点検ブログ

  • 【クロスの隙間】3月18日(水) 定期点検1年目(富山市婦中町S邸)

    クロスの隙間を発見。季節の変化や室内外の湿度(気温と水蒸気量)による木部の伸縮で隙間が発生する仕組みを説明すると、お客様は自然の現象であるとご納得。
    新築の場合は、築後2年目までは木部の伸縮が特に大きく、今回補修しても、その後も変化する可能性もあります。
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    クロス保証は2年間である事をお客様へ申し伝え、次回の点検後にコークボンド等で目立たないように補修する事をお約束。
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    蓄熱式電気暖房機(蓄暖)のあるご家庭では、冬場は特にお部屋が過乾燥になる傾向もありますので、特に変化が大きいものと思われます。

  • 【危険防止柵】3月18日(水) 定期点検1年目(富山市婦中町S邸)

    小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、階段の入口から勝手に上らないよう危険防止の柵が取り付けしてあるのをよく見かけますね。設置の際に突っ張り棒で柵を固定するので、外した跡にはどうしても押し付けた、まぁるいキズ跡が残ってしまいます。
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    そこで、今回は同行された㈲インテリアシンエイさんへ目立たないように補修して頂くよう、無理(?)にお願いしました。ありがとうございます!!
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  • 【和室の障子戸】3月18日(水) 定期点検1年目(富山市婦中町S邸)

    障子戸を閉めた状態で隙間が開いていました。これは業界用語で「チリが合わない」というそうです。
    季節や室内外の湿度変化等による木部の伸縮が原因と思われます。
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    この障子戸は木部の伸縮等による傾きに対して調整できる仕様です。そこで、同行された光陽トーヨー住器㈱さんに調整して頂きました。ありがとうございます。
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  • 【脱衣室】3月18日(水) 定期点検1年目(富山市婦中町S邸)

    この床模様は大衆浴場でよく使われるようで、お風呂場の雰囲気があります。壁は木材をあしらった模様の一般的なクロス、床はクッションフロア仕様です。
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    温泉等の雰囲気を大事にする場所では、本物の籐(とう)を使うようですが、そうなってくると維持管理が大変みたいですね。

  • 【紫外線の強さ】3月17日(火) 定期点検2年目(富山市婦中町Y邸)

    以前、お客様からの苦情で、水溜りになっている部分のレンガを取り替えた経緯があります。
    原因は水勾配の施工が悪かったものと思われます。
    新しくレンガを並び替えた箇所は、レンガ自身の色が鮮明ですね。色が薄くなっているのは、1年前に施工した部分。太陽の紫外線による変化、お家の様々な箇所に見受けられます。
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    紫外線というのは、とても強力だと見せられた一面です。

  • 【床鳴り】3月17日(火) 定期点検2年目(富山市婦中町Y邸)

    Q 床鳴りがする。
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    A 現状を確認すべく、床下に入って床を支えている鋼製束の増し締めを行ないました。
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    該当箇所の鋼製束を増し締めしましたが、状況は改善されませんでした。
    お客様宅の床材は無垢。蓄熱式電気暖房機(蓄暖)による過乾燥が原因で収縮しているものと思われます。お客様も蓄暖を使い始めた頃から床鳴りが気になるようになったとおっしゃっていました。
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    そこで、蓄暖の使わなくなる時期まで待って、まだ床鳴りがするようでしたら、連絡して頂くことになりました。
    (参考/2009年3月13日入善町U邸2年目点検、床のきしみ)
    (参考/2009年2月12日富山市婦中町I邸1年目点検、床材の隙間、床鳴り)

  • 【建具の調整】3月17日(火) 定期点検2年目(富山市婦中町Y邸)

    Q 以前より重くなったような気がする。
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    A 現状を確認。スタッフの力加減では、重く感じなかったのですが、女性の力ではやや重いようです。そこで、ドライバーで調整ビスを回して少し軽くしました。
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    この木製建具は、室内湿度の変化で伸縮する現象に対応した仕様。調整ネジの役割を説明しました。

  • 【引き戸】3月15日(日) 定期点検2年目(富山市N邸)

    Q 扉の閉まり具合が違うような感じがする。調整して欲しい。
    A 現状を確認。日常の使い勝手や使用頻度等によって、枠の金物のビスが緩んでしまっていました。そこで、インパクトドライバー(※1)を使ってビスの増し締めをして現状を改善。
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    ※1 締め付け用の電動工具。ヘッドの部分でプラスやマイナスを選択して取り付けできる代物。機能は締め付けをしながら内蔵されているハンマーで鉛直方向に力を加えます。
    鉛直とは、重りを糸で吊り下げた時の糸が示す、重力(水平に対して垂直)の方向です。