点検ブログ

  • 【外壁のコーキング】4月13日(火) 定期点検5年目(滑川市F邸)

    現状を確認。お家の向きや立地(太陽の紫外線の当り具合や周辺環境)等によって、窓枠や外壁材同士の間に施工されているゴム状のコーキングの経年変化(劣化→硬化)の度合いを検査しています。
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    指で強く押さえて確認したところ、まだ弾力性が残っている状態。硬化が進んでいくとヒビ割れが発生して、下地に入っている防水シート等を痛める事もありますので、将来的には打ち直しという事も考えられます。

  • 【床鳴り】4月13日(火) 定期点検5年目(滑川市F邸)

    Q 床鳴りがある。
    A 現状を確認。床鳴りの音を聞いてみると床下にある鋼製束の金属音のようでした。
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    そこで、床下点検も併せて実施。床下点検口は和室にあるので、畳をはぐっています。
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    床鳴りのする箇所の鋼製束を増し締めしている様子です。該当する箇所だけを増し締めしても周囲とのバランスによって違う箇所の床鳴りにもつながるので、床上と床下との連携プレイとなります。
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    Q 以前、ムカデが大量に床下から出てきたので、バルサンを使ってみた。
    A 現状を確認。基礎パッキン工法という床下通気なので、煙状の殺虫剤を使っても完全に密閉されていないので殺虫効果は低下しますが、虫の死骸が数多くありました。
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    通気性は良いのですが、周辺環境(田んぼや畑、木々)による基礎パッキンからの小さな虫の侵入もあると考えられます。

  • 【結露】3月20日(土) 定期点検5年目(富山市M邸)

    「結露はどうですか?」
    M様「サッシのところはカビが生えてきます。」
    「室内の水蒸気量が多いと結露はどうしても発生してしまいます。石油ファンヒーターからの水分(灯油の燃焼時に発生)も影響していると思います。室内の水蒸気が多くならないように、こまめに換気をしたり、結露が発生した都度、フキンで拭き取ったりする事をお勧めします。」
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  • 【床鳴り/床下点検】3月18日(木) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q リビング、洋室に床鳴り(鋼製束の金属音)がある。
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    鋼製束が支えている木部は空気が乾燥すると内部に含まれている水分を放出(調湿作用)する事で収縮し、そこに隙間ができます。その床上をヒトが歩く荷重によって鋼製束の音が鳴る仕組みとなります。
    そこで、床下点検の際に床鳴りがある箇所を支える鋼製束の増し締めを実施。
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    懐中電灯と六角レンチを持って行なっています。この画像から様子が分かりますか?

    ここで、金属音のする特定箇所を増し締めしても周囲の床にも影響が及ぶ可能性もあるので、再度、周辺の床鳴りする箇所を調査。
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    床上と床下では音の響き方に違いがあり、聞き取りにくい床下空間。設計士の舘が「※※から○尺」という床上からの大きな声での誘導が功を奏して迅速に改善完了。
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  • 【床のきしみ】3月18日(木) 定期点検5年目(富山市M邸)

    床材のきしみを発見。足で踏み込んで確認。リビングドアの周辺であり、家族が一番通る箇所です。
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    調査の結果、床材同士の擦れであると判明。お客様へ床材の施工方法を手振りで説明し、現状改善の方法では、床上から細い釘を打って、その補修跡をパテ処理するのですが、小さな跡が気になる場合もあるようです。
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    補修をするかどうかはお客様の判断となります。後日、返答を頂けるようお願いしました。

  • 【排水の流れ】3月18日(木) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q 洗面化粧台の排水の流れが悪い事がある。
    A 舘が現状を確認。
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    今回は排水の流れを改善する方法として、枡の蓋に小さな穴を開ける事で、排水時に空気を送り込むようにしました。人間が水を飲む時の「空気と一緒に飲み込む状態」によく似ていますね。
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