点検ブログ

  • お家の点検2年目(基礎の多数ある穴)

    お家の点検2年目(基礎の多数ある穴

    所要時間 60分 雪

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    2年目点検・・・・・・内外の注視検査中心で打診等により詳細に点検。1年目点検履歴を考慮し、保証書及び点検リストの項目の説明。

     

    【点検箇所】

    基礎表面のヒビ割れ、基礎と土間コンクリートの隙間、基礎表面のもらい錆、屋根、給湯器・貯湯ユニットの位置、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、雨垂れ、設備台の沈下、クロスの隙間、キッチン周り、換気システム、水漏れ、トイレ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎と土間コンクリートの隙間]

    基礎と土間コンクリートの隙間を確認。

     

    [基礎表面のもらい錆]

    基礎表面に付着している赤錆を再確認。前回の1年目点検でも見受けられており、赤錆の範囲は変化していないと思われる。砂利による「もらい錆」と説明している。

     

    [屋根点検]

    本日は雪混じりの天候であったが、屋根点検を強行実施。

    屋根材はガルバリウム鋼板仕様。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲のモルタル処理は適切にほどこされているように思われる。

     

    [設備台の沈下・下がり]

    設備台の沈下を確認。左右を見比べると、数ミリの差があると思われる。

    貯湯ユニットが少し前に傾いているようであった。5年目点検で改めて設備台の沈下を検査することを説明。

     

    [クロスの隙間]

    収納棚と壁の間に隙間がある。

    室内の入隅には隙間が多数見受けられた為、コークボンドを充填することとなった。

    <キッチン>

    <リビング/2階居室>

     

    [キッチン周り]

    包丁ラックの「固定する部材」がグラグラしており、包丁を差し込めない。

    現状を確認。包丁ラックの内部にある「固定する部材の留め具」が外れていると思われる。対処することとなった。

    下水の臭いがあがってくる。

    現状を確認。排水管の立ち上がり部分の配管同士に隙間が発生している可能性もある為、化粧板をはずして検査することとなった。

     

    [小屋裏点検]

    小屋裏点検を実施。特に異常なし。

     

     

    点検総括・・・包丁ラックの留め具修理は当日に対応、基礎表面のもらい錆に関してはご説明さしあげた。基礎と土間コンクリートの隙間(北側)、設備台の下がりによる基礎との隙間に関しては様子見となった。

    車のタイヤ交換をいている時、子供の目線で基礎の上にある小さな穴(キソパッキン)を見つけた。お客様はスマホで写真を撮影。基礎内の「通気確保の役割」を説明すると理解された。

  • お家の点検1年目(コーナー部分のクロス保護)

    お家の点検1年目(コーナー部分のクロス保護

    所要時間 40分 小雨

    スタッフ 前根、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    基礎化粧モルタルのヒビ割れ、設備台沈下による基礎との隙間、雨垂れ、基礎の貫通跡、給湯器・貯湯ユニットの位置、室外機の排水経路、クロスの隙間、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れの有無]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。現段階ではヒビ割れ現象は特に見受けられなかった。

     

    [設備台の沈下による基礎との隙間]

    設備台が少し沈下して基礎との間に隙間が空いている状態を確認。次回の2年目点検まで様子見となった。

     

    [雨垂れ確認]

    外壁材は窯業系サイディング仕様。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。全てのサッシの下には雨垂れ防止水切りが取り付けられている。

     

    [基礎の貫通跡]

    基礎を貫通している配管周囲の隙間処理は適切に施されていると思われる。

     

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [換気計画]

    第1種換気システム・エアーセーブ(機械排気・機械給気)でONの状態。

    <和室:ON/2階居室:ON>

     

    [キッチン周り]

    食洗器は日常的に使用しているご様子。

    庫・引き出しを閉めると上に蓋が被さること、食器類を収める際は洗浄中の吹きこぼれを防ぐ為、収納する高さに気を付けて頂くよう改めて助言。

     

    [水漏れ検査]

    給排水管からの水漏れの有無を確認。収納の陰になることで給排水管からの水漏れは発見しにくい為「水漏れ事例」を知ること、確認する習慣を促した。

    <洗面脱衣室/キッチン>

     

     

    点検総括・・・設備台の下がりによる基礎との隙間(南側)は翌年の点検まで様子見となった。

     

    ネコを飼われてるご様子。コーナー部分のクロスがネコによって傷つけられている状態。傷防止としてコーナー部分に合うL型の部材がホームセンターで販売されていることを紹介。

  • お家の点検15年目(玄関ドアの取替え)

    お家の点検15年目(玄関ドアの取替え

    所要時間 150分 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    15年目点検・・・・・・5,000円を支払って頂く有償点検。基本的な検査方法・順序は10年目点検と同様となる。

     

    【点検箇所】

    点検枡、基礎の化粧モルタルのヒビ割れ、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、屋根、雨垂れ、雨漏り対処、ポーチ・ベランダ経年劣化、化粧材経年変化、キッチン周り、水漏れ、トイレ、換気システム、小屋裏、床下他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [汚水桝]

    汚水桝の点検を実施。油脂等の溜まりが少し見受けられた。お客様からホースリールをお借りして管内を洗浄することとなった。

                                                                         

     

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れ]

    床下点検の際に化粧モルタルのヒビ割れを発見。

      

     

    [雨漏り対処]

    以前に2階ベランダにたまった雨水が室内に浸入した経緯があった為、改めて現状を確認。雨漏りがあった際の天候は風雨が強かったことにより、様々な方向からの風圧があったと思われる。

     

    今回は再発防止の為、雨が浸入しそうな部位にシーリングを充填。

     

     

    [ポーチ・ベランダ(1階)の経年劣化・腐食]

    ポーチ・ベランダ(1階)の床材が腐食している現状を確認。代替として「腐食しない部材」を提案したが、お客様は解体・撤去して土間コンにタイルを載せることを希望。

     

    お客様は具体的な希望を図面で説明。後日、見積書を提出することとなった。

     

    [化粧材の経年劣化等]

    「北側の部位に亀裂が発生した」との申し出があった為、現状を確認。お客様はDIYで亀裂した箇所にシーリング処理をされていた。

    お客様は将来的な腐食防止の為、2か所の「木部の出」の部位全体にカバーをかけたいご様子。どのような形状が良いか手書きで伝えられた。見積書を提示することとなった。

     

    [玄関ドアの取替え]

    玄関ドアを取り替えたい。奥様によると「隙間が空く、防犯上の理由」とのこと。

    現状を確認。ドアを取替えする方法もあるが、家の印象も変わらない「カバー工法」を提案。この工法は間口が少し狭くなる等のデメリットもある。

     

    [キッチン周り]

    食洗器は日常的に使用されているご様子。

     

    [水漏れ確認]

    水漏れの有無を確認。排水管の接続部分にあるパッキン材の劣化等による水漏れが発生することもある為、起こり得る現象を理解して頂いた。

     

     

    点検総括・・・点検枡・通気菅の油脂等の溜まり、雨漏り経路の対処、お客様DIYによる外壁塗装は当日に対応・確認。網戸の破損についてはその場でご説明。化粧材の経年劣化、ポーチ・ベランダの解体・撤去、玄関ドアの取替え、郵便ポストの移設に関しては見積書を提出することとなった。今回の点検時以前に外部ベランダの下から雨漏りしていた為、シーリング業者に依頼した、また基礎化粧モルタルのヒビ割れに関しては後日対応となった。

  • お家の点検1年目(キッチンの引き出しがグラグラする)

    お家の点検1年目(キッチンの引き出しがグラグラする

    所要時間 70分 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    雨垂れ、基礎ファンデーション施工のヒビ割れ、基礎表面の白華現象、基礎の貫通跡、グレーチングの変形、壁等のキズ・へこみ、テレビ配線口、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎表面の白華現象]

    基礎周りの内側にある土間コンクリート内の水酸化カルシウムが溶け出して空気中の二酸化炭素に反応し炭酸カルシウムになる現象。2年目点検まで様子見となった。

    [グレーチングの変形]

    車が浸入しグレーチングを踏むと音が非常に大きい。騒音を抑えるためにグレーチング同士をビス固定させたりしているが、隙間が原因なのだろうか?

    現状を確認。グレーチングが納まっている端の高さが水平でないことが原因と考えられるた。凸凹のある面を削って水平にすることで改善すると思われる。

     

    [テレビ配線口の切り替え]

    テレビ配線のコード(アンテナケーブル)の1本を下に接続したが、子供がイタズラ(口に含ませる等)するので危険。

    現状を確認。配線コードの差し込む位置を切り替えることとなった。

     

    [窓ロックのイタズラ防止]

    子供がベッドで立ち上がって窓のロックを外すことがある。

    現状を確認。チャイルドロックのようなアイテムの有無を調べることとなった。

     

    [引き出しがグラグラする]

    引き出しが最後まで閉まらない。

    現状を確認。炊飯器が後ろに当たることで引き出しが最後まで閉まらなかったことが判明。炊飯器を少し前に移動させると改善されたが、引き出しが最後まで閉めた際に固定されずにグラグラする状態であった。対処することとなった。

     

    [キッチン]

    蛇腹ホースの収納時に引っ掛かりがある。

    現状を確認。浄水器を取り付けたことで蛇腹ホースを元に納める際にシンク下の蛇腹ホースが引っ掛かることで発生する現象と判明。対処することとなった。

     

     

     

    点検総括・・・基礎表面の白華現象は2年目点検で再チェック、井戸水配管を上水道に切り替え、グレーチングの変形、キズや凹みの補修(外部・内部)、タオル掛けのはずれ、テレビ配線口の切り替え、窓ロックのチャイルドロック、キッチンの引き出しが最後まで閉まらない、キッチンの引き出しがグラグラする、照明器具の点滅、浄水器の水切れが悪い、浄水器のフィルター交換、キッチン蛇腹ホースの引っ掛かりは後日対応となった。

  • 【床のキズ跡】2017年1月28日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町K邸)

    Q 大きくない物を落としただけなのに白いキズ跡が残る。床材はキズに強かったのでは?

    A 現状を確認。どのような物(重さや形)をどの高さから落としたのかは分かりませんが、今回はお客様サービスの一環で対処することになりました。簡易的な補修では「くれよん」という補修材をキズ口に塗り込んで目立たないようにする方法が一般的です。

    [リビング]

    04_SK01_床のキズ跡_01 04_SK01_床のキズ跡_02

     

    [キッチン]

    04_SK01_床のキズ跡_03 04_SK01_床のキズ跡_04

  • 【住み心地アンケート/コンセントの位置】2017年1月28日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町K邸)

    Q キッチン側で電化製品(ミキサー)を使う時、コンセントが遠くて手を伸ばしている。

    A 現状を確認。キッチンカウンターで電気を使う時はスマホの充電が主な用途のようです。このコンセントが多少キッチン側にずれても大きな問題は無く、今以上に使い勝手が良くなっていたかもしれません。キッチンでお料理をしていて気づいた点だと思われます。電源タップの利用をお勧めしました。

    [キッチン]

    06_SK01_コンセントの位置_01 06_SK01_コンセントの位置_02 06_SK01_コンセントの位置_03

     

    お家を建てる前の旧生活での行動パターン、建てている途中の新生活の想像、建てた後の新生活動線のパターンが変わることもあります。あらかじめ想定していても使わないこともあり、難しいところと考えられます。

  • 【棚板の色落ち】2016年11月22日(火)お家の点検10年目(富山市K邸)

    Q 棚板の色が落ちてきた。

    A 現状を確認。窓際の棚板の色が太陽の紫外線等の影響で薄くなっていました。

    [LDK/東側]

    08_YK10_棚板の色落ち_01 08_YK10_棚板の色落ち_02

     

    玄関框の色も薄くなっていました。玄関は出入が多いので、色が落ちやすいのかもしれません。

    08_YK10_棚板の色落ち_03 08_YK10_棚板の色落ち_04

     

    サッシ手前の棚板の塗装がリビング同様に太陽の紫外線等によって表面塗装が剥がれていました。日当たりの強い東側だけで西側は特に変化はありませんでした。全ての箇所の塗装の剥がれについて塗り替えの提案をすることになりました。

    [2階居室/東側]                     [2階居室/西側]

    08_YK10_棚板の色落ち_05 08_YK10_棚板の色落ち_06 08_YK10_棚板の色落ち_07