これからのお家のメンテナンス方法の説明です。手に持っている冊子は「住まいの管理手帳」。砂田のこれまでのアフター現場での知識を組み合わせて話しています。
お客様が生活する上で、どんな工夫をされているのか、私自身も勉強になっています。
やっぱり、住まい方は十人十色。
弊社はメンテナンス方法等をお勧めしているのですが、やっぱり、お客様から教わる事も多いと改めて感じました。「お客様と二人三脚」、良い言葉ですね。
本屋には陳列されていない、住まいの参考書の贈呈です。季節によるメンテナンスや事例と対処方法等々、全てを読み砕くには難しさもあります。
でも、家庭の医学書と同じような存在の「住まいの管理手帳」です。大事に使ってくださいね。
今回は5年目点検。点検スタッフにとっては、どうしても「技術者として」お家の経年変化(劣化等)に関心が集まります。定期的な訪問なので、断片的でしかお家の診断はできないのも事実。
お客様は1年を通して生活しておられる場所。不思議に感じられた時は、次の点検までにメモされるお客様もいらっしゃいます。
様々な現象には原因や仕組み等が存在しています。現象の早期発見を機会に「住まいの管理手帳」を読み始めるのも良いかもしれませんね。
住まいの管理手帳を贈呈。これまでの点検現場で指摘等が多かった事例を説明。
今日までの点検実績では、1年目点検が135件、2年目点検が128件、5年目点検が24件の計287件になりました。点検現場での応答等は写真を添えて、定期点検報告書として社内で回覧し、次回の点検への資料(記録)とします(当たり前かもしれませんが・・・汗)
もし、欲しいと望まれるお客様がいらっしゃった場合、差し上げています。
お家で起こり得る現象や事例は、お家の立地(自然や人工的な環境)や気象条件、室内での住まわれ方によって様々です。メンテナンスを考えると住まい方も変わってくると思います。
「日常的なメンテの容易さ」を考えたお家。この点検ブログがこれから新築される方、そして今住んでおられる方への参考になれば幸いです。
お客様宅は、個性が活かされた自由設計のお家。仕様等が不便かどうか・・・実際に生活されるお客様が決められることですが、提案するスタッフにとってみれば難しさもあります。
ひと昔前、とあるハウスメーカーのCMで、作業服を着た若いスタッフ(芸能人)が点検後にお客様とやりとりするシーンを思い出しました。確か、ズボンの後ろポケットから内側が出てたような・・・。
住宅会社が数多くあるご時世。とある雑誌には、建物内外を10分程度見回って「点検終わり」という会社も珍しくは無いこと、点検の通知を往復葉書で送り、返信が無ければ放置することもある、等々の記事が載っていました。びっくりです。
弊社の点検スタイルが正しいか否かはお客様が決められることですが、今後とも安心・信頼できる点検に努めていきたいと心に誓ったひと時でした。