点検ブログ

  • 【クロスの隙間等】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    Q クロスのコーナー部分に隙間等がある。
    A 現状を確認。クロスの変化は「湿度変化による下地材(木部)の伸縮等によってビニール製のクロスも追随すること」で起こります。日常の生活(壁クロスとしての機能性)では問題・不便・不都合は無いのですが、少し見栄えが悪くなるという現象があります。
    [2階居室]
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    この伸縮現象を考慮してクロスのコーナー部分では「切る施工」が一般的です。なお、切った部分にはコークボンドが充填されています。
    [リビング]
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  • 【換気システム】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    第3種の換気システム。洗面脱衣室やトイレ、階段口等にある強制排気(換気扇)によって外に空気が排出されると同時に、各お部屋にある自然給気(給気口)から空気が流入する仕組み(気圧の変化等)になります。
    [リビング他/給気口]   [洗面脱衣室/排気口]
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    サンルームにある換気扇のカバー(フィルター)がまだ1年目点検でしたが、汚れていました。洗濯物が乾くことで衣類の繊維や付着していたホコリが室外へ排出される時にフィルターに付いたものと思われます。スイッチは「常時運転」でした。
    [サンルーム]
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    和室の給気口が「閉じる」の状態だったのでお客様に理由をお聞きしたところ、「和室で寝ていると冷たい風が入ってきて寒かったから」とのことでした。やっぱり季節(外気温)によっては閉めたくなる時期もありますね。
    [和室]
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  • 【屋根点検】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    今回持参したのは長ハシゴではなく、軽四自動車にも積み込める大きさで折り畳みできる脚立でした。この脚立を最大限に伸ばして屋根に立て掛けてみると、先端がギリギリ届く程度で安全に上れない状態。
    [建物正面/南側]
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    そこで、2階のお部屋から直接屋根に移る方法をとりました。
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    下屋の屋根上で脚立を伸ばしてみると、大屋根にも届いたようです。前方に見える建物の窓ガラスには大矢が点検している様子がくっきりと映っていました。
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    屋根上に設置してある室外機。ここ数年は大雪の影響で積雪量も多いので、エアコン効率を考えると室外機の手前の除雪を忘れないようにして頂くようお願いしました。
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  • 【水の出の確認】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    水の出(勢い)を確認。点検スタッフから見ると、少し水流が強い状態に思われたのですが、お客様にとってみれば「ちょうど良い」との返答でした。
    もし、水圧(勢い)や水・お湯の出る分量を調整する場面があった時、洗面台の下段の扉を開けると奥のほうに「バルブ」があるので回して調整できることを紹介しました。
    [洗面化粧台]
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  • 【食品庫の扉(引き戸)の開閉】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    引き戸の開閉テストを実施。少し重くなっている状態を発見。
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    扉と壁の間には寒さ対策でモヘヤ(隙間風が入らないようにする毛状のもの)が取り付けてあります。冬になると食品庫から冷気が入って奥様が非常に寒がっておられたのに配慮して、永原が提案しました。
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    「開けにくさ」と「寒さ」のどっちが嫌?を天秤にかけた結果、どうしても「寒い」のは嫌だそうで、このままの状態で良いことになりました。

  • 【キッチンパネルのふやけ】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    昨年の1年目点検で指摘のあった「濡れたタオルを掛けっ放しにすること」で起こる「パネルのふやけ」現象。1年目点検後のフォローでメーカー側からの対応があって現在は既に取り替えられています。
    メーカー側はお客様からの多くの声を受けて再発防止として現在は「取扱説明書で注意喚起」しているそうです。
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  • 【クロスの隙間等】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    Q クロスに隙間が開いている。
    [2階居室]
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    A 現状を確認。コーナー部分のコークボンドが経年変化等でプチプチ状になっていました。新築時のクロス施工は湿度変化によって下地材が伸縮すると、石膏ボードの表面に貼ってあるビニール製のクロスも変化します。クロスの動きに備えてコーナー部分はあらかじめ「切る施工」になっています。
    「曲げる(折り返す)施工」の場合、クロスが変化することで「よじれ」等が発生することもあり、跡がついてしまうこともあります。
    [階段口]
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    そこで、現場の施工ではあらかじめコーナーに隙間を開けて「クロスの伸縮に対応」させて、その隙間部分にコークボンドを充填しておくことで見栄えが良くなるように保っています。
    ただし、コークボンドにも耐用年数がありますので、数年後にはまた同じ現象(隙間が開く)になることもありますので、DIYでお手入れして頂くようお願いしました。