1階の建具(ドア、床、腰壁等)は全室が無垢(パイン材)でコーディネートされています。
開閉の状態を確認。

このドアは内部にガラスが入っている仕様。重量や使用頻度、室内湿度等で戸先が下がり、床を傷つけてしまう事例もありますが、今回は乾燥している時期であるせいか、底部の隙間は広く開いていました。

お客様は以前、開閉の際にラッチ受けがうまくかみ合わなかったようで、DIYでドライバーを使ってビスを緩めて「上下・左右」の微調整されておられました。


Q 床鳴りがある。
A 現状を確認。床鳴りの音を聞いてみると床下にある鋼製束の金属音のようでした。
そこで、床下点検も併せて実施。床下点検口は和室にあるので、畳をはぐっています。

床鳴りのする箇所の鋼製束を増し締めしている様子です。該当する箇所だけを増し締めしても周囲とのバランスによって違う箇所の床鳴りにもつながるので、床上と床下との連携プレイとなります。

Q 以前、ムカデが大量に床下から出てきたので、バルサンを使ってみた。
A 現状を確認。基礎パッキン工法という床下通気なので、煙状の殺虫剤を使っても完全に密閉されていないので殺虫効果は低下しますが、虫の死骸が数多くありました。

通気性は良いのですが、周辺環境(田んぼや畑、木々)による基礎パッキンからの小さな虫の侵入もあると考えられます。