点検ブログ

  • 【玄関ドアの開閉】10月14日(木) 定期点検2年目(富山市S邸)

    定期点検の返信葉書に「玄関ドアの開閉」というコメントがありました。そこで、開閉テストを実施。「パッタン」とゆっくり閉まらない(第2軌道が無い)状態でした。そこで、お客様も状態を一緒に見ておられたので、「どの箇所を調整するのか?」を指差し確認しながら、ドライバーでドアクローザーのツマミを数ミリ調整しました。
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    調整のあと、第2軌道がある閉まり方になって状態が改善されました。ドアの閉まり方で第2軌道があるのは「ドアの閉まる勢いで指を挟めないように」する役割があります。
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  • 【開き戸の動き】10月14日(木) 定期点検2年目(富山市S邸)

    「玄関ドアの開閉のたびに室内ドアが動く」と返信葉書に書いてありました。玄関ドアの開閉に伴なう室内の空気圧(空気の動き)が原因と思われます。室内ドアの動きについては、日常の使用頻度や使い勝手等でドアと枠の間に隙間(扉が少し下がる)が発生し、この部分から空気が流れることでドアが振動すると思われます。
    [2階居室]        [玄関ドア]
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    ドライバーで上下の丁番を調整し、扉を元の正常な位置へと改善。
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    ラッチの部分も微調整。
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    ここで、今後のメンテナンス(DIY)を考えて、お客様へ開き戸の調整方法を実演。
    [丁番を調整できる位置]  [丁番を調整することによる扉の動き方]
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    [ドアノブとラッチの動き] [ラッチ受け]
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    [扉を上下に動かせる丁番]
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    右手でドライバーを使って丁番のビスを回しながら、左手の指先感覚で扉の上下の微妙な動きを察知しています。
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  • 【クロス】10月14日(木) 定期点検2年目(富山市S邸)

    前回の1年目点検の時にお客様より「コーナー部分に壁クロスの隙間等の指摘」があったので、砂田がコークボンドで目立たないように補修した跡です。
    [2階居室]
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    また、ドア枠の表面に「オブラート状の白いもの」が付いていました。これは建築当時のクロスの糊が乾燥して付着し、浮き出てきたものです。お客様にお聞きしたところ、拭き掃除をしておられるご様子。「濡れ拭き」であったせいか、再度同じ現象が出てきたものと思われます。
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    そこで、お掃除方法では「乾拭き」で拭き取って頂くようお願いしました。濡れ拭きだと、もう一度「糊状に戻る」ことになってしまいます。

  • 【開き戸/リビングドア】10月14日(木) 定期点検2年目(富山市S邸)

    開閉テストでは途中で引っ掛かりがありました。当初はカーペットによる摩擦かと思われたのですが、カーペットをずらして検査しても同じ箇所で引っ掛かりでした。
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    成瀬が持っている台紙を挟んで隙間を目分量で測ってみたところ、床とドアの戸先との間隔は扉の開く角度が大きくなるにつれて狭くなっている状態。原因を調査したところ、マグネット式のドアストッパーが下がっていることが判明。
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    後日、違うタイプのマグネット式のドアストッパーを交換する事をお約束。
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    ストッパーの底部が床に擦れており、床にキズがついている状態でした。使い勝手や使用頻度等でドア内部のガラスの重みで下がったものと思われます。
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  • 【換気扇のお掃除】10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 換気扇の掃除はどのようにすれば良いのか?
    A 現状を確認。遠目から見ると、キレイな状態でした。話を伺うと、表面の拭き掃除だけされているご様子。表面のカバーは簡単に取り外せるので、外したその上から拭くことをお勧め。
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    また、日頃のお掃除を少しでも楽にする方法として、ホコリ取りシートを貼ることも良い案ですね。

  • 【床の変色】10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 床の変色を防ぐ方法はあるのか?
    A 現状を確認。サッシ側から数センチの部分が太陽の紫外線の影響で、色合いが薄くなっていました。
    対策としては、紫外線カットのカーテンに変えたり、ガラスにフィルムを貼ったり等々、様々な方法があるそうですね。
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    カーテンの繊維素材によっても紫外線による影響は色々あるようです。
    綿やウール、レーヨン、ナイロン、ポリエステル、アクリル(糸)、ポリプロピレン等があり、生地がボロボロになる脆化(ぜいか)、変色、色あせがあるそうですね。ふと、自分の家のカーテンと現象を重ねてみたりもしました(汗)
    (カーテンの寿命/http://info.toli.co.jp/faq/curtain/select/000047.html/東リ)

  • 【引き戸】9月17日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q 以前の点検(2年目点検)では特に気にしていなかったが、掃除機をかける時に片方の引き戸が開けにくいと、やっぱり不都合がある。
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    A 現状を確認。まず、引き戸の左右の側面(下部)にある傾き調整のネジをドライバーで回してみましたが、改善されませんでした。
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    そこで、扉を取り外して底部の車輪の出具合を確認しながら、再度ネジの調整を実施。
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    最後にお客様へ再確認。調整した結果、開閉の不具合は改善されましたが、室内照明の光で透かしてみると隙間が少し目立つ状態を報告。お客様はこの状態で良いとの返答でした。ありがとうございます。

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  • 【ドアストッパー】9月17日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q 開いた状態をロックする開き戸のストッパーの部品が外れた。
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    A 現状を確認。扉とストッパーとを固定する金物が取れていました。お客様は外出の時に合いそうな部品を探しておられたそうですが、見つからなかったご様子。不便なので取り寄せて欲しいとご依頼。
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    Q リビングドアのようなマグネットタイプのストッパーへの交換は可能か?床からの突起物だからか、つまずく事がある(笑)
    A 形状が異なるので、同じ場所にはストッパーが付かない(ドアを止める位置が少し違う)可能性もあります。また、既存のストッパーを外すと、ビス穴が残る事もあります。
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    お客様との協議の結果、既存と同様のストッパー部品を発注することになりました。