基礎の表面にヒビ割れを発見。基礎本体のコンクリート肌を隠す為の化粧モルタルに発生したヒビ割れであり、構造的には問題ないと思われます。![]()
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ヒビ割れが目立たないように粒子の細かなハイモルタルを上塗りしても良いのですが、補修跡が逆に目立ってしまう事例もあります。お客様と協議の結果、このままの状態で良いことになりました。

Q 下地ボードのジョイント部分の壁クロスが膨らんでいる。夏の時期は膨らみが激しいが、冬になると元に戻っている。
[2階廊下] [天井付近]![]()
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A 現状を確認。下地ボードのつなぎ目(ジョイント部分)で発生したクロスの膨らみとなります。
お客様は建築関連のお仕事をされている方。季節や天候による湿度変化で下地の木部が伸縮してボードの表面に貼ってあるビニール製の壁クロスが変化することは理解されておられます。
[真ん中付近] [廊下付近]![]()
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クロスの変化は構造上の問題は無いのですが、見栄えが気になることも。今回は5年目点検。もし目立たなくしたいご希望があれば、多少の費用はかかりますが何なりと申し付けて頂くようご提案しました。
扉が閉じている状態で前後に「押す・引く」して建て付けを確認。ラッチとラッチ受けの間(遊び部分)が少し広いように感じられました。そこで、ドライバーでラッチ受けの固定金物を補正して現状を改善。![]()
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よく見ると、ドアノブが一般的な横向きの水平方向ではなく、上向きになっていました。お客様がドアノブの接続ビスを外してDIYで向きを変えられたそうです。
理由をお聞きすると、室内で飼っているネコが飛び上がってノブに体重をかけてドアを開けているようです。ノブが横向きだと簡単に回転してしまうので、縦向きにすることで開けにくくなるみたいですね。
リビングドアと玄関ドアの距離が近く、玄関ドアを開けた途端にネコが急に外に出てしまうのを防ぐ役割がありました。![]()
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