点検ブログ

  • 【換気計画】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    お家の換気計画のために下部が少し開いているリビングドア。冬期にリビングドアの下部から隙間風が入るか否かを確認したところ、今はつけていないが、隙間風防止用のスポンジを差し込んでおられたそうです。
    10_YK5_換気計画_01.jpg10_YK5_換気計画_02.jpg

    リビングドアの下部が少し開いているのは、木部が季節や季候による湿度変化での伸縮対応(ドアの開けやすさ)もありますが、「計画換気」という法律に基づいて設計・施工されているためでもあります。

  • 【クロスの変化】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    クロスのねじれや隙間、浮き等がありました。
    [ねじれ]
    11_YK5_クロスの変化_01.jpg11_YK5_クロスの変化_02.jpg

    [隙間]
    11_YK5_クロスの変化_03.jpg11_YK5_クロスの変化_04.jpg

    そこで、持参しているコークボンドで目立たないように補修することになりました。
    [隙間のある状態]     [コークボンドを隙間に充填]
    11_YK5_クロスの変化_05.jpg11_YK5_クロスの変化_06.jpg

    [濡れたタオルで押し当て] [ローラーで平らにする]
    11_YK5_クロスの変化_07.jpg11_YK5_クロスの変化_08.jpg

    目立たなくなりました。補修完了です☆

    [膨らみのある天井クロス]
    11_YK5_クロスの変化_09.jpg11_YK5_クロスの変化_10.jpg

    [カッターで切れ目を入れる][指で隙間を開く]
    11_YK5_クロスの変化_11.jpg11_YK5_クロスの変化_12.jpg

    [コークボンドを充填]   [濡れタオルで強く押し込む]
    11_YK5_クロスの変化_13.jpg11_YK5_クロスの変化_14.jpg

    [ローラーで平らに]
    11_YK5_クロスの変化_15.jpg11_YK5_クロスの変化_16.jpg

    こちらもある程度目立たなくなりました☆

  • 【結露】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q 1階の蓄暖があるリビングでも結露が発生している。
    A お客様宅での暖房器具をお聞きすると、石油ファンヒーターは使っておられず、蓄暖とエアコンだけのようです。
    蓄暖は水蒸気を発生させない暖房器具ですが、過乾燥になる傾向があり、お客様の生活スタイル(室内干しや加湿器、呼吸等による水蒸気の発生)によって状況は様々です。
    13_YK5_結露_01.jpg13_YK5_結露_02.jpg

  • 【お家のメンテナンスをDIYで】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    今回の5年目点検では、コークボンドを使って現象を目立たないようにするメンテナンスの見本を披露することになりました。
    砂田が脚立の脚先に養生(キズ防止兼滑り止め)しています。
    14_YK5_お家のDIY_01.jpg14_YK5_お家のDIY_02.jpg

    実際にお客様の前で「現象の原因と対処方法」を説明。
    持っているのは、コークボンドやローラー、濡れタオル等々。日頃から点検現場で使い込まれている形跡は道具を見れば一目瞭然☆
    14_YK5_お家のDIY_03.jpg14_YK5_お家のDIY_04.jpg

    平面図を見ながら、点検表に本日の検査結果を書いているシーン。お客様は点検スタッフの検査報告を聞いて確認、そして署名をされます。
    14_YK5_お家のDIY_05.jpg14_YK5_お家のDIY_06.jpg

    最後に「住まいの管理手帳」をプレゼントしています。ページをサラサラとめくりながら、今回の点検にあった事例や対処方法、そして今後の起こり得る現象等を指差し確認。
    14_YK5_お家のDIY_07.jpg14_YK5_お家のDIY_08.jpg

    これからの、長く・快適な住まいを実現・目指すには、お家の部材等の経年変化をあらかじめ知っておいて、メンテナンスにも心配りをすることが必要になってきます。
    お家のメンテをDIYで・・・と考えると、「釘と板を持って・・・」と日用大工的なちょっと古めかしい想像をしちゃいますが、本当はもっと気楽にできる作業かもしれませんね♪

  • 【玄関ドアの開閉】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q ドアを閉める時は足で踏み込んでロックを掛けている。
    04_YT5_玄関ドア開閉_01.jpg04_YT5_玄関ドア開閉_02.jpg

    現状を確認。ラッチとラッチ受けのかみ合わせが少しずれている状態でした。そこで、ラッチ受け金具のビスを微調整して現状を改善。
    04_YT5_玄関ドア開閉_03.jpg04_YT5_玄関ドア開閉_04.jpg

    また、ドアの閉まる速さが「第2軌道(ゆっくりと閉まる)」がなく、一定速度で閉まる状態でした。
    そこで、ドアクローザーの調整ツマミを調整することになりました。
    04_YT5_玄関ドア開閉_05.jpg04_YT5_玄関ドア開閉_06.jpg

    閉まり具合を確認しながら、何回も調整し直して現状を改善しました。

    ドアが閉まる時に異音が発生したり、鍵穴が通りにくくなった場合は、潤滑油(CRC)ではなく、パウダー状の潤滑剤を丁番やラッチ、鍵穴に吹き付けて、摩擦を軽減するようお願いしました。
    04_YT5_玄関ドア開閉_07.jpg

  • 【計画換気】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    ほとんどの給気口は「閉じる」の状態。冬の寒い時期は、リビングの蓄暖でお部屋はとても暖かいのですが、「開く」状態だと冷気が給気口から隙間風のように室内に入ってきたので、あえて閉じているとのことでした。
    08_YT5_計画換気_01.jpg08_YT5_計画換気_02.jpg

    Q リビングドアと床の間に隙間が開いているのはどうして?
    A 「計画換気」という法律に基づいて設計・施工されており、階段口や脱衣室の換気扇から室内の空気を排気して、各部屋の給気口から外気を取り入れています。
    お客様はこのドア下からの隙間風対策にシート等を購入して取り付けておられるそうです。ネットにもいろんな商品が出回っていますね。
    08_YT5_計画換気_03.jpg08_YT5_計画換気_04.jpg

  • 【障子戸の開閉/和室】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 開閉の際に、中央部分で引っ掛かりがある。
    A 現状を確認。障子戸の両サイドと鴨居との隙間を比べてみると、少しの開きがありました。
    09_YT5_障子戸の開閉_01.jpg09_YT5_障子戸の開閉_02.jpg

    戸先(戸首)を削ることで現状を改善できますが、季節や季候(湿度)の変化によって、鴨居や敷居、障子戸が伸縮するので、湿度が高くなる(水蒸気を吸収して木部が伸びる)時期となる梅雨に調整する事をお約束。
    09_YT5_障子戸の開閉_03.jpg09_YT5_障子戸の開閉_04.jpg

  • 【コンセントの使い勝手について】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    1年目点検の後にお客様からコンセントの見積り依頼がありました。場所はお家の真ん中であるリビング階段の足元です。
    ここはリビングのちょうど中央にあって、延長コードをつなげれば、1階の全ての場所と階段上(2階)のホールまでも掃除機をかけられるようで、とっても重宝されて大活躍だそうです☆
    10_YT5_コンセント使い勝手_01.jpg10_YT5_コンセント使い勝手_02.jpg

  • 【結露】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 寝室で朝起きた時にはサッシの下の辺りが結露で濡れている。
    A サッシ枠の状態を目視検査。結露跡と思われる小さなカビが発生していました。ご家族が寝ているお部屋であり、就寝中の呼吸(家族数にもよる)による水蒸気の増加と室温の低下で露点に達しているものと思われます。
    11_YT5_結露_01.jpg11_YT5_結露_02.jpg

    Q 蓄暖があるリビングでも結露が発生している。
    A 蓄暖は輻射熱を利用した水蒸気を発生させない暖房機器。点けている時間帯は気温が高く、室内の水蒸気が増加(呼吸等)しても結露にはなりませんが、就寝時はタイマーをセットし消えた後は室温が低下、室内水蒸気量の変化がなければ、露点となって、サッシ枠等に結露が発生する仕組みとなります。
    11_YT5_結露_03.jpg11_YT5_結露_04.jpg

  • 【天窓の結露】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 今年の大雪(屋根雪)の影響か、天窓の真下の床に水が溜まっていた。誰かが水をこぼして放置しているのかと思ったが・・・(笑)
    12_YT5_天窓の結露_01.jpg12_YT5_天窓の結露_02.jpg

    A 現状を確認。天窓の枠材(木部)を見ると、表面には雨水が浸入したのではなく、結露水が流れた跡が残っていました。大雪で屋根雪が長い間溜まっている場合、天窓の真上に溜まっている雪と室内の暖気が接触する面で結露が発生し得る現象と思われます。
    12_YT5_天窓の結露_03.jpg12_YT5_天窓の結露_04.jpg

    Q 天窓があるおかげで、2階はとても明るいが、夏場は非常に暑くなる(大汗)陽射しを遮る天窓用のロールスクリーンをご提案。後日、見積書を提示する事をお約束。
    12_YT5_天窓の結露_05.jpg12_YT5_天窓の結露_06.jpg