点検ブログ

  • 【枠材(戸当たり)の外れ】9月22日(月) 定期点検5年目(砺波市M邸)

    Q 枠材が手で外れるのはどうして?
    A 現状を確認。まずは、スタッフが手で簡単に外れる事を披露。
    外れないようにボンドで固定する方法もありますが、万が一、ドア本体を取り外す補修になった場合に備えての「単にはめてある」施工になっています。
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    過去にボンドで固定されていた為に、枠を全て削ったり、丁番を切ったり、等々の大きな工事になった事例が3~4件ありました。これを聞いたお客様は、現状のままで良いとご納得。
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  • 【カビ】9月22日(月) 定期点検5年目(砺波市M邸)

    Q 結露による、黒カビがなかなか取れない。
    A 現状を確認。カビがサッシ枠のゴム部分に深く侵入しているものと思われます。早期の対応が基本(結露水のこまめな拭き取りや古歯ブラシに中性洗剤を付けてこする等)ですが、カビ取り剤のゼリータイプやティッシュ(薬剤を含ませる)を長時間、患部に浸けておく事をお勧め。局所的に試してみて効果を確認できれば、全体に施すようにお願いしました。
    [リビング]
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    [2階居室]
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  • 【結露】9月22日(月) 定期点検5年目(砺波市M邸)

    Q ペアガラスなのに結露するのは何故?
    A 現状を確認。まずは、「複層(ペア)ガラス」は結露しにくいという事です。結露の主な原因には、外気とサッシ枠との熱の伝導、室内水蒸気の量、室内空気の温度(対流も含む)が関連していると思われます。
    14_M_結露_0114_M_結露_02

    現在の室内建具仕様のままで結露を防ぐには・・・
    ①石油ファンヒーターの使用をなるべく避けること。これは、灯油1ℓの燃焼で、約1ℓの水分が発生するためです。
    ②除湿や換気等で室内湿度を下げること。これは、室内の水蒸気量を減少させることで露点(結露が発生する温度)を下げるためです。
    ③室内空気の循環を良くすること。カーテンをしている窓は結露が発生しやすいそうです。これは、カーテンによって室内の熱が遮られ、窓の表面温度が低くなる事が原因となります。カーテンと窓の間にある程度の隙間を設ける事で結露が和らぐようです。
    また、結露防止カーテン(二重構造、特殊な生地等)も市販されているそうですね。

    ここで、室内水蒸気や結露について考えてみました。
    まずは、「空気はどれだけでも水蒸気を含めるものではなく、気温によって限界があり、気温が高いほど空気はたくさんの水蒸気を含むことができる」と言う事です。
    (飽和水蒸気量より引用/http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/shitsudo1.html)
    具体的に説明すると・・・
    14_M_結露_03

    [気温が30℃の時]
    30.4gまで水蒸気を含むことができるので余裕があります。
    [気温が20℃の時]
    水蒸気17.3gがグラフの曲線(飽和水蒸気量)と交わり、これ以上、水蒸気を含むことができなくなります。この温度(この場合20℃)がこの空気の露点です。
    [気温が10℃の時]
    空気は9.4gしか水蒸気を含むことができなくなります。17.3gのうち、水になってしまうのは
    (17.3g-9.4g=7.9g)7.9gの水蒸気が水として出てくることになります。 

    水蒸気を多く含んでいる(多湿)ほど、その空気の露点は高くなり、室内での水蒸気の発生が多い(除湿や換気等はなし)ほど室内気温が低くなるにつれて結露しやすくなります。

    したがって、起きている時は暖房機器を点けて部屋を暖め続けているので、室内気温が高く、水蒸気が増えても結露が発生しにくいですが、就寝後、暖房機器が消されることで水蒸気量はそのままで、室内気温が低下。時間の経過につれて室内で一番低くなる箇所(カーテンとサッシの間)に結露が発生しやすくなると考えられます。

  • 【床のきしみ】9月22日(月) 定期点検5年目(砺波市M邸)

    Q 2階の床で、きしみの原因って何?
    A きしみの原因は、一般的には、床材を構成する合板内の糊部分に隙間が発生して、そこに体重がかかることで音が出ます。
    15_M_床のきしみ_01

    補修方法では、1階の場合は、床下から鋼製束を調整する事で改善されますが、2階の場合は、床上から細い釘(隠し釘)を打って対処します。

  • 【玄関ドア】9月22日(月) 定期点検5年目(砺波市M邸)

    Q ドアノブが緩んでいる。
    A 現状を確認。質感のある輸入木製ドアです。ドライバーで調整してみましたが、改善されませんでした。
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    次にドアノブを外して、構造を再確認。
    16_M_玄関ドア_0316_M_玄関ドア_04

    構造を理解し、ビスを上手に調整。
    16_M_玄関ドア_0516_M_玄関ドア_06

    Q 鍵が抜けなくなることもある。
    A 現状を確認。鉛筆の芯(黒鉛/2008年2月16日、富山市K邸2年目点検)を鍵に添えて、鍵を鍵穴に抜き差ししながら、激しく十数回前後に動かして現状を改善。
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    ここで、お客様へ鍵を濡らさないようにお願いしました。濡れたままの鍵を使った場合、鍵の内部構造が錆びる可能性があります。
    また、滑りを良くする為にスプレーを用いる方法もありますが、油分にホコリが付着して、鍵が詰まる原因にもなります。
    丁番に少し異音があったので、スプレーを注入して滑りを良くしました。
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    そして、丁番とラッチ受けをドライバーで調整。
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    最後にドアクローザーを調整して完了です。油圧式ですので、ちょっとした回し方でも大きく変わってしまいます。数ミリ単位での調整となります。
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    実は、最初に3~4ミリ回しました。すると・・・「バタ~ン!!」と大音量で強く閉まりました(笑)

  • 【開き戸】9月20日(土) 定期点検5年目(富山市M邸)

    リビングの開き戸。お客様宅のリビングドアは、中にガラスが入っている仕様です。通常のドアとは違い、使用頻度等によって、ガラスの重みでドアが下がることがあります。
    下がった場合、ドアの底部と床とが擦れて、開閉の軌道上の床に傷が付く事例もあるようです。
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    そこで、メンテナンスの方法を説明。下がった場合は、丁番のカバーを外し、左手の指をドアの底部に入れて、指先感覚で上下を確認しながら右手のドライバーで丁番のネジを回してドアの高さを再調整して固定します。(参考2008年6月4日、富山市T邸)
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  • 【結露】9月20日(土) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q 結露が発生していた。以前に原因は石油ファンヒーターと聞いていたので、暖房機器はエアコンに切り替えると、以前よりは良くなった。
    A 現状を確認。アルミ枠の複層(ペア)ガラスです。サッシ枠には、結露吸収テープが貼ってありました。石油ファンヒーターは、灯油を1ℓ使うと約1ℓの水分が発生する為、室内水蒸気の量を増やしてしまいます。
      他に「ヒトの呼吸や調理等」によっても水蒸気が発生しますが、その点、エアコンは除湿もするので、室内の水蒸気量は減少し、結露発生への改善ができます。
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    また、お客様宅は、調理機器はガスとなっていますので、燃焼による水分の発生もあります。

  • 【ベンドキャップ】9月17日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    多くの点検現場を回っているとベンドキャップからの汚れ(※1)も発見されます。
    でも、軒下とかに設置してある場合は、目立たないようですね。たぶん、雨水が当たらない等の理由だと思われます。
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    機械を使って換気する仕組みのお家では、ベンドキッャプに給気口と排気口があると思います。
    給気口は、外の新鮮な空気を室内に取り組む役割。排気口は室内の汚れた空気(ハウスダスト等)を室内の圧力(機械等で給気口から空気が入ることによる)で押し出す口となっています。

    掃除する場合は、室内側(写真はありませんが・・・汗)からになります。脚立を使ってお部屋にある排気口のカバーを外し、排気口のネットをお掃除すると良いそうです。結構、ホコリが溜まっているみたいですよ☆
    もし、外からのお掃除の場合は、2階等は足場が悪いので気をつけてください。また、弊社でも承っておりますので、お気軽にご相談くださいね。

    ※1 外壁等の汚れの約70%は複合的な都市型汚れだそうです。その多くは、雨水が関係しており、空気中のホコリや排気ガス等の汚れ成分や壁面に溜まった汚れを雨水が巻き込んで壁を伝って流れ出るようです。

  • 【開き戸】9月17日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    Q トイレの窓の鍵がかからない。
    A 現状を確認。ドアの下部にある「スライドするつまみ」が左右に動くのが正常です。
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    ドア全体を調査した結果、つまみだけが不具合であると判明。ドアの仕様を調べて後日、砂田が直す事をお約束。
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