点検ブログ

  • 【トイレの床の変色】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    1階、2階ともに複層フローリング仕様となっています。1階では結露水による床の変色現象がありました。

    [1階]

    14_MM10_トイレ床_01 14_MM10_トイレ床_02

     便器は冷たいので梅雨や冬は結露が発生しやすい時期。換気扇を回すことで「上への排気とドアの下から給気」になることで空気が循環すると結露現象も少しは改善すると思われます。

    床材が木の場合は起こり得る現象ですが、水に強い(汚れには弱いですが)クッションフロアの採用も選択肢としてあります。

    14_MM10_トイレ床_03 14_MM10_トイレ床_04

     変色現象は特に見受けられませんでした。

    [2階]

    14_MM10_トイレ床_05 14_MM10_トイレ床_06

  • 【換気システム】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    天井取り付け型の第1種換気システム(熱交換型機械換気)です。1階、2階ともに運転されていました。お客様は今回の点検に備えて自主的に朝からフィルターの掃除をされていたご様子。定期的なお手入れ・お掃除をされておられるそうですが、「カバーと機械本体を止める内側のバネがいまだにやりにくい」とのご感想です。

    [1階]          [2階]

    15_MM10_換気システム_01 15_MM10_換気システム_02

  • 【5年前、ドアストッパーを取り付けしていました】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    これは今回の10年目点検での様子です。ポーチ柱の横にドアストッパーがあります。

    16_MM10_ドアストッパー_01 16_MM10_ドアストッパー_02

     今から約5年前の5年目点検でのこと。玄関ドアにストッパーを取り付けるまでの流れです。

    当時は玄関ドアを開けすぎるとポーチ柱にぶつかってしまい、扉が少し凹んだ状態でした。事前にどんなイメージで取り付けるのか?寸法はどれくらいか?お客様に説明している様子。

    16_MM10_ドアストッパー_03 16_MM10_ドアストッパー_04 16_MM10_ドアストッパー_05

     作業順序では・・・

    こうやってタイルにドリルで穴を開けてストッパーを差し込む作業となります。当時が懐かしく感じられます。

    16_MM10_ドアストッパー_06 16_MM10_ドアストッパー_07 16_MM10_ドアストッパー_08

  • 【N邸の紹介】2014年5月15日(木)お家の点検10年目(射水市N邸)

    2014年5月15日(木)お家の点検10年目(射水市N邸)

    所要時間 9:53~11:55 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     【N邸の紹介】

    地元に根ざした商売、お客様は理髪店を営んでおられます。

    テラコッタ調の屋根や手塗り感のある壁、ブリックタイル貼り等の南欧風の外観、そしてお庭には鉢やプランター植えのお花が一面に並んでいます。商売ではお客様とのコミュニケーションを非常に大事にしておられ、まさに「お・も・て・な・し」という気持ちが内外に溢れかえっているのを実感できます。

    01_MN10_紹介_01 01_MN10_紹介_02 01_MN10_紹介_03

     お店の入口はアーチ状にブリックタイルが貼られている施工です。その周囲にはアイアン製の外灯が灯るオシャレなアンティークさを演出。塗り壁調の外壁には10年の歳月という経年変化等が現れていますが、手作り・工芸品のような味わいが今なお感じさせてくれます。

    01_MN10_紹介_04 01_MN10_紹介_05 01_MN10_紹介_06

     明るく清潔で落ち着いた店内。

    10年前と同様、いや・・・それ以上の美しさが感じられます。お客様ご夫婦のお手入れが隅々まで行き届いており、お店への愛情・愛着の賜のようです。

    01_MN10_紹介_07 01_MN10_紹介_08 01_MN10_紹介_09

     

  • 【シーリングの経年変化等】2014年5月15日(木)お家の点検10年目(射水市N邸)

    現状を確認。外壁材の目地(継ぎ目/ジョイント)の部分に施してある弾性シーリング剤が劣化・変色して目立っていました。前回の5年目点検の時にお客様へ「外壁の塗料」をお渡ししており、脚立にのぼってDIYで塗っておられた形跡が見受けられました。

    [建物左面/南側]

    04_MN10_シーリング_01 04_MN10_シーリング_02 04_MN10_シーリング_03

     シーリング剤が劣化・硬化・ヒビ割れが発生して仮に雨水が進入しても内部には防水シートが施されているので、直接的な雨漏りの原因にはならないと思われます。ここで一般的な改装(築後10~15年)の事例を紹介。強制的ではありませんが、将来的に起こり得る現象も合わせて説明。

    [建物正面/東側]

    04_MN10_シーリング_04 04_MN10_シーリング_05 04_MN10_シーリング_06

  • 【アイアン製のフラワーボックスのサビ】2014年5月15日(木)お家の点検10年目(射水市N邸)

    お店の正面にはアイアン(鉄)製のオシャレなフラワーボックスが施されています。下のタイルには黒いアイアン(鉄)に発生したサビが落ちた跡がありました。表面に発生したサビはマイナスドライバーの先端で擦ってみるとキレイに取れます。お客様へ部材を長持ちさせるのに将来的なサビ止めの防水塗装をして頂くようお願いしました。

    [建物正面/東側]

    07_MN10_フラワーボックス_01 07_MN10_フラワーボックス_02 07_MN10_フラワーボックス_03

  • 【網戸を固定する工夫】2014年5月15日(木)お家の点検10年目(射水市N邸)

    Q 孫が室内から網戸を手で押し付けても倒れないよう、モノサシで固定している(笑)

    A 現状を確認。網戸を横に動かしてみるとピタッと見事に入り固定されました。サッシの開ける面に網戸があるのが一般的ですが、お客様オリジナルで左右どちらの方向にサッシを開けても落ちないように工夫されています。

    [建物後面/西側/リビング側]

    08_MN10_網戸の固定_01 08_MN10_網戸の固定_02

  • 【床鳴り・キシミ】2014年5月15日(木)お家の点検10年目(射水市N邸)

    Q 床鳴りがする場所に付箋を貼っておいた。

    A 現状を確認。該当場所付近に体重をギュッギュッとかけて床鳴りの音を判断すると、床下にある鋼製束の伸縮音ではなく、床材の基材や床材同士が擦れるキシミでした。音が鳴らないように補修するには「床上から細い釘で穴を開けてボンド剤を注入」という方法を紹介。お客様との協議の結果、構造に影響が無いのだったらこのままの状態で良いとのことになりました。

    [LDK]

    09_MN10_床キシミ_01 09_MN10_床キシミ_02

     床下点検も兼ねて鋼製束の増し締め状態を確認しましたが、特に調整する必要はありません。

    また、床下は湿気もなく現段階ではシロアリの心配は無いと思われます。シロアリ保証の更新はお客様任意となります。

    09_MN10_床キシミ_03 09_MN10_床キシミ_04 09_MN10_床キシミ_05

  • 【引き戸の引っ掛かり】2014年5月15日(木)お家の点検10年目(射水市N邸)

    Q 先日、潤滑油(CRC)を台車に吹き付けて手入れしてみたが・・・。

    A 現状を確認。動きが悪かったので、改めて扉を取り外して台車を検査することにしました。

    [LDK]

    10_MN10_引き戸_01 10_MN10_引き戸_02

     台車の周囲にはホコリが溜まっていました。お客様がお手入れの際に潤滑油(CRC)を使われていたことが原因なのか、周囲のゴミを吸い寄せたのかレールにはホコリがこびり付いていました。

    10_MN10_引き戸_03 10_MN10_引き戸_04 10_MN10_引き戸_05

     マイナスドライバーの先端で台車やレールに溜まったホコリをキレイに取り除きました。

    10_MN10_引き戸_06 10_MN10_引き戸_07

     台車にピタッと絡まっているホコリを軍手やドライバーの先端で上手に拭い取って改めて潤滑油(CRC)で台車の回転を滑らかにしました。

    10_MN10_引き戸_08 10_MN10_引き戸_09

     丁寧な手入れの成果もあってかスムーズに閉まるようになりましたが、今度は「バタン」と勢いよく閉まってしまう不都合も・・・(汗)扉の閉まる速さを緩和・ブレーキをかけるクローザーが壊れていました。使い勝手を考えて取替え用の部材を提案することにしました。

    10_MN10_引き戸_10 10_MN10_引き戸_11

  • 【シャワーの温度調整が効かない】2014年5月15日(木)お家の点検10年目(射水市N邸)

    Q シャワーの温度調整が効かない。

    A 現状を確認。シャワーを持つ手元で温度調整が出来ないと使い勝手が悪いと思われます。後日、メーカーに確認したところ、「浴槽側のメインパネルで温度設定するとシャワーの温度は浴槽側の設定温度以下にしかならない仕様」とのことでした。お客様も日常的に何気なく使っていて、そのうち「何で?」と不思議に感じられたのかもしれません。

    [浴室]

    11_MN10_シャワー調整_01 11_MN10_シャワー調整_02 11_MN10_シャワー調整_03

     

    そう言えば・・・お客様が言っておられたことにウンウンと共感が持てた言葉がありました。

    「引渡しの時に取扱説明書をもらうけど、ほとんど見ない。アレコレと使っていくうちに体で覚えていく性分だし・・・(笑)」そう言われるお客様の気持ち、非常によく分かります。お引渡しの時にお客様へ専門業者の方からひと通りお話して頂いていますが、やっぱり全部覚えられないのが現実かもしれません(汗)