点検ブログ

  • 【天窓の結露】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 今年の大雪(屋根雪)の影響か、天窓の真下の床に水が溜まっていた。誰かが水をこぼして放置しているのかと思ったが・・・(笑)
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    A 現状を確認。天窓の枠材(木部)を見ると、表面には雨水が浸入したのではなく、結露水が流れた跡が残っていました。大雪で屋根雪が長い間溜まっている場合、天窓の真上に溜まっている雪と室内の暖気が接触する面で結露が発生し得る現象と思われます。
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    Q 天窓があるおかげで、2階はとても明るいが、夏場は非常に暑くなる(大汗)陽射しを遮る天窓用のロールスクリーンをご提案。後日、見積書を提示する事をお約束。
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  • 【お家の点検・DIYのオススメ】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    弊社の5年目点検。「DIYでのお手入れ」の啓蒙活動を展開中です。
    市販されている薬剤等も勧めたりしていますが、お客様の認識度はどのくらい?と考えることも・・・。
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    [排水の詰まり対策]
    排水口のあるユニットバスや洗面台、キッチン。薬剤を排水口に流すのですが、テレビCMでは「サッと一振り」等々、手軽さや性能等を強くアピール。商品の裏面には取り扱い方法が記載されており、私たち使用者には「簡単さ」が理解されると思います。
    排水の通り道となる、汚水枡。点検スタッフが実演してみたり、ジェスチャーを交えて説明するので、感覚的に分かりやすいと思います。
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    [壁・天井クロスのヒビ割れ・浮き等]
    お客様の目の前で実演する現場もありますが、口頭で済まされることも。「シュッと隙間に充填・注入して、サッとタオルで拭き取り」等々とお伝えしていますが、お客様はどの程度まで理解されているのか?と疑問に感じることも・・・。
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    お客様自身のDIYでのメンテナンス方法を確実にお伝えしたい。と真剣に考えたとき、どんな言動が良いのでしょうか・・・。
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    「点検スタッフ」を主語にすると、○年目点検で準備すべき道具類は決まっており、点検現場に持参しますが・・・。
    一方、「お客様DIY」を主語にすると、事前に準備すべき道具類や心得とは何でしょうか・・・。
    この解答次第で、お客様からの目線が「単なる検査員からメンテ先生へと進化」すると考えています。

  • 【外壁の一部剥がれ】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    外壁の一部で釘頭が浮き出ていたり、数箇所で塗装の剥がれやヒビ割れがありました。
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    このまま何もしないで放置すると、将来的に外壁基材の劣化や雨水の浸入の原因にもなりますので、DIYによるタッチアップ塗装をお勧めしました。同色の塗料は弊社からご用意する事をお約束。
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  • 【珪藻土の部分的な剥がれ】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 子供が触っていたので、珪藻土の表面(コーナー)が徐々に剥がれてきた。
    A 現状を確認。過去の記録を見ると弊社からの提案があったのですが、L型のコーナー材を取り付けてキズを隠すのはお客様自身、納得されていないご様子でした。お客様との協議の結果、弊社から塗料をご様子し、お客様がDIYで補修されることになりました。
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  • 【外壁材同士の間のコーキング】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    舘が外壁材(サイディング)のつなぎ目に施してあるコーキングが白く劣化(硬化)してきている状態を指差し確認。お客様にも違う外壁面と比較して弾性の違いを確かめて頂きました。
    [建物南面]
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    南側は特に太陽の紫外線等の影響を受けやすくなります。硬化してくると弾性が弱くなり、徐々にヒビ割れが発生し、その箇所から雨水が浸入するようになりますが、内部では防水シートが施してあるので、すぐに雨水が室内に入ることはありません。
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    ただし、重ねてある防水シート同士の間から浸入する事例もあります。コーキングの保証期間は5年。
    「住まいの管理手帳」にも同様の記事を書かれていたので、該当箇所を指差してお客様と一緒に再確認しました。コーキングの打ち直し工事は建築後10年~15年が一般的だと思われます。

  • 【外壁材の経年変化】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    将来的には紫外線等による影響で方角によっては外壁の塗膜が次第に劣化する現象が発生します。表面を触って白い粉末(チョーキング現象※1)が手に付くと、防水塗装が効いていない状態と考えられます。
    [建物右面/南側]
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    ※1 チョーキング現象とは、紫外線や熱・水分・風等によって塗装面の表面樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白黒)のような粉状になって顕れる現象です。

    また、塗膜が劣化するにつれて、外壁の含水率が増加し、日当り等によっては藻が発生するケースもあります。
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  • 【天井クロスのヒビ割れ】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    天井クロスの一部にヒビ割れが発生しているのを発見。
    お客様宅の工法は2×4であり、下地材が湿度変化で伸縮してパネルが動き、クロスの経年変化(弾性の劣化)により起こった現象です。
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    天井や壁クロスがヒビ割れ(隙間が発生)しても隙間風が入ってくることはありませんが、見た目で気になってしまうことも・・・(汗)
    そこで、目立たないようにできる方法として、市販されているコークボンドの購入をお勧め☆DIYでの作業になりますが、簡単に補修出来ることをお伝えしました。
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  • 【階段口の扉/片引き戸】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 以前、扉が開けにくくなった時期があった。
    A 現状を確認。季節や季候の湿度変化による影響(木部の伸縮)で、一年を通して湿度が高くなる時期に建てつけが悪くなる現象です。今回の検査では湿度が低かったせいか、スムーズに開閉できました。お客様はスタッフの説明で仕組みを理解されたようです。
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    また、リビング階段に扉が無い間取りのお宅では「ロールカーテン等」を使って、階段口(2階)からの吹き込む空気の流れを遮断している事例を紹介。
    夏・・・1階の冷房で冷やされた空気が2階に逃げる(2階から暑い空気が1階に下りてくる)
    冬・・・1階の暖房で温められた空気が2階に逃げる(2階から冷たい空気が1階に下りてくる)
    という空気の対流をこの扉が防いでいます。光熱費が節約できますよね☆