点検ブログ

  • 【点検枡】2014年6月17日(月)お家の点検10年目(立山町H邸)

    [雨水枡]
    雨水枡の点検を実施。泥等の溜まりは少なく特に異常はありません。内部に溜まっている泥は風に乗って屋根や雨樋に溜まったものが雨樋を通ってこの雨水枡に流れてきたものです。
    [建物後面/南側]
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    外部水栓の排水口に泥が溜まっているのを発見。詰まり防止の為、定期的に水を流して頂くよう助言。
    [建物後面/西側]
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    [汚水枡]
    点検を実施。白い油脂等が少し溜まっていました。
    [建物右面/西側/洗面脱衣室等]
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    そこで近くにあったホースをお借りして、ホースを汚水枡や通気口にゆっくりと出し入れ(水圧の強弱をつける)しながら丁寧に洗浄。
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    これは洗浄している水が流れてくる下手側(下水道の本管側)にある汚水枡。水が流れている様子が分かりますか?(握りこぶし大よりも少し小さめの油脂等の塊が流れていました)
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    [洗浄後の様子]
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  • 【屋根点検】2014年6月17日(月)お家の点検10年目(立山町H邸)

    屋根点検を実施。
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    屋根材はコロニアル仕様。特に異常はありませんでしたが、表面の色が少し剥がれていたり、ヒビ割れにシーリング補修した跡が1箇所発見されました。
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    また、雨樋の凹みを1箇所発見。屋根雪の落下間際(溜まり)の荷重が原因と思われます。外れかけていた横樋をハンマーの釘抜き(バール)部分に引っ掛けて元の位置に戻しました。
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  • 【シーリングの隙間等】2014年6月17日(月)お家の点検10年目(立山町H邸)

    シーリングが経年劣化等によって硬化して片方が数箇所めくれている状態。
    [建物後面/南側]
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    現段階では雨が屋内に進入する直接的な原因にはならないのですが、その後の紫外線等の影響で劣化が進んでくると下地の防水シートにも影響がでてくるかもしれません。お客様に将来的な起こり得る事例を紹介。
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  • 【クロスのヒビ割れ等】2014年6月17日(月)お家の点検10年目(立山町H邸)

    ビニール製の壁クロスが経年変化等によって弾性が固くなってくることで下地の動き(湿度変化による木部の伸縮)に追随できなくなってジョイント部分にヒビ割れ現象が発生したものと思われます。
    [居室]
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    これは天井クロス。下地ボードのジョイント部分でのヒビ割れ現象になります。
    [2階ホール]
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  • 【床材の変色】2014年6月17日(月)お家の点検10年目(立山町H邸)

    Q 足拭きマットを敷きっ放しにしておいたら床が変色してしまった。
    A 現状を確認。洗面脱衣室の床は木製となっています。今はマットを使わない時間帯は別の場所に立てかけて(マットを乾燥させる)おられるそうであり、私達点検スタッフによる定期点検ごとの注意喚起が必要だったと反省しています。
    [洗面脱衣室]
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  • 【トイレ】2014年6月17日(月)お家の点検10年目(立山町H邸)

    木肌が美しい木製のフローリング仕様。汚れには強いのですが水には弱い性質があります。
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    便器と床材との間は白く変色している跡。お客様は使い勝手等が原因と考えておられましたが、便器やトイレタンク周りに発生する結露水が大きな要因。便器内はもちろんですが、便器周りなどの意識的な拭き掃除、換気扇による日常的なトイレ内空気の循環もお願いしました。
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    トイレ内で起こり得る現象のひとつとなっている「便器やタンク周りの結露」。換気扇の常時運転によってトイレ内の空気を循環させること」である程度抑えられるものと思われます。

  • 【Y邸の紹介/オシャレ感の先取り♪】2014年5月30日(金)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    2014年5月30日(金)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    所要時間 9:40~11:48 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【Y邸の紹介/オシャレ感の先取り♪】

    天井に配してあるのはアンティークビーム(擬木)という古びた木材に似せた部材です。本物の古木ではないのですが、シッカリと風情が感じられる一品ですし、オシャレな店舗にも数多く採用されています。木製サッシが薄っすらと見える窓、アイアン製のカーテンレール、そして腰壁仕様等々。10年経った今でも新築当時の美しさが今なお保たれていますし、それ以上かもしれません。

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     壁は塗り壁です。無垢材の室内ドアとの調和が見事にマッチしており、ガラス入りという仕様がオシャレ度をアップさせています。輸入の洗面化粧台もカランがステキですよね♪

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     定期的に欠かさず防水塗装されている無垢の玄関ドア。ドアの外側は内側に比べると少し色あせてはいますが、重厚感のある自然な感じを好まれるお客様にとっては是非とも新築のお家に取り入れたいアイテムのひとつですよね。

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     玄関の間取りや定期的なメンテナンス等によって、10年という長い歳月を経過した今でも雨水による表面や底部の腐蝕等から回避されて、美しい姿を今もこれからも保ち続けると思われます。

  • 【点検枡】2014年5月30日(金)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。泥等の溜まりは少なく特に異常はありません。

    [建物右面/北西側]

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     [建物右面/南西側]    [建物左面/南東側]

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     [汚水枡]

    点検を実施。白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物正面/北側/浴室・洗面化粧台等]

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     どのお客様も汚水枡に溜まっている白い油脂等を見られると驚かれます。「お掃除しなきゃイケナイ?」と衝動に不安に駆られて?点検スタッフと一緒になってお手入れされるお客様もいらっしゃいます。

    今回もお客様の目の前で近くにあるホースをお借りして枡内を洗浄しました。

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     このような洗浄を定期的に実施することが排水管の詰まり防止になります。パイプスルー等の薬剤は排水口から点検枡の手前ぐらいまで距離を洗浄しますが、詰まり現象は実際に蓋を開けて手でメンテナンスしないと「いつも薬剤で排水管が詰まらないようにしている」と言われても本来の詰まり防止には難しさがあると思われます。

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     その横にある汚水枡(キッチン)を確認すると、白い油脂等が詰まりそうなくらいに溜まっていました。

    [建物正面/北側/キッチン等]

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     水の勢いだけでは排水管の内壁にこびり付いた油脂等が流れにくかったので、棒で突いて剥がしながら洗浄しています。

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     数分程度の作業ですが、汚水枡の底部及び通気口の内部に溜まった油脂等はキレイに流されました。

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     お客様は「定期的に洗浄してください」と聞いても・頭で分かっていても、なかなか出来ないのが一般的。このように「キレイになった」という実感を点検スタッフと一緒に共有すると、不思議と次のお手入れに活かせると私たち点検スタッフは考えています。