点検ブログ

  • 4月18日(金) 定期点検1年目(富山市H邸)

    4月18日(金) 定期点検1年目(富山市H邸)
    所要時間 15:50~16:40 小雨
    スタッフ 中田、坪島、岩見、渡辺
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【H邸の特徴】
    H邸は町中ですが、静かな所に建っています。まるで隠れ家のよう。仕様はカスタムのアーバンタイプ(都市型)。お家の小物もかわいい物が揃っていて思わずニッコリ。間接照明もオシャレな演出をしていました。

    【お誕生日】
    1年目のお家のお誕生日、おめでとうございます。カワイイお花をプレゼント♪奥様もニッコリ☆
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    【ひび割れ】
    基礎の表面の化粧モルタルや雑土間にひび割れ(※1)を発見。気温によるモルタルの膨張が原因と思われます。後日、表面補修する事をお約束。
    02_H_クラック_0102_H_クラック_02

    ※1 「宿命」とも言われている、コンクリートの気温による膨張や収縮。圧縮には強いのですが、引っ張りには弱い性質があります。膨張すると、ひび割れが生じ易くなるので、縁切りの為の目地や誘発目地を入れる施工もあります。

    【クロスの隙間等】
    Q 壁クロスに隙間がある。
    A 現状を確認。壁クロス(ビニール製)と下地材(木製)との湿度による伸縮率の差が原因と思われます。後日、目立たないようにコークボンド補修する事をお約束。
    03_H_クロス_0103_H_クロス_02

    【建具の調整】
    Q 引き戸等が閉まりにくくなった。
    A 現状を確認。閉まり難い引き戸は取り外して戸車等を、開き戸は丁番をドライバーで調整しました。
    04_H_ドア調整_0104_H_ドア調整_02

    【クローゼットの照明】
    Q 実際に住んで、日頃から使っているとクローゼット内が暗く感じる。やっぱり、明かりが欲しい。
    A 現状を確認。クローゼット内に点検口があれば、直ぐに引けますが、2階のトイレの中に点検口があります。照明の電源は天井上から引っ張る施工になると説明。後日、見積書をご提示する事をお約束。
    05_H_クローゼット照明_0105_H_クローゼット照明_02

    【炊飯器】
    Q 炊飯器からの蒸気が上の棚板に付く。毎回、吊棚の板を拭いている。
    A 現状を確認。一般家庭にある、ごく普通の炊飯器で自然な配置となっています。
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    防水処理が施してある真上の棚板。炊飯はタイマーでセットしてあるのが通常ですので、同時に換気扇を回すのは時間的に難しさがあります。炊飯器の場所を替える案も協議しましたが、使い勝手等もあります。炊飯器の設置台が引き出し式であれば、問題は解決すると思われます。
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    【バスマット】
    バスマットが敷いてある床の状況を確認。キレイですね。住み始めて1年。マットの下は風呂上りの足拭きで湿気が溜まりやすくなっています。湿ったまま放置しておくと床にシミ等が出来やすいので、注意したい場所ですね。
    07_H_マット下_0107_H_マット下_02

    【玄関タイル】
    Q タイルが汚れた時の掃除方法は?
    A お客様が採用されたタイルは、見栄えは白さが際立って美しいのですが、汚れが目立ちやすいのが難点です。車で言うと逆(白は汚れが目立たず、黒は目立つ)ですね。中性洗剤を使ってデッキブラシで軽く擦って掃除するようアドバイス。
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    【住み心地アンケート】
    Q 家具の配置等は思い通りに出来ましたか?
    A 2階の部屋の窓を大きくした為、大きな家具が入らなかった。採光を考えると大きな窓が良いが、家具は自然と低くなる。配置した後で分かった(笑)
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  • 3月27日(木) 定期点検1年目(富山市婦中町Y邸)

    3月27日(木) 定期点検1年目(富山市婦中町Y邸)
    所要時間 14:00~15:00 晴れ
    スタッフ 石丸、橋爪、長澤、川上
    協力業者 同行なし

    【Y邸の特徴】
    洋風の注文住宅のY邸。お客様のこだわりが随所に見られて、とっても素敵。小さいお子さんがいるのに上手く収納とディスプレイをされていらっしゃいました。また、こだわりの床材も年を経るにつれて味が出ており、これからまた伺う楽しみが増えました。

    【水溜り】
    Q 玄関前に水溜りができて、晴れの日でも渇きにくいのは何故?
    A 現状を確認。コンクリートの気温による膨張や収縮で若干の段差が発生したものと思われます。後日、対応する事をお約束。
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    【塗り壁のひび割れ】
    Q 外壁の塗装にひび割れを発見。家に雨水が入らないのなら良いのだが・・・
    A 現状を確認。塗装材料と下地材の伸縮率の差によるものと思われます。雨水浸入等の防水等の機能的には全く問題はありませんが、見栄えの面で気になる箇所です。後日、目立たないように補修する事をお約束。
    02_Y_塗り壁のヒビ_0102_Y_塗り壁のヒビ_02

    【天然の床材】
    無垢の床材です。1年が経過して、適度に日に焼けて、優しい色合いになっていました。やっぱり天然の素材は良いですね。奥様も嬉しそうでした♪
    03_Y_無垢材_0103_Y_無垢材_02

    【床のキズ】
    奥様曰く「引越し当初は、子供が床にキズをつけるんじゃないかと、とっても心配でした」との事。でも今となってみれば「キズつけないように」から「仕方がない」に変わると回想(笑)
    富山市婦中町のF邸やT邸もそうでした。元気なお子様の笑顔、かわいいですね♪
    04_Y_床のキズ_01

    【特徴1】
    R型の腰壁は職人泣かせの施工みたいです(笑)
    05_Y_施工の特徴_0105_Y_施工の特徴_02

    【特徴2】
    室内の雰囲気(左下は施工中の現場)です。柔らかさが漂ってきます。
    06_Y_室内の特徴_0106_Y_室内の特徴_02

    【内部の窓】
    Q 窓が開けにくい。
    A 現状を確認。木部の伸縮と金物との摩擦等が原因と思われます。ドライバーで調整しました。
    07_Y_内部の窓_0107_Y_内部の窓_02

    【住み心地アンケート】
    Q その後いかがですか?
    A 訪れる知人にはリビングのヒノキの床や珪藻土の塗り壁が褒められますね。
    08_Y_住み心地A_01

    A リビングは明るくてとても良いけれど、玄関が少し暗く感じます。
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    【終わりに・・・】
    随所に奥様のこだわりが伝わってきました。やっぱり、使う材料が一つ違っても、室内の空間が結構違うんだなぁ~って感じです☆
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    最後に奥様から質問。
    Q 大きな絵を飾りたいのだけれど、ドコに飾れば良いですか?
    A 30cm毎に5cm幅の下地が入っています。下地のある場所にビスを打てば良いのですが、無い箇所に打つと大きな絵の場合、外れてくる可能性があるので危ないです。
    現場監督は「下地探し」の道具(ホームセンターに売っています)を使いますが、持っていない場合、壁を叩いて調べるようですね。う~ん・・・私にも出来るかしら・・・?(笑)
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  • 3月25日(火) 定期点検1年目(入善町U邸)

    3月25日(火) 定期点検1年目(入善町U邸)
    所要時間 10:30~11:20 雨
    スタッフ 砂田、永原、長澤、渡辺
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【U邸の特徴】
    U邸は、弊社の看板展示場の「グレースティー」。まるで海外にでも来たかのような雰囲気で、海外ドラマ「フルハ○ス」のよう。ご家族の笑顔がとても輝いていました。

    【1年目のお誕生日】
    ご無沙汰しておりまーす。お客様が新居にお引越しされて、1年目ですね。
    01_U_お誕生日

    【契約前の思い出】
    下の画像は、お客様が新築される前の3Dプレゼンの画像で、弊社のHPでも紹介されています。
    打合せする度に「あっ!そうそう♪」「えっ?そうだったっけ?」とか、お客様のたくさんのご要望をお聞きし、疑問点も解決しました。あの頃がとっても懐かしいですね。この画像は大型スクリーンに立体的に映し出され、グルグルと歩いた感じで見る事ができるんですよ。
    02_U_契約前の思い出_0102_U_契約前の思い出_02

    【ポーチ柱の土台】
    何らかの影響で石にヒビが入っていました。後日、補修する事をお約束。
    03_U_ポーチ柱_0103_U_ポーチ柱_02

    【雨垂れ】
    破風(※1)板部分の雨垂れの汚れが激しい状態を確認。雨垂れは月日の経過とともに次第に汚れが落ちにくくなります。奥様だと高所は危ないので、ご主人へ脚立等を使って水洗い又は中性洗剤で洗浄する事をお勧め。
    04_U_雨垂れ

    ※1 切妻や入母屋の屋根で妻側につけられる山形の隠し板。

    【外構の工夫】
    正面の外回りには、砂利ではなく、瓦を砕いてリサイクル(※2)されたものがまかれていました。
    よ~く見ると、瓦の黒色と茶色のまばら模様。昔(約30年前の話)、瓦を砕いて道路に落書きをしていた古き良き時代を思い出しました(笑)みなさんも経験ないですか?
    05_U_外構_0105_U_外構_02

    ※2 瓦チップと言います。防除草効果や踏むと「シャリシャリ」と特有の音がして防犯効果、愛・地球博では保水性を活かしたヒートアイランド現象(地表温度上昇)の抑制剤として採用されていたみたいです。最近ではホームセンターでも売られていますね。リサイクル品としては多少高めですが・・・。

    【床のキシミ】
    Q キッチンの床でキシミがする。
    A 現状を確認。床はヒトの体重(両足からの2点荷重)でも沈む現象があり、床材の数ミリ程度のズレがあると思われます。今回の事例では床材は無垢(※3)。後日、補修する事をお約束。
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    ※3 無垢は唯一無二、自然素材で化学物質の発生が極小、人に優しい適度な硬さ、高い調湿作用があり、60%に調湿しようとする作用があります。

    【ポスト口】
    Q 雨が吹き込む事がある。
    A 現状を確認。
    07_U_ポスト_01

    標準のポスト口です。通常(上方向)の雨でしたら問題ないと思います。この地域は海岸に近い立地。
    風も強く、雨風になる天候がわりと多いです。新聞紙が入った状態での風雨の場合、投函物を伝って雨水が浸入すると考えられます。
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    現状を改善するには、ポストを外に設置する方法もありますが、季節(特に寒い時期や積雪)、服装(パジャマ姿で取りに行く)の近所の目もあります。何らかの方法を検討して、返答する事をお約束。
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    【設計・施工での特徴】
    サンルームは、自然光を取り入れる設計上の工夫がしてあります。
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    壁は珪藻土の塗り壁。そしてアーチ型のゲート。とってもすてきな空間です。
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    そして、アイアン製のオシャレなカーテンレール。様々な箇所にお客様のセンスが光っています♪
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    サークルヘッドの窓。通常のサッシ窓の上に半円形の窓があり、より多くの自然光が入ります。
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    リビングは無垢の床材。メンテナンスが行き届いていました。
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    【お湯の使用】
    Q 休日には主人が大量のお湯を使って掃除するので、冬場にお湯が足りなくなるのが心配。
    A タンクに溜まっているお湯量は、お客様宅では460ℓの容量があり、タンク内のお湯の使用では、水と混合しながらお湯が出る仕組みとなっており、極端な過剰使用でない限り、心配ない事を申し添えました。
    08_U_お湯

    【結露】
    Q 結露はありますか?
    A 特に無いですよ(笑)

    現状を確認。暖房機器は蓄熱式電気暖房機、調理器機はIH、室内には物干しが少し、サッシ素材はアルミ(仕様により異なる)で、壁材は珪藻土の塗り壁です。
    展示場なら結露の元となる水蒸気の発生がなく、問題ないのですが、お家にはヒトが住んで生活をしています。すると少なからず結露は発生し、目立つか目立たないかの差だと思われます。
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    今回はサッシ枠のゴム状の部分に若干のカビを確認。2年目点検では、お客様に具体的なメンテ方法をお伝えしようと思います。

  • 2月18日(月) 定期点検1年目(富山市O邸)

    2月18日(月) 定期点検1年目(富山市O邸)
    所要時間 9:50~10:55 雪
    スタッフ 中田、砂田、坪島、成瀬、渡辺
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【O邸の特徴】
    やさしいクリーム色とビタミンカラーのオレンジ色。あまり例が無いのでオリジナリティがあります。
    優しさと元気を表現されているように感じられました。優しげなご夫婦と元気なお子さんを象徴しているようです。

    【1年目のお誕生日】
    お客様が新築にお引越しされて、約1年。今思うと、たくさんの楽しいイベントもありましたね。喜びもひとしおです。
    01_O_誕生日

    【枯れ草】
    外壁内に侵入している枯れ草を発見。これはエノコログサ。植物の隠れたチカラは、コンクリートを突き破る等で有名ですね。今回の事例は深刻なものではありませんが、スタッフの手で引っこ抜きました。
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    子供の頃、エノコログサで友達をくすぐったりしたことがあります。何だか動物(犬?猫?)のシッポに似ていますね(笑)
    「犬コロ」がなまって「エノコロ」になったそうです。子犬のシッポ。不思議不思議♪

    【基礎の表面】
    基礎の表面(厚さ5㎜)の仕上げモルタル部分にクラック(ヒビ割れ)を発見。お客様には基礎本体には影響が無い事を伝え、安心して頂きました。景観上の問題であり、2年目点検の時に補修する事をお約束。
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    【積雪】
    本日の積雪量?降雪量は約30cm。メーターボックス等が埋もれていた為、今回は点検出来なかったのですが、次回の点検で蓋を開けて検査する事になりました。
    04_O_積雪_0104_O_積雪_02

    【ユニットバス】
    廻り縁が外れていたのを発見。他のコーナーと比べると明らかに変な状態でした。お客様へ謝罪し、直ぐに処置する事をお約束。
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    【和室の床鳴り】
    床鳴りを発見。強く踏み込むと、床下の床を支える鋼製束の音であることが判明。季節(湿度)の変化により、床鳴りが発生したものと思われます。お客様宅での事例は初めてなので、一通りの増し締めを実施する事をお約束。
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    【クロスのキレ等】
    階段口や2階居室で壁クロスのキレ等を発見。下地材が季節の湿度と室内湿度(ライフスタイル)によるものと思われます。室内湿度の変化には様々な要因があります。暖房機器、調理器具、家族構成等々。後日、目立たないように補修する事をお約束。
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    【床のキズ】
    玄関口の床にキズがついていました。
    Q このキズはどうされたのですか?
    A 灯油のタンクを引っ掛けてしまいました(笑)
    ホームセンターで販売されている「クレヨン」等で、試してみる事をお勧めしました。やっぱり、どのご家庭でも家族構成によって様々なキズがあります。低予算でお考えの場合は、お客様自身のメンテも大切なのだなって実感。
    08_O_床のキズ_01

    【換気システム】
    今回は、お客様に具体的なメンテナンス方法をお伝えしました。スタッフが手本となって、お掃除を実施。やっぱり、1年経過すると汚れていますね。
    09_O_換気システム_0109_O_換気システム_02

    次にフィルターの取替えです。使用後のフィルターは小さな虫やホコリで汚れていました。やっぱり、換気システムはホコリ等を吸って吐き出しているのですね。
    09_O_換気システム_0309_O_換気システム_04

    【住み心地アンケート】
    お客様が新居に住まわれてからのアンケートを取りました。お客様の工夫等、様々なお話になりました。
    10_O_アンケート_01

    階段の上り口と下り口にコンセントが設けてあります。足元点灯は安全対策、また階段や廊下を掃除する際に重宝されているご様子。使い勝手が良いみたいですね。
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  • 2月3日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)

    2月3日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)
    所要時間 15:00~15:54 雨
    スタッフ 石丸、坪島、長澤、渡辺
    協力業者 同行なし

    【S邸の特徴】
    赤みを帯びた茶色の落ち着いた雰囲気が漂うSさま邸。お子様も伸び伸びと育っておられるご様子。
    ご家族の健康も考えて、湿度計で湿度をチェックされていらっしゃる所は、実は家にも優しいのです。
    また、家のメンテナンスもご主人がある程度のことはされるという、家にも家族にも優しい家庭です。

    【タイルの割れ】
    タイルの割れが1箇所ありました。グレーチング(鋼材を格子状に組んだ溝蓋)を持ち上げて状態を詳細に確認。車のタイヤがタイルのアンバランスな箇所に踏み込んだ圧力で割れたものと思われます。
    グレーチングの底には厚さ3mmのゴムパッキンが施してはありますが、後日、原因を追究し、再発防止に努める事をお約束。
    01_S_タイル101_S_タイル2

    【目地の埋め】
    1年目点検の際に指摘のあった目地の隙間。当時は、外で対応できる補修作業であった為、ご主人が補修現場に立ち会えていなかったという話。そこで、補修後の状態をお客様と一緒に確認しました。
    02_S_目地

    【基礎の表面】
    車庫の基礎部分の表面(厚さ5㎜)の仕上げモルタル部分にクラック(ヒビ割れ)を発見。お客様は雨の浸入を心配されていましたが、仕上げ部分だけというスタッフの説明に理解・納得、そして安堵されたご様子。後日、補修に伺います。
    03_S_基礎

    【リビングの床鳴り】
    Q 以前、床鳴りがあった。
    A 状況を確認。今回は床鳴りの現象が見受けられませんでした。季節(湿度)の変化によるものと説明し、後日、大工と一緒に訪問、床下の床を支える鋼製束の一通りの増し締めを実施する事をお約束。
    04_S_床鳴り

    【引戸の開閉】
    Q 引戸の閉まりが悪いのですが。
    A ドライバーで調整を実施。お客様は自分でメンテ出来る箇所はご自身で試しておられるご様子。
      調整箇所と回し方、引戸の仕組みを説明したところ、熱心に聞き入っておられました。
    05_S_引戸105_S_引戸2

    【クロスのキレ等】
    1階リビングや2階居室で壁クロスのキレ等を発見。お客様は、冬場は大型の天井エアコンをつけておられ、木製の下地材が過乾燥(エアコンの除湿)により、収縮度が強くなっていると思われます。
    後日、専門業者とともに目立たないように補修する事をお約束。
    06_S_クロス106_S_クロス2

    【床鳴り】
    2階の居室でキシミを確認。
    Q 2階の床のキシミ補修はどのような方法で行なうのですか?
    A 1階のように床下に潜って、調整する事は出来ない為、表面から細くて目立たない釘を打ち込む施工となります。この部屋の素材は無垢であり、一般的な床材よりも素材自身の伸縮が季節の湿度の影響で大きくなる性質もあります。
      床材の間も乾燥による収縮が目立っていましたが、自然素材ならでは特徴である事をお客様も知っておられ、部屋の用途が子供部屋でもあり、このままで良いと納得されました。
    07_S_床鳴り107_S_床鳴り2

    【換気システム】
    Q 定期的に掃除をされていますか?
    A 今までに3~4回程度、実際に蓋を外してフィルターも掃除しています。
      掃除の際にOFFにしたまま、ONにする事を忘れていた時があり、でも空気清浄機が空気のよどみを感知したようです。住まわれる方には空気の流れは実感できませんが、機械はちゃんと見ているのですね(笑)
    08_S_換気システム

    【感想等】
    お客様の施工によるロールスクリーン。リビング階段の要望が多いなか、階段口からの冷暖房の逃げが気になることもしばし。他の事例では、階段口にカーテンや引戸を施される方もいらっしゃいます。
    お客様の工夫が光る場所ですね。
    09_S_感想

  • 11月27日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)

    11月27日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)
    所要時間 10:00~11:20 曇り
    スタッフ 岡野、坪島、長澤、渡辺
    協力業者 同行なし

    【K邸の特徴】
    @home(アットホーム)にも掲載されたこともある、外観にこだわったスタイリッシュなお家。
    玄関前の白く輝くタイルが更に建物を映えさせていました。
    01_K_特徴

    【大型エアコンのメンテ】
    Q エアコンの表示で「フィルター掃除」のメッセージが出ている。掃除の方法を教えて欲しい。
    A お客様と一緒に実演。まずはフィルターの取り外し。
    02_K_エアコン102_K_エアコン2

    掃除機で吸い取り開始。黒い部分が元のフィルターの色。
    02_K_エアコン3

    【クロスの浮き】
    浮きが発生していました。季節の湿度の変化で木製の下地材が伸縮し、ビニール製の壁クロスが追随できない事で起こる現象です。
    この場でローラー等を使って浮きを潰す方法もありましたが、クロスの模様もダメになる可能性があり、1年目点検同様、専門業者を通じて補修する事としました。
    03_K_クロス

    【あの頃の思い出】
    弊社が毎年、その年にお引渡ししたお客様を招待する謝恩会に出席されたお子様へのサンタからのプレゼントが封を開けずにありました。無邪気な子供心にスタッフもホンワカ気分。
    04_K_思い出

    【脱衣室の床】
    Q タイルが汚れているが、これは何ですか?
    A 目視では分からない為、爪で擦ってみると汚れが取れました。原因は分かりませんが、洗剤等をつけて洗う際に下に落ちて、ホコリが付着し、乾燥したものと思われます。
    05_K_脱衣室

    【換気システムのメンテ】
    今回は、汚れたフィルターを洗って乾かす時間が無かったので、予備と交換しました。
    06_K_換気システム106_K_換気システム2

    【トイレの床材】
    木製の床材の場合、耐久性・見栄えはありますが、水には弱いのが欠点です。トイレ内の湿気により、結露が発生し、便器の丸みの部分との間に水滴が溜まり、これが木部を腐食させることもあります。
    また、ビニール製のクッションフロアの場合、水には強いのですが、メンテをしないとカビが付着し、取りにくくなることもありますので、採用される仕様とその後のメンテには注意をしましょう。
    07_K_トイレ