点検ブログ

  • 【浴室フロアの汚れ】1月24日(月) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q 以前、「カビキラー等を散布して少し時間が経ってから歯ブラシ等で擦る」方法でお掃除していた。
    この汚れはなかなか落ちない。何か他の方法はないのか?
    A お客様は普段のお掃除ではスポンジを使っておられるご様子。カビではない汚れでは、金属石鹸という物質(アルカリ性)による場合もあります。お酢や重曹、メラニンスポンジが効果的かもしれませんね。(参考/富山市T邸5年目点検 【ユニットバス】)
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    また、コーキング部分にカビが発生すると取りにくくなるので、注意して頂くようお願いしました。

  • 【クロスの隙間】1月24日(月) 定期点検2年目(富山市T邸)

    クロスの突け合わせ部分に発生した隙間。季節や天候、室内外の湿度変化で下地材が伸縮することで、表面に貼ってあるクロスが動いているように見える現象です。
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    隙間のある箇所はコークボンドを隙間に充填して目立たなくします。
    今回は永原(営業)も挑戦しました。チューブ状になっているので、そのままギュッと握って注入し、はみ出た箇所はタオルで拭き取ります。
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    一方、大矢(工事)は高い箇所(階段口のコーナー)にコークボンド補修をしています。曲芸に近いポーズで危ないようですが・・・(大汗)
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    コークボンドを充填する前後の画像です。隙間が埋まっている様子が分かりますか?
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  • 【お家の定期点検、2年目】1月24日(月) 定期点検2年目(富山市T邸)

    1年目・2年目とお家を訪問して、不具合を改善したり、内外の検査・点検表を作成したり等々、点検スタッフの動きが熟練してきているようです(自画自賛?・・・汗)
    点検当日に対処できることは、即実行できるよう、訪問検査する度に補修能力がレベルアップ☆
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    今回は営業の永原も一緒になってコークボンドを手に持ち、補修作業を行ないました。
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    「見よう見まね」のお家の定期点検現場。専門的知識は工事担当者にお任せして、DIYで出来る補修作業(メンテナンス)を今後はお客様と一緒にする機会ができればなぁ、と思っています。

  • 【クロス】12月15日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q クロスに隙間がある。
    A 現状を確認。季節の変化や室内外の湿度変化等によって下地材(木部)の伸縮して、クロスにも変化(隙間)が出てきた自然現象です。新築されたお家では起こり得る事例のひとつでもあります。
    [リビング]
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    [2階寝室]
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    これらの現象を完全に防ぐことは難しいのですが、施工面では起こり得る現象に備えてコーナー部分のクロスは「切る(※1)施工」を施しています。そして切った箇所の上には下地が目立たないようにコークボンドが注入されています。

    ※1 点検スタッフの間では「切る」と言っていますが、コーナーの垂直面(谷)に合わせてクロスを突き合わせるような貼り方になっています。

  • 【床のキシミ/キッチン】12月15日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q 床鳴りがする。
    A 現状を確認。踏み込んでみると、床鳴り特有の「床下にある鋼製束が鳴る金属音」ではなく、床材自身の音であることが判明。まずは、起こり得る現象である今後の「床鳴り」に備えて、床下点検の際に床下で支えている鋼製束を増し締めしました。
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    増し締めの後、床上から状態を再確認。きしみ現象が改善されなかったので、床材同士の間をカッターで切れ込みを入れました。
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    今回の現象は、床上からかかる荷重(ヒトが歩く時の体重)によって、床材同士が擦れ合ってきしみが発生しています。カッターの刃幅ではありますが、溝(隙間)を少し開けることで改善される事例です。

  • 【ジョウゴの詰まり】11月19日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    雑草を引っこ抜いた後を検査すると、内部が泥で詰まっている状態でした。そこで、お客様からホースをお借りして水圧で貫通させようと、ホースを砂田に手渡し、キュッと蛇口をひねると、ホースの先端近くから水が勢いよく飛び出しました(大汗)
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    ホースの状態を調査すると、先端近くに穴が開いていたのを発見。急遽、砂田のお道具箱からカッターとニッパーを取り出し、外科的にホースの切断手術です。
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    噴射口をジェット水流に調整して、詰まった泥を落としています。しばらくして、雨水枡内に「ボトッ」と大きな音をたてて泥が入り込んできました。水がスムーズに流れ出てくるのを確認し、正常に流れるよう改善しました。
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    切断したホースです。横の穴が水漏れの原因でした。
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    これは荷台に積んであった砂田のお道具箱です。いろんな道具が勢揃いしていますね☆
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  • 【藻の発生】11月19日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    北側の外壁に藻が発生し、不思議な模様をしていました。お子様の指跡?丈の長い草の跡?と思わせるようです。
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    指で触ってみると、キレイに拭き取れる状態。外壁の塗膜(防水)が正常に機能していることが確認されます。
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    今後のメンテナンスとして、お客様に外壁のお掃除(高圧洗浄)をお願いしました。外壁の防水塗膜は床材のワックスに例えられます。塗膜が効いていると汚れやホコリ等の付着を防ぎますが、耐用年数もありますので、近い将来には取りにくくなることもあります。

  • 【玄関ドア】11月19日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    ドアの閉まる速さに勢いがあって指を挟む危険性もあるので、ドアクローザーの調整を実施。近くで見ておられたお客様へ玄関ドアの閉じる軌道を説明。「第1軌道(早く閉まる)と第2軌道(遅く閉まる)」があって最後に「パッタン」と閉まるのが理想だ思われます。
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    クローザーは油圧式になっているので、年月の経過や自然環境等で少しずつ閉まり方が変化することもあります。今後はクローザーの調整ツマミをドライバーで微調整するDIYに挑戦して頂くようお勧め。
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    開閉の際に「ギイギイ」と異音がした場合は、市販されているCRC(潤滑油)を丁番に吹き付けして頂くようお願いしました。

  • 【開き戸/リビング】11月19日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    Q ドアが下がってきている。
    A 現状を確認。ドアの上部に隙間が少し開いていました。ガラスが内部に入って重量がある仕様であり、日常の使い勝手や使用頻度等で戸先が下がることもあります。
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    ドアの上下を調整できる丁番のネジを回して、最大限までドアを引き上げました。お客様へ改善状態を説明し、「ドコを調整すればどうなる」をジェスチャーで表現しました。
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    ドアノブの根元が緩んでいる状態。ドライバー1本で簡単に調整できる作業ですが、知らずにこのまま使い続けると、ネジが折れてドアノブのセットを取替え(有償)ということもあります。
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    ドライバーでビスを増し締めして改善完了。
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  • 【床鳴り・床のきしみ】11月19日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    Q リビングで床鳴りがある。
    A 現状を確認。床鳴りの音から判断すると、乾燥により木部が収縮して、床下にある鋼製束が鳴っている状態だったので、レンチで増し締め調整し、現状を改善しました。
    今回の砂田はカッパ(※1)を着ています。ボードが出払っていたので、ほふく前進での作業となりました。
    ※1 床下は、一見キレイに見えますが、床下換気(風窓や基礎パッキン等からの外気の流入・流出)によって空気が動いているので、実際はホコリ等が多い場所となっています。汚れ防止の為にカッパが必需品です。
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    蓄暖(蓄熱暖房機)の前面で床材がきしむ現象。床下の鋼製束を増し締めしても改善されなかったので、次の対処としてカッターで隙間(床材同士の間)に切れ目を入れています。ヒトの体重(荷重)がかかることで床材同士が押し合うことできしみが鳴っている状態です。
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    蓄暖(蓄熱暖房機)の特徴でもある過乾燥によって、床材や下地の合板が収縮し、上から荷重がかかることで内部の釘と床材・合板が擦れて音が発生しているものと思われます。カッターによる応急処置で対応できなかったことを説明し、後日大工同行で補修する事をお約束。
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