」という来場者の方々からの感想が多かったのですが、こうして実際に住まわれているお客様を見ていると「絵になる」と改めて実感させられます。