点検ブログ

  • 【壁クロス】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    Q クロスと巾木の間に隙間がある。
    A 現状を確認。クロスの保証は2年目点検までは無償で対応させて頂いております。後日、全てのお部屋の隙間等をコークボンドで目立たないように補修する事をお約束。
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    2年目以降のクロスの補修等はお客様がDIYで施す事になります。隙間が見える事で隙間風は入ってきませんが、見映えで気になる箇所と思われます。その際は、ホームセンター等で販売されているコークボンドを使って補修する事になるとお願いしました。
    (参考/2008年8月28日富山市A邸2年目点検、クロス)

    また、室内のホコリについて。目には見えにくいですが、ホコリが壁にも付着するようですね。これを長年放置しておくとホコリ焼け(※2)等が発生する事もあります。お掃除方法では、年に1回程度、タワシに固く絞ったタオルを2枚程度巻きつけて、壁の凹凸に対して円を描くようにお掃除して頂く事をお勧め。
    (参考/2008年10月20日富山市Y邸5年目点検、壁クロス)
    12_Y_壁クロス_03

    ※2 ホコリには、屋外から飛んでくる「土ホコリ」と布団やカーテン、衣類等の「綿ホコリ」の2種類があるそうです。
    特徴としては、「そのままではベッタリとくっ付かず、空気の動きに合わせて移動し、飛び散りやすい」という性質で、「ホコリ」単体では、「簡単な汚れ」で掃除機や乾拭き・水拭きで対処できますが、「油や水垢」とくっ付いた時に「ヘドロ状、粘土状」等々に変化するようですね。特に「油との結合」では、「食用油(キッチンでの調理)」等々との関係がありますが、コンロや換気扇廻りという局所だけでなく、ミスト状に家中に飛散しているそうです。
    そうして、壁に付いているホコリと結合し、太陽光や蛍光灯等からの紫外線で変色するようです。
    (参考/「酢」と「重曹」で大掃除)
    (http://allabout.co.jp/contents/eco_word_c/sumai/CU20021102A/index2/)

  • 【コウモリ】10月21日(火) 定期点検1年目(射水市M邸)

    勝手口の土間に黒くポツポツした物体がたくさん散らばっていました。よく見るとコウモリの糞のようです。現在のところ、被害は糞が落ちている程度だそうで、お客様はあまり気にされていないご様子。
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    コウモリは鳥獣保護法の対象となっている動物。無断で飼ったり駆除したり殺したりする事はできないようです。ネット等で検索すると、様々なアイテムが販売されていますね。不安に感じたり、お困りの場合は、まずは市町村役場に相談して、具体的な対処方法を聞いてみるのが良いかと思います。

  • 【床材】10月21日(火) 定期点検1年目(射水市M邸)

    床(無垢の単層フローリング)にはウレタン塗装(※2)が施されています。キズが付きにくく、凹凸も出にくい特徴があります。
    イスのタイヤ(素材はプラスチック)が床をキズ付けているかも・・・と訪問当初は心配でしたが、それほど目立ってはいなかったようで、スタッフ一同安心しました。
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    ※2 ウレタン塗装は、木部の表面を硬いウレタン樹脂という塗面で覆う塗装です。塗面の強度はキズや水、汚れにも強い特性があります。
    一般的には合成樹脂が使われており、木部の表面をプラスチック質のコーティング状態にします。
    完全に硬化した塗面は水やアルコール、洗剤等で拭いても落ちない強度となり、木部の補強の役割もあるようですね。

  • 【リビングドア】10月21日(火) 定期点検1年目(射水市M邸)

    「最初の頃は、キーキーという音が凄かったが、調整と潤滑剤(CRC)のお陰で今は全く音がしない」とのこと。
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    お客様がDIYでメンテナンスされているご様子。お客様がお使いのCRCのスプレータイプです。
    700円~800円程度(店頭とネットでは販売価格の違いがあります)で販売されています。長期間の潤滑力や防錆力があり、耐熱・耐水性に優れた代物。弊社の点検スタッフも常備している一品です。
    霧状のスプレーグリース(ノズル付き)です。内容量等によって、価格帯の違いがあるようですね。
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    ペンタイプの場合は、ピンポイントで細かな部分にも良いそうです。

  • 【基礎】10月21日(火) 定期点検1年目(飛騨市T邸)

    車庫内の基礎部分にヒビ割れを発見。これは、基礎本体の表面に施してある化粧モルタルのヒビ割れと思われます。手で叩いた時の感覚で周辺の状態を調査し、外気の温度変化による表面上のヒビ割れであると確認。
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    次回の2年目点検で、クロスの変化への対応も併せて補修する事をお約束。

  • 【付け柱】10月21日(火) 定期点検5年目(砺波市N邸)

    付け柱(※1)と外壁との間のコーキングの状況を確認。
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    ※1 付け柱とは、構造上は必要の無い柱ですが、デザイン性の為に取り付ける柱のようです。石貼りやレンガ貼りの壁面とかに付けられた柱もありますね。今回のお家は、本物の木を使っています。

    付け柱付近の外壁の塗装面には湿度変化や自然環境によるヒビ割れが発生していました。
    そこで、設計士(一級建築士)の舘と一緒に、付け柱のコーキングの切れとが関連して将来的に起こり得る事例を調査・検討。
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    建物の付け柱が季節の湿度変化により伸縮し、弾力性のあるコーキングが自然環境(紫外線や風雨等)による経年変化等で硬化して切れてきている状態。
    また、雨水が外壁の塗装面のヒビ(下地にあるジョイント部分のコーキングが経年変化等によって切れている)割れを伝って付け柱の裏側に浸入し、将来的に柱が腐食したり、柱と外壁の接合部分から漏水の可能性があるかもしれない状態。
    お客様へデジカメ画像をお見せしながら説明しました。
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    補修方法は、既存のコーキングを外して、再度コーキング処理を施す事になります。後日、見積書を提示する事をお約束。