点検ブログ

  • 【メンテナンスフリーのデッキ材は美しさが長持ちしています】2016年10月18日(火)お家の点検10年目(富山市S邸)

    お客様は、建てた当初はデッキの上で洗濯物を乾かそうと考えていたとのこと。ところが、サンルームを増設したのでデッキではほとんど干していないご様子。

    これはメンテナンスフリーのデッキ材です。10年経っても新築時のキレイさを維持しています。

    [デッキ/南側]

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  • 【洗濯物を干す場所】2016年10月18日(火)お家の点検10年目(富山市S邸)

    洗濯物は主にサンルームで干しているのですが、冬場の乾きにくい時期は蓄暖の前で干しているご様子。

    [サンルーム/東側]

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    蓄暖の前面から乾いた温風が吹き出してくるので洗濯物は乾きやすいのですが、大量の洗濯物から放出された大量の水分は「除湿や換気をしないと室温の低下にともなった結露の原因」にもなります。大量の水分を含んだ暖かい湿った空気がLDKの扉の開閉で2階に上昇すると、冷たいサッシの表面に付着して結露化することもあります。

  • 【T邸の紹介/定期的に訪問することでお客様は安心されます】2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    所要時間 13:00~14:02 晴れ

    スタッフ 砂田、恒田、渡辺

     

    【T邸の紹介/定期的に訪問することでお客様は安心されます】

    弊社の訪問検査は1年目、2年目、5年目、10年目の計4回。様々な現象や事例を見てきていますが、住まわれて将来的にどのような不具合があるのか?はお家を構成する部材や設備、建具等の使い勝手・使用頻度等によって起こり得る現象が異なってきます。

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    水漏れの場合は・・・

    これは水漏れが発生しているか?の検査です。水またはお湯を出したり止めたり、流量を調節できる給水バルブ(弁)の周囲、給水管の接続部分にはパッキンが噛ませてあることで水漏れを防いでいます。そのパッキンの劣化等によって接続部分からの水漏れが発生することもあります。

    [洗面脱衣室]        [キッチン]

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    給水管の接続部分の構造はネジ山になっていて水が漏れにくい構造になっているのですが、給水管は常に上水道の加圧があるので、奥まで締め切ってもその奥に隙間があった場合は水漏れが起こるようです。そこでパッキンがあると、接続部分の隙間をなくすことができるのですが、パッキンは消耗・経年劣化して小さくなるので、交換が必要になってきます。

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  • 【壁クロスの変化と補修】2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    壁クロスの状態を確認。近年の1年目点検では、弊社の断熱仕様が変わったからなのか、サッシの真下の壁クロスに膨らみ等の現象が発生している傾向があります。今回の点検現場では見受けられず、ジョイント部分で僅かに膨らみがある程度でした。

    [2階寝室/北側]

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    Q クロスの隅っこ2箇所に掃除機を何回もぶつけて剥がしてしまった。

    [LDK/洗面脱衣室側]   [LDK/キッチン側]

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    剥がれた箇所にコークボンドを充填して指先で剥がれたクロスを接着。ローラーで均して目立たないように補修します。

    [LDK/キッチン側]

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    お客様からの申し出があった際、検査員が手直しできる程度の補修の場合はアフターサービスの一環で対処することもあります。

    [LDK/洗面脱衣室側]

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  • 【トイレの鍵が壊れてロックできない】2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    Q 引き戸の鍵が壊れてロックできない(事前葉書)

    [1階トイレ]

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    現状を確認。開閉テストの結果、上のレールに取り付けられているソフトクローズが効かなくなっているのを発見。ドライバーでソフトクローズのビス位置や引き戸の側面ネジを調整して、正常に機能するように補正しました。

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    ロックを掛ける時は鎌状の金物が飛び出てくるのですが、これがストライクボックスというロック受け金物の間に入らない状態でした。

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    ストライクボックスを取り外して部材の仕組みを検査。同型の部材が使われている洗面脱衣室側の金物をトイレ側に取り付けてみるとロックが正常に機能しました。お客様へ壊れている部材(ストライクボックス)を見せながら仕組み説明し、後日部品交換することになりました。

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  • 【キッチン周り/IHマットを使う?使わない?】2016年9月12日(月)お家の点検5年目(高岡市J邸)

    IHクッキングヒーターの天板に敷いてあるIHマットは主に汚れ防止の用途に使われています。マットの種類にもよると思いますが、温度が上がりにくいとのこと。

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    2013年2月に汚れ防止マットについてネットに掲載されていた記事から引用すると、素材にはシリコンやガラス繊維、マイカ(雲母)、結晶化ガラス等があるそうです。国民生活センターが火災事故事例を受けて調査したところ、マイカ(雲母)の場合は高出力運転でも温度検知機能が作動せず、油が発火した実験結果があるようです。

    メーカーの取扱説明書には汚れ防止マットを使用しないよう注意が呼びかけられていますが、点検現場での事例を見ると、「使うor使わない」はお掃除のしやすさが基準になっています。天板はキズがつきにくい製品仕様なのですが、「いつまでもキレイなキッチンを・・・」お客様の願いかもしれません。

  • 【I邸の紹介/DIYで試しにやってみた】2016年7月8日(金)お家の点検5年目(富山市婦中町I邸)

    2016年7月8日(金)お家の点検5年目(富山市婦中町I邸)

    所要時間 12:50~13:50 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【I邸の紹介/DIYで試しにやってみた】

    お客様はDIYで玄関アプローチや庭を手作りされています。お客様は点検スタッフが検査していく様子を「自分がお手入れしている箇所」の確認に来ているような雰囲気で応答されていました。

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    お客様へ床鳴りの有無を確認すると、以前にお客様ご自身が床下に潜って鋼製束を増し締めされたご様子。床下は暗くて配管が走っているので気をつけて進まなければいけない場所。「鋼製束の増し締め」をされたそうですが、「何か見聞きして覚えられたのか?」は分かりませんでした。次回の10年目点検でお聞きしようと思っています。

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    お引渡しから約5年が経ちました。訪問検査の都度、お客様からお聞きしているDIYの成果。専門業者に依頼すれば費用はかかるが、手間要らず。でも、DIYになると自分の手間と時間が必要になりますが、費用は材料代だけ済みます。不具合があった場合でも気づいた時に直せますし、その後の経過を観察したりできるので、経験値も上がりますし、愛着が大きくなると思います。

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  • 【シーリングのヒビ割れ】2016年7月8日(金)お家の点検5年目(富山市婦中町I邸)

    お家の立地条件・周辺環境等によってシーリングに少しヒビ割れが発生することもあります。

    [建物左面/南側]

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    シーリングが太陽の紫外線等による経年劣化等でヒビ割れが発生してきても下地には防水シートが施してあるので、直接的な雨漏りの原因にはならないと思われますが、今後は将来的な改装計画も少しずつ検討して頂くようお願いしました。

    [建物後面/西側]

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  • 【洗濯機の足跡】2016年7月8日(金)お家の点検5年目(富山市婦中町I邸)

    Q 元々あった旧洗濯機の足跡がひどい。脚の下に何かを最初から敷いておけば良かった。

    A 現状を確認。お客様は洗濯機を買い替えされた際、旧洗濯機の脚があった場所に足跡が残って(クッションフロアが変色)いるのを見てショックだったようです。

    クッションフロアに洗濯機の滑り止めゴムによって変色する「ゴム汚染」という事例を紹介。何かを下に挟んで(あて布やあて木)おけば現象を回避できたのかもしれません。内部に浸透してしまっているので、洗剤を使って拭いても取れないそうです。

    [洗面脱衣室]

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