点検ブログ

  • 【壁クロス】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市U邸)

    Q 壁を拭いた事はありますか?
    A えっ?無いけど・・・(汗)
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    ホコリが単体で付着している場合は、拭くだけで簡単に落とせますが、油と結合し、紫外線(太陽光や蛍光灯等)の影響で変色(ホコリやけ)することもあるそうです。お客様宅の調理機器はIHですが、油を使う料理もあると思います。油というのはキッチン廻りだけでなく、ミスト状になって室内を浮遊しているようですね。
    (参考/2008年11月14日富山市Y邸2年目点検、壁クロス)
    (参考/2008年8月28日富山市A邸2年目点検、クロス)

  • 【床鳴り、床下点検】12月12日(金) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q リビングで床鳴りがある。
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    A 床下に入って、床を支える鋼製束(ジャッキ)の調整を実施。今回の現象は、木部を支えている鋼製束の接続部分の釘が歩く時の加重で擦れている事が原因でした。
      前回の点検後のフォローで釘からビスへ一部取り替えた経緯がありましたが、残りの釘の部分で振動が起こっていました。
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    12月16日。既存の釘をビスに取替え。床鳴りは改善されました。
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    また、洗面脱衣室の床下に鋼製束を1本入れる事をご提案。今後、床鳴りが発生するかもしれない箇所へ事前に備えます。スケールで長さを確認。
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    12月16日。床下へ新たに鋼製束を施しました。これで今後は床鳴りの心配が少なくなりますね☆
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  • 【引き戸】12月12日(金) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q 和室の引き戸が開閉しにくい。
    A 現状を確認。上下の幅(高さ)を調整できるネジを指で回していましたが、なかなか状況が改善されないので、思い切って引き戸を取り外す事にしました。
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    調整ネジをドライバーで回して、現状を改善。開閉しやすくなりました。
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    (参考/2008年9月10日富山市S邸2年目点検、物入れ扉の引っ掛かり)

  • 【開き戸(2階子供室)】12月12日(金) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q 開閉に支障がある時がある。
    A 現状を確認。戸先近くのドアストッパーの金具が床を擦っており、傷が付いていました。お子様の使い勝手や湿度による木部の伸縮等が下がりの原因と思われます。
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    [床のキズの様子]
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    ドライバーで上下に動く丁番を調整し、隙間を開けて現状を改善。
    (参考/2008年11月16日富山市Y邸5年目点検、開き戸)
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  • 【開き戸の擦れ】12月11日(木) 定期点検1年目(富山市H邸)

    Q リビングのドアが床に擦れている。
    A 現状を確認。室内や床下の湿度変化による木部の伸縮でドアと床材との隙間が狭くなり、戸先が擦れているものと思われます。今回は、同行して頂いた光陽トーヨー住器㈱(建材屋)さんで丁番の調整(上下、奥行き)を施し、スムーズに開閉できるようにしました。
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    お客様宅の床は無垢材です。一般家庭に多い複合フローリング(※1)と比較すると、無垢独特の特徴(厚さ15mm、自然素材、湿度による伸縮等)が影響しているものと思われます。

    ※1 天然板を薄くスライスした表面材を耐水合板等に貼り合わせた床材。合板の床材とも言われます。

  • 【ツバメの巣】12月10日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町A邸)

    玄関にはツバメの巣。「ツバメが巣を作ると幸福がやってくる」って幼い頃、聞いた記憶があります。
    たしか、私が小学生の頃、ツバメ調査をしていました。田舎の学校だったからなのか、ツバメにはとっても好意的で、糞害などは思いもしませんでした(笑)
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    これまでの点検現場では、ツバメの巣があるお家がいくつかありました。

    まずは一つ目の事例。
    ベンドキャップの上にツバメの巣。ツバメにとってみれば、ちょうど雨風がしのげる良い場所かも?
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    (参考/2006年7月29日富山市T邸1年目点検、過去資料より抜粋)

    もう一つの事例。
    Q 玄関口にツバメが巣を作っていたのを一度は落としたが、また作り始めている。何か対策はないものか?
    A 現状を確認。外壁には巣の残骸がくっつき、玄関タイルには糞がこびり付いていました。汚れを落とすには手間がかかるご様子。
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    新たな巣作りの最中。
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    手軽な方法では、私の実家では農作物のカラス対策で使っていますが、CDをぶら下げたり、ビニールテープを張ったりして太陽光の反射で近づかないようにする方法。カラスは学習すると対策にはならなくなるので、周辺に頑丈な糸を張って羽が引っ掛かるようにもしています。
    (参考/2006年6月2日富山市婦中町F邸2年目点検、過去資料より抜粋)
    ただ、ツバメに効くかどうかは分かりませんが・・・一般的に鳥はギラギラした反射光を嫌がるようですね。

  • 【床鳴り】12月10日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町A邸)

    Q 以前、リビングとダイニングの境目で床鳴りがあったが、どこで鳴ってたのか忘れてしまった(笑)
    A 現状を確認。床下に入って床材を支えている鋼製束を一つずつ検査。特に緩んでいる(木部との隙間等)箇所はありませんでした。
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    湿度の変化(季節や天候等)による床材の伸縮が原因と思われます。
    木材には周囲の湿度が高いと吸湿し、逆の場合は放出するという調湿効果があります。湿度が高い季節や日には湿気を内部に溜めて膨張し、床鳴りは起きにくい状態。一方、乾燥する季節や日になると湿気を外部に放出するので収縮し、隙間が出てくることで床鳴りが発生しやすくなるようですね。