点検ブログ

  • 【結露】2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    Q 冬の間はガラスの表面が結露していた。
    A 現状を確認。暖房機器は屋外燃焼型のガスファンヒーターを使用されていたそうで、室内には燃焼による水蒸気が発生しない仕様です。
    まず、複層ガラスは「結露しない」のではなく、「結露しにくい」ということ。そして、生活スタイル(水蒸気の発生)によって状況は様々。室内の水蒸気を増加させる要因は「調理器具のガス(燃焼)、衣類の室内干し(乾く)」等々があります。室内の水蒸気量が変わらなければ、暖房を消した後の気温の低下とともにカーテンで遮られたサッシの面が露点になって結露が発生するものと思われます。
    05_KN2_結露_01.jpg05_KN2_結露_02.jpg

  • 【勝手口の開閉の引っ掛かり】2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    Q 開閉の際に引っ掛かりがある。
    A 現状を確認。
    06_KN2_勝手口の開閉_01.jpg06_KN2_勝手口の開閉_02.jpg

    扉を「閉めた状態」と「開けた状態」とでノブの回り方を検査。
    06_KN2_勝手口の開閉_03.jpg06_KN2_勝手口の開閉_04.jpg

    「開けた状態」では問題は無かったのですが、「閉めた状態」でノブを回した時に「ノブと平行の位置にあるラッチとラッチ受け」ではなく、上部にあるラッチとラッチ受けに摩擦があるのを発見。
    06_KN2_勝手口の開閉_05.jpg06_KN2_勝手口の開閉_06.jpg

    後日、メーカーにて調整する事をお約束。

  • 【今後のメンテナンスについて/外壁・コーキング】2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    外壁の表面の防水塗膜が紫外線等による劣化で外壁の含水率が増加(撥水性の低下)すると、お家の方角(日当りや周辺環境等)によっては藻が発生する場合もあります。
    11_KN2_今後のメンテ・外壁等_01.jpg11_KN2_今後のメンテ・外壁等_02.jpg11_KN2_今後のメンテ・外壁等_03.jpg

    今回は南側のコーキングの状態を一緒に見て頂きました。指で強く押し当てて弾性を検査。特に問題はありませんでした。
    南側の面は特に紫外線等の影響が大きく、硬化によるヒビ割れ現象が早い段階で出てくることもあります。外壁の下地には防水シートの層もあるので、特に心配することはありません。今後も5年目、そして10年目と点検があるので、状況を確認しながら様子を見ていくことになります。

  • 【K邸の紹介】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)
    所要時間 9:08~10:48 晴れ
    スタッフ 大矢、渡辺

    【K邸の紹介】
    玄関アプローチ。前面道路と玄関までの間の距離。点検現場では様々なレイアウト(顔?演出?)でお客様をお招きしている様子が伺えます☆
    今回の現場では乱形石が玄関に向かってカーブを描いて敷き詰められ、周囲には白い砂利。そして円状の茶色の植木スペース☆☆
    「和」の感性が光っています☆☆☆
    01_MK5_紹介_01.jpg01_MK5_紹介_02.jpg

    玄関は壁一面が人工石です。何か懐かしい気持ちにもなります。
    01_MK5_紹介_03.jpg01_MK5_紹介_04.jpg

    また、カーポートの土間には、ちょこんとお花が植えられるスペースがあります☆
    車を止める場所にもお家の雰囲気・お客様の心配りが現れる場所ですね♪
    01_MK5_紹介_05.jpg01_MK5_紹介_06.jpg

  • 【防犯設備】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    夜になると、人などの動きを感知してピカッと光る防犯用照明。最近のご家庭では多く見受けられます。
    点検現場は主に昼間なので、光ることはありませんが・・・(汗)
    03_MK5_防犯設備_01.jpg03_MK5_防犯設備_02.jpg

    どの位置から電源を引っ張っているの?
    外部コンセントから市販の延長コードを伸ばしたりして、色々とお客様も工夫されておられるご様子。今回の事例では高い位置にコンセントを作られたようですね☆

  • 【コーキングの劣化】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    今後、起こり得る現象ではコーキングの劣化(硬化)があります。目視や指を押し当てて分かる弾性の検査方法。コーキングが紫外線等の影響で劣化するにつれて硬化し、ヒビ割れが発生してきます。下地には防水シートが層になって施されているので、すぐに雨水が進入することはありません。
    06_MK5_コーキングの劣化_01.jpg06_MK5_コーキングの劣化_02.jpg

    方角(日当り等)によって劣化の進行速度は違うこともあるので、実際に感触を確認して頂きました。
    コーキングの打ち直し工事では「既存のコーキングを取り除いて、新しく打つ」ことになります。

    また、外壁が紫外線等の影響で防水塗膜が次第に劣化し、表面を触ると白い粉が手に付く現象もあります。
    06_MK5_コーキングの劣化_03.jpg06_MK5_コーキングの劣化_04.jpg

  • 【玄関ドアの開閉】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    玄関ドアの開閉状態を検査。第2速度(ゆっくり閉まる)の軌道が無かったので、ドアクローザーの調整ツマミをドライバーで数ミリ回して調整し、現状を改善。
    07_MK5_玄関ドアの開閉_01.jpg07_MK5_玄関ドアの開閉_02.jpg

    今回は調整しましたが、ドアクローザーは油圧式なので、季節の温度変化や風の向き等で次第に開閉の状態も変化していきます。

  • 【蓄暖のホコリ】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    Q 蓄暖の後ろ側のコンセントや配線の表面にホコリが溜まっていた。堆積したホコリに電気の火花が引火(トラッキング)する危険性があるのか?
    A 現状を確認。当初の配置予定ではLDKの空間を最大限利用する意図があり、出来るだけ端っこに蓄暖をくっ付けた経緯があります。蓄暖の機械は相当な重量があるので、設置後の移動はほとんど出来なくなります。
    12_MK5_蓄暖のホコリ_01.jpg12_MK5_蓄暖のホコリ_02.jpg

    ホコリ対策では200Vの電源は直結しているので問題ないと思われますが、タイマーの電源が100Vの一般的な仕様であり、コンセントに差している状態。お客様との協議の結果、タイマーの電源コードを表側に移動させることになりました。
    12_MK5_蓄暖のホコリ_03.jpg12_MK5_蓄暖のホコリ_04.jpg

    ホコリが溜まる事例では、自然に溜まる場合と蓄暖の特徴としての「吸気口から吸い込んだ空気を『内部の蓄熱レンガを通してから吐き出す』ことで温風を出す」仕組みであり、使用するにつれて吸気口にホコリが溜まっていく場合があるようですね。

  • 【結露】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    サッシ枠の状態を目視検査。結露の跡と思われる小さなカビが発生していました。
    リビング内には蓄暖がありますが、水蒸気を発生させずに室温が上昇するので湿度が低くなる(過乾燥)現象になります。お子様の健康を考えると、ある程度の湿度も必要なので、近くに加湿器がありました。
    14_MK5_結露_01.jpg14_MK5_結露_02.jpg14_MK5_結露_03.jpg

    温風タイマーがきれた後、室温の低下とともにカーテン越し(室内空気の対流が遮断されている)でサッシの温度の低い部分が露点となって結露が発生したものと思われます。