お家を構成する様々な部材等には全て耐久年数があります。太陽(紫外線)がよく当たる南側や西側の外壁では、ジョイント部分のコーキングが経年変化(劣化等)により、他の面よりも早く、塗装面にヒビ割れ等が発生してくる事もあります。漏水の心配はありませんが、見映えが気になってくる点検現場での事例もあります。
点検ブログ
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【雨垂れ】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)
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【結露】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)
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【サッシ枠】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)
結露跡を調査。サッシ枠(仕様による)のゴム部分には結露によりカビが発生しやすい場所。結露をそのままにしておくと、次第に小さな黒カビが発生、侵食し、取りにくくなってしまいます。
[リビング]特に黒カビは見受けられませんでした。
[寝室]
寝室の場合、暖房を消した(タイマー)後、ドアを閉めきって就寝。呼吸に含まれる水分で室内の湿度が上昇します。室温は暖房が切れているので、徐々に低下し、露点に達した時に結露が発生する仕組みです。奥様へは、「複合(複層)ガラスは結露しにくい」こと、そして「まずは結露ってどんな風に起こるんだろう?」の仕組みをご理解頂き、日頃の拭き掃除がメンテナンスにもなると助言。
(参考/2008年10月16日射水市N邸5年目点検、結露)
(参考/2008年9月22日砺波市M邸5年目点検、結露) -
【お客様のメンテナンス】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)
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【リビングのカーテン】10月21日(火) 定期点検2年目(富山市S邸)
Q このクロスのキズはどうされたのですか?
A 最初は、私自身で木製のカーテンレールを取り付けていたが、重みに耐え切れず、落ちてしまった。お客様は応急処置として、はめ込み式のカーテンレールを代用しておられ、設置の高さが少し下がったせいで、カーテンの裾が床に付いてしまい、何とかしたいとお困りのご様子。
Q 重みで落ちたということは、壁の向こう側に下地材である木が入っていないの?
と点検スタッフ一同、不安な気持ちに包まれましたが・・・。ここで、壁に下地材が入っているかを針(※1)で検査すると、確かに入っていました。単にお客様が打ったビスが短かった為に下地材へ届いていなかったようですね。
そこで、剥がれてしまったクロスを元に戻すことは難しいので、剥がれた箇所に10cm程度の板を貼って、その上に木製のカーテンレールを取り付ける事をご提案。
後で聞いたのですが、取り付け方をご存知なかったようで、必要な部品を捨ててしまわれていたそうです。私も素人ですので、とっても良い勉強になりました☆
※1 下地探しには、プッシュ式のアイテムが一般的に使われています。
壁面に対して垂直に当てて押します。木下地がある場所では針が下地材に当たり、奥まで入りません。下地が無い場所では針の手応えが無く、奥まで入っていきます。
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【キズ防止】10月21日(火) 定期点検2年目(富山市S邸)
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【床下点検】10月21日(火) 定期点検2年目(富山市S邸)
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【ベンドキャップ】10月21日(火) 定期点検1年目(射水市M邸)
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【化粧モルタルのヒビ】10月21日(火) 定期点検1年目(射水市M邸)