第3種換気システムとなっています。基本的に全ての給気口は「開く」でしたが、リビングの南側(ご家族が集う場所)は「閉じる」の状態でした。季候が寒くなるにつれて冷気が入ってくるようですね。
給気口の状態は・・・
[リビング北側]開く [リビング南側]閉じる
また、2階サンルームの排気口が赤の点滅「お掃除サイン」だったので、フィルターのお手入れをして頂くようお願いしました。洗濯物が乾燥して衣服の細かな繊維やホコリ等が換気扇の力で少し外に引っ張られるようですね。
[2階サンルーム]
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれる場所]
収納が多いと驚かれた。
[階段下収納] [和室収納]
Q ついでに床下収納もあれば良かったのでは?
使い勝手を考えるとキッチン内に床下収納が増えるのは非常に便利ですが、点検現場の事例を見ると「収納メリットよりも床鳴りデメリット」についての申し出が多いことを紹介。床に穴を開ける(穴が開いている)ことで床下や床材同士の支えが無くなることで、床を踏み込む(体重の移動)ことにより床材がしなる・きしむ現象が発生する可能性があります。
[お客様仕様]
玄関とリビングを結ぶガラスブロック。室内の光が玄関に届きます。
[玄関から] [リビングから]
リビング階段には採光・デザインとしてガラスブロックが両サイドに4個ずつあります。また、光熱費の節約・プライバシーの保護として階段入口にロールカーテンを設置。
お家の定期点検。1年、2年、5年、そして10年という経年変化の節目があります。
これは住宅メーカーが発行する保証書に記載されている各々の部材等の期限に言い換えられます。
定期点検が始まった約9年前。その当時は・・・
何をどのように点検?どんな感じで説明?現象の原因は?等々、点検スタッフの説明の仕方にも各々の経験が違うせいかバラツキが多く、まとめあげるのに苦労した思い出がありました。
今では点検ブログでオリジナルの実例に沿った唯一無二の事例集がネット上に完成しつつあります。
このノウハウが確立する前(点検開始当時)は片手にテキスト「住まいの管理手帳」というメンテナンス事例集を持ち歩き、点検スタッフの説明を補完していた頃がありました。
お家の点検現場。①部材・装備等の経年変化(劣化・消耗等)→立地条件(周辺環境)、生活スタイル・家族構成等。②検査(診断)の仕方の違い→点検基準は各スタッフの経験等や点検報告書。③お客様の住まい方の違い→弊社提案(仮想)とお客様使用(現実)。いろんな項目が複合的に絡まっています。
2012年11月15日(木)お家の点検1年目(富山市Y邸)
所要時間 10:55~12:11 小雨
スタッフ 岡野、渡辺
【Y邸の紹介】
弊社のモデルハウスをご購入されたお客様。様々なGoodがいっぱい詰まったお家仕様となっています。
右側のドアが表玄関、正面が内玄関への入口です。照明は雰囲気が良い間接照明になっています。
玄関内のガラスブロックはDK(ダイニングキッチン)からの温かな気配を感じたり、反対に表玄関へ入ってこられた来客・ご家族の雰囲気が感じ取れます。
[玄関側] [DK側]
お家のどの場所に居ても、ご家族の気配を感じ取れるお家。
これを形にすると難しそうですが、壁という仕切りにもひと工夫(ガラスブロック)が施してあります。
「つながり」というお家仕様。このテーマを突き詰めていくと、どんな形が理想的なんでしょうね。
[リビングから] [2階ホールから] [リビングの様子]