玄関ドアの開閉テストを実施。ゆっくりと閉まる「第2軌道」がほとんど無く、一定の速さでバタンと閉まる状態でした。そこで、少しでも危なくないようにドアクローザーの速さ調整ツマミを動かして、第2軌道のスピードをゆっくりへと改善。
点検ブログ
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【床のキシミ】2012年5月10日(木)お家の点検2年目(富山市N邸)
お部屋の湿度状態によっては膨張した床材同士がぶつかり合うことで異音がする事例もあるので、まずは床材同士の間にカッターで切れ込みを入れて隙間を作ってみました。隙間の周囲を指で強く押さえつけて、床材同士の擦れ具合を改めて確認しましたが、改善されませんでした。
そこで、床下の状態を確認すべく、本日2回目の床下点検となりました。
床暖房仕様となっているリビングの床材。キシミ音に対する床下からの目視調査の結果、床材同士の擦れが原因と判明。床上から体重をかけると隙間がたわんで音が出る(床下から見るともっと分かりやすい)現象です。
本日は補修材料を持っていなかったので、後日持参して床下に入って床材同士の間に大引を追加して、たわみ現象を改善する事をお約束。
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【引き戸の引っ掛かり】2012年5月10日(木)お家の点検2年目(富山市N邸)
これは「リビングとDK」の間の引き戸です。3枚引き戸の引っ掛かりを検査。最初の1枚(リビング側)が途中で引っ掛かったので、扉の左右にある調整ツマミを回して現状を改善。
奥のDK側の扉も引っ掛かりがあったので、ドライバーで傾きや高さを調整。引っ掛かり現象の原因は様々ありますが、仕切っている扉の両サイドの部屋が違う湿度であり、木部の調湿作用によって「扉の反り」が起こっているものと思われます。
また、開閉の時にわずかに擦れる音がしており、開閉を数回試してみると、紙切れが中から出てきました。これを取り除いて異音を解消。
最後にお客様へ引き戸の調整方法を説明。扉の両サイドの下側には調整ツマミがあります。この奥にも扉の上下・左右を動かせる台車が入っており、木部の変化(湿度による伸縮)に対応した仕様になっています。DIYで調整する時は片方だけでなく、両サイドを同時に調整して頂くようお願いしました。
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【クロスの隙間】2012年5月10日(木)お家の点検2年目(富山市N邸)
Q クロスに隙間が発生してきた。
A 現状を確認。壁クロスの下地に入っているボードの動き(木部の湿度変化等による伸縮)にクロスが追随できずに隙間となって現れたものと思われます。
[1箇所目]このクロスは隣のWIC(ウォークインクローゼット)の壁から寝室の壁までの範囲を同一の模様であり、トータル的なコーディネートとなっています。
このクロスの「つなぎ(クロス同士の貼り合わせた隙間)部分」は柄に合わせた横貼りとなっています。一般的な縦で切る施工ではなく、横に流れる模様をそのままキレイに活かすために、横のラインに合わせて切った施工です。
このクロスの柄は一般的な配色ではなく、オリジナル仕様となっています。仮にクロスの貼り替えを考える場合、商品の周期は一般的には約2年なので同じ柄が廃番になっていることも考えられます。お客様との協議の結果、この隙間に対処すべきか否かを改めて検討して頂くことになりました。
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【玄関ドアの開閉】2012年4月21日(土)お家の点検2年目(南砺市H邸)
玄関ドアの開閉テストを実施。吹き抜けてくる風がとても強いので、「バタン!!」と大きな音をたてて勢いよく閉まってしまいます。お客様はこの大きな音には慣れておられるご様子。
さて、ドアクローザーの閉まる軌道にはゆっくりと閉まる「第2軌道」があります。これはドアが閉まる時に誤って指を挟めてケガをしないようにする役割となっています。
また、ドアクローザーのもうひとつの役割であるストッパー機能。床から出ているストッパーもあるので、ドアノブが壁に当たらないように止めることができる仕組みですが・・・。ドアノブには小さなキズが付いていました。強風の影響で何かにぶつかったものと思われます。風圧の力って、私たちが思っている以上にとても強いんですね・・・(汗)
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【床のキシミ】2012年4月21日(土)お家の点検2年目(南砺市H邸)
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【バルコニー内のゴミ】2012年4月21日(土)お家の点検2年目(南砺市H邸)
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【クロスの隙間・浮き】2012年4月21日(土)お家の点検2年目(南砺市H邸)
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【クロスの変化】2012年4月21日(土)お家の点検2年目(南砺市H邸)
Q クロスの隙間やヒビ割れは今後とも起きる現象なのか?
A お客様は階段手摺りに貼ってあるクロスを見ながら質問されました。季節の変化による室内湿度の変化によって下地の木部が伸縮します。これにともなってビニール製のクロスも追随しますが、経年変化によってクロスの弾力性が劣化していくとクロスに変化(隙間や浮き等)がでてきます。クロスの施工方法について。コーナー(角)部分はよじれを防ぐために、あらかじめ「端っこ同士を召し合わせる(角の部分は切る)」施工をして、隙間には白系のコークボンドで目立たないようにしているのが現状です。クロスが変化しても簡単に対処しやすいように配慮されています。
これがコーナーで巻いた施工の場合、クロスの変化によって「よじれ」現象になってしまい、補修するのに大変苦労しますし、跡が残ってしまうこともあります。隙間が見えても構造上には全く問題はありませんし、隙間風も入ってきませんし・・・他の点検現場での事例を紹介しました。
これは営業の永原が自分用のコークボンドで目立たないように補修している様子です。これまでに点検現場に同行して、点検スタッフが補修している状態を見て、自分なりに覚えたようですね。
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【勝手口のロックが掛かりにくい】2012年4月14日(土)お家の点検5年目(富山市H邸)