点検ブログ

  • 【雨垂れ確認】2013年3月5日(火)お家の点検1年目(富山市M邸)

    雨垂れの状態を確認。サッシ枠や板金の間からの雨垂れが少し目立っていました。外装が白であるせいか、黒い雨垂れは目立ちやすいと思われます。
    [建物左面/北側]                    [建物正面/西側]
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    板金と外壁の間からの雨垂れ。雨垂れには雨に含まれる汚れ成分と外壁材同士の間に施されているシーリング剤のシリコンに含まれる可塑剤等の油成分が混ざって撥水性があります。
    [建物正面/西側]
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    外壁に付いている雨垂れを指で擦ってみるとキレイに汚れを落とすことが出来ます。更にキレイにする場合は防水塗膜が効いている早い段階での高圧洗浄(水圧で洗い流す)等のメンテナンスが必要です。

  • 【部屋のコーナー(隅っこ)部分の開き】2013年3月5日(火)お家の点検1年目(富山市M邸)

    壁はビニール製のクロスではなく、塗り壁仕様になっています。湿度変化により下地(木部)が伸縮、下地ボードが追随して動くことでコーナー(隅っこ)が開いている状態。起こり得る現象なのですが、今回は1年目点検であり、2年目点検まで様子を見ることになりました。
    [2階子供室A]
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  • 【洗面化粧台の開閉扉のお掃除】2013年3月5日(火)お家の点検1年目(富山市M邸)

    Q 表面扉の拭き掃除をしているが、なかなか思うようにキレイにならなくて困っている。ここに付く汚れは化粧品関係が多い。
    A 現状を確認。「汚れ落とし」については一般的である「中性洗剤で軽く拭き取る」方法をオススメしましたが、納得されないご様子。そこで、後日メーカーにお手入れ方法を確認することになりました。
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  • 【換気システム】2013年3月5日(火)お家の点検1年目(富山市M邸)

    自然給気と強制排気。今はまだ肌寒い時期であり、大部分の給気口からは冷たい外気が進入してくるせいか「閉じる」でした。
    [リビング西側/給気口/開く]                [リビング南側/給気口/閉じる]
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    [洗面脱衣室/排気口/ON] [1階トイレ/排気口/ON]
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    [2階居室/給気口/閉じる] [2階WIK/排気口/OFF→ON]
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  • 【結露】2013年3月5日(火)お家の点検1年目(富山市M邸)

    結露跡は特に見受けられませんでした。暖房器具は床暖房(加湿器併用)となっています。
    [リビング]
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    これは床暖房の開放式の熱交換ユニットです。防錆循環液(お客様にて費用負担)は少しずつ蒸発していくので適量まで補給する必要があります。次のシーズンがくる前に「改めて確認」することが望まれます。
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    寝室の窓枠が少し結露している状態でした。ご家族が睡眠をとる部屋であり、長時間居る(呼吸する)ことで室内の水蒸気量が増加し、室温が低下する(カーテンとサッシの間)ことで結露しやすくなると思われます。
    [寝室]
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  • 【外装の劣化】2013年3月2日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町I邸)

    コーキング(シーリング)の弾力性を確認。太陽の紫外線等によって次第に硬化・ヒビ割れという経年変化(劣化)などが現れます。下地には防水シートが施してありますので雨漏りの直接的な原因にはならないと思われます。
    [建物後面/西側]
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    将来的な外装修繕ではコーキング(シーリング)の打ち直しや外壁などの防水塗膜(塗装)の再施工が出てきます。ともに足場工事が必要になるので、同時期に実施したほうが経済的です。
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    今後の起こり得る現象を紹介。外壁材には防水塗装を施していますが、太陽の紫外線等の影響によって次第に劣化・粒子化してチョーキング現象(外壁の表面を手で触ると塗膜が付く)が起こります。防水塗膜が効かなくなってくると外壁の基材が少しずつ傷んで余計に費用がかかることもあります。次回の10年目点検でも検査を実施して将来的な補修等の目安がわかると思われます。