点検ブログ

  • 【玄関ドアを閉めた時の引っ掛かり】2011年11月3日(祝/木)お家の点検1年目(高岡市M邸)

    Q 玄関ドアを閉める時、少し引っ掛かりがある。
    A 現状を確認。玄関ドアをゆっくり閉じながら検査すると、ラッチとラッチ受けとのかみ合わせが少しずれているのを発見。
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    そこで、上下にある2箇所のラッチ受けの金物を微調整(留めてあるビスを緩めて、ラッチがピッタリと入るように金物を少し動かして、再度ビス留め)して現状を改善。
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    今後も同じような現象になった場合、「どうすれば良いの?」や「こうすれば良い!」等々、玄関ドアのラッチの仕組み等を説明し、メンテナンスの取り組み方をご紹介。
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  • 【ドアノブのビスを増し締め】2011年11月3日(祝/木)お家の点検1年目(高岡市M邸)

    開き戸のドアノブが緩んでいる状態だったので、ドライバーでドアノブのつけ根のビスを増し締めし、最後に両方から動かしてみて固定の具合を確認しています。
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    お客様にもメンテナンス方法を見て頂き、ドアノブの緩みやラッチとラッチ受けとのかみ合わせが悪くなった時の改善方法を伝授。ドアノブが緩んだ状態で使い続けると、ビス部分が壊れてしまうこともありますので、部品交換で費用が発生する前に、早めの対処が必要となります。
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  • 【点検枡】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    [雨水枡]
    点検を実施。枡の底部には少し泥が溜まっていました。雨樋からの排水が一時的に溜まる場所。周辺の泥や落ち葉等が風に乗って屋根や外壁に付着、それが雨によって雨樋に流されて雨水枡に一時的に溜まります。特に異常はありませんでした。
    [北東側]         [南東側]
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    ほとんど蓋を開けることが無いせいか、蓋と枠との間に泥等が溜まって圧縮されて開けにくい状態でした。そこで、マイナスドライバーを使って、少しずつ隙間を開けながら蓋を外しました。
    [南西側]
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    [汚水枡]
    点検を実施。油脂等の溜まりはほとんどありませんでした。
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    今後の起こり得る現象やメンテナンス(お掃除)方法等をお客様へ説明。「キッチンで中性洗剤を使って油汚れを落とすと食器類はキレイ・ピカピカ(洗剤成分と油がくっつく)になりますが、この結合体が配管を通る際に一部が分離して、油脂等が管内に溜まる」仕組みを紹介。日常のお手入れではシンク側からは薬剤で、汚水枡側からはホースの水流で定期的に洗浄して頂くようお願いしました。
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  • 【コーキング(シーリング)の経年変化】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    外壁材同士の間に施工されているコーキングの経年変化です。下地材の木部が湿度変化によって伸縮することで外壁材も追随して動きます。この動きによって外壁材同士の間に隙間が出来ますが、弾力性のある(弾性)コーキングが伸縮して隙間が発生しないようにしています。
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    太陽の紫外線等の影響で弾性コーキングが次第に劣化(硬化)していくと、ヒビ割れ現象が発生します。その箇所から雨水が進入してきますが、下地には防水シートがあるので直接的には雨漏りにはなりません。ただし、防水シートは紫外線に弱いので早めの改修計画も考える必要があると思われます。
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  • 【外壁の穴】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    窓の上下の外壁には引っ掛けビスが数箇所打ち込んであります。これは夏の暑い日差し避けの簾を掛ける為にお客様が苦労して穴を開けられたものです。
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    現状を確認すると、ビスの周囲の外壁材が割れて・少し剥がれてきている状態でした。簾を掛けたいお客様の気持ちも分かりますが、このままの状態だと今後は雨漏りの原因にもなるので、後日コーキングでビスの周囲を塞ぐことにしました。ただし、コーキングの耐用年数もあるので、数年後(劣化する)も再度コーキング処置が必要になります。
    この簾が掛かっている画像は3年前の2年目点検時に撮影したものです。
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  • 【開き戸の建付けが悪くなった】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 建付けが悪くなった。
    A 現状を確認。2年目点検では「ラッチ受けの金物がドアよりも3mm高い位置に取り付けてあった」記録(お客様カルテから抜粋)がありました。当時はメーカーの製品ミスということでその後のフォローで対処・改善されています。
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    まずは扉が上下に動く丁番をドライバーで回しながら、右手の指先感覚で上がり具合を確認しながら、扉を少し上げました。
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    次に奥行き(傾き)を動かせる丁番を調整して現状を改善。お客様にも改善された様子を見て頂きました。
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  • 【床のキシミ対策跡】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 以前、床のキシミを直してもらったが、現在はめくれてむき出しになってきた。
    A 現状を確認。当時は「床のキシミ現象を2階なので床上から細い釘を打ち込んで改善した」という記録(お客様カルテから抜粋)があります。
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    後日、めくれた箇所やその周囲の補修跡も目立たないように補修する事をお約束。
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  • 【結露】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    リビングにある蓄暖のお陰で寒い日でも暖かく過ごしているとのこと。特に結露跡はありませんでした。
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    「洗濯物がよく干せるでしょう?」の質問にお客様はニッコリと微笑んでおられました。蓄暖を点けると室内が過乾燥になる傾向があるので、冬でも洗濯物はよく干せますが・・・。
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    「洗濯物が干せる→室内の水蒸気量が増加」という「室内干し」を改めて説明しました。結露の原因のひとつである水蒸気量の増加。結露・露点の仕組みとなる「気温や湿度、水蒸気量の関係」をご紹介。

  • 【基礎のヒビ割れ】2011年10月16日(日)お家の点検1年目(高岡市福岡町T邸)

    基礎の表面に施されている化粧モルタルに小さなヒビ割れ(ヘアークラック)を発見。この化粧モルタルは厚さ数ミリで基礎の地肌を隠す(キレイに見えるように)ために塗られているだけなので、構造上は全く問題ありません。
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    このヒビ割れを隠すのにハイモルタルという粒子の細かな材料で塗ることもあるのですが、施工時期が違っていると補修跡が逆に目立ってしまう事例もあります。お客様との協議の結果、そのままで良いことになりました。