点検ブログ

  • 【床のキシミ】5月16日(木) 定期点検5年目(富山市Y邸)

    間仕切りドアの状態を確認。スムーズに動いており、特に問題は無かったのですが、レールが床に入っている為、周辺がきしむ現象がありました。
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    もし気になった場合は、「接着剤でレールと下地材とをガッチリと固める」、または「レールの内部に長いビスを打ち込んでレールと下地材を固定する」、いずれかの方法になると思われます。

  • 【室内ドア】5月14日(木) 定期点検5年目(富山市八尾町A邸)

    Q 以前は、ガラスが重い為か、ドアが沈んで床に擦れていた。今は擦れていない。
    A お客様からのご連絡を受けたのは、2006年9月22日で「ドアと床が擦れる」内容でした。
    ガラスが中に入っている仕様の場合、自重や室内湿度等によるドア自身の伸縮等で下がってくることもあります。当時は戸先が擦れないように丁番を調整し、改善しました。
    04_A_室内ドア_0104_A_室内ドア_02

    床材は無垢仕様となっています。
    (参考/2008年10月20日富山市Y邸5年目点検、開き戸)

  • 【床鳴り】5月14日(木) 定期点検5年目(富山市八尾町A邸)

    床下点検を実施。これまでの床鳴りに関する履歴を取り上げると、2005年5月8日、2006年1月6日の合計2回(リビングやキッチン)のご連絡がありました。当時は床材を支える木部の伸縮(湿度による)等が影響して床鳴りが発生していましたが、随時、鋼製束の増し締めを施して、状況を改善してきました。
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    今回は床鳴り現象もなく、それ以外も特に問題はありませんでした。

  • 【24時間換気システム】5月9日(土) 定期点検5年目(富山市N邸)

    お客様宅では、1階・2階ともに運転がONの状態でした。特に冬場は換気システムをOFFにしているとダクト内に結露が発生する事もありますが、実際に結露水が溜まったトラブルもご経験済みでした。
    05_N_換気システム_01

    以前、別のお客様宅の記事で取り上げました(参考/2008年12月13日富山市T邸1年目点検、虫除け)。
    これはブログ化する前の「2006年9月10日富山市N邸2年目点検」の記事からの抜粋です。

  • 【ネコ対策】5月9日(土) 定期点検5年目(富山市S邸)

    「ノラ猫の敷地への侵入が多い」とお困りのお客様。水の入ったペットボトルがたくさん置いてありました。
    03_S_ノラ猫対策_01

    私の近所でも同じように置いているお家があります。ペットボトルの中に入っている水がレンズの役割をして、ノラ猫の目を眩しくさせる仕掛けです。最初は驚くようですが、すぐに慣れてしまい、あまり効果が無いような声も聞いた事があります。

    ただ、虫眼鏡で紙を燃やす?(紙が燃える?)原理と同じで、水がレンズのようになって焦点が合った場合、火災を引き起こす事もあるようです。置き方や置く場所に注意が必要かもしれません。

  • 【室内ドア】5月9日(土) 定期点検5年目(富山市S邸)

    ドアの取っ手が緩んでいるのを発見。ドライバーで取っ手を留めているネジを増し締めしました。
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    ふと・・・視線を下に持っていくと・・・水の入ったペットボトルが置いてありました。
    「これは?」の質問に対し、「ドアストッパーの代わりです(笑)」とお客様。
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    「えっ?」リアクションに困っていたスタッフ(ストッパーが無いのでは?)に対して、「子供達がドアにストッパーの金物を掛けるのを面倒がっているので、ペットボトルだと足でヒョイとずらせるし、火事になったらこの水を使え」とユーモアたっぷりのお客様(笑)
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  • 【壁クロス】5月2日(土) 定期点検5年目(射水市M邸)

    リビングのコーナーに隙間を発見。室内外の湿度変化等による木部とクロス(ビニール製)の伸縮の差が一般的な原因となります。お客様も仕組みについてご納得。ありがとうございます。
    でも弊社のクロス保証は2年で期限切れになっているので、お客様へホームセンターで販売されているアクリル系コークボンドの購入をお勧めしました。
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    使用方法は、「コークボンドを該当箇所に注入し、はみ出た場合は濡れ雑巾で拭き取る」ことで、何度でも試す事ができて、最終的にはキレイに仕上がると思います。
    また、室内の全ての場所が全く同条件(湿度や空気の流れ等)ではないので、その後の経過も異なってきます。経過観察も日用大工の一環かもしれませんね。
    (参考/2009年2月18日、富山市K邸5年目点検、クロス)

    実際に施工している様子は、「2008年12月18日、富山市T邸5年目点検、クロスの剥がれ」等々にカキコしてあります。

    これは、弊社の点検スタッフが常備しているコークボンドです。
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    [ジョイントコーク・A]
    天井・壁面のコーナー・ドア枠・窓枠廻りのコーキング、壁紙の剥がれ防止、下地の隙間、凹凸補修等です。
    [ボンドコークホワイト]
    モルタル・壁用充填材等です。

    JIS K6833では接着剤が一定の条件で貯蔵された場合、性状(性質と状態)に大きな変化がないか、接着強さに変化がないかどうかを見て、「長期の安定性を試験して貯蔵可能な期間」を製造メーカーが表記しているようですね。

    これらはアクリル系エマルジョン形で、堆積(塗布して圧締まで)時間は10~15分、貯蔵安定性(性能が維持する期間)は2年となっており、使いやすいと思われます。

    (参考/接着剤ツールファーストhttp://www.toolfirst.jp/chishiki/koukateki.htmより抜粋)
    (参考/接着剤の基礎知識http://hot-relief.com/bondo/より抜粋)