点検ブログ

  • 【床鳴り/床下点検】3月18日(木) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q リビング、洋室に床鳴り(鋼製束の金属音)がある。
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    鋼製束が支えている木部は空気が乾燥すると内部に含まれている水分を放出(調湿作用)する事で収縮し、そこに隙間ができます。その床上をヒトが歩く荷重によって鋼製束の音が鳴る仕組みとなります。
    そこで、床下点検の際に床鳴りがある箇所を支える鋼製束の増し締めを実施。
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    懐中電灯と六角レンチを持って行なっています。この画像から様子が分かりますか?

    ここで、金属音のする特定箇所を増し締めしても周囲の床にも影響が及ぶ可能性もあるので、再度、周辺の床鳴りする箇所を調査。
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    床上と床下では音の響き方に違いがあり、聞き取りにくい床下空間。設計士の舘が「※※から○尺」という床上からの大きな声での誘導が功を奏して迅速に改善完了。
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  • 【小屋裏】3月17日(水) 定期点検5年目(富山市F邸)

    小屋裏にはパーフェクトバリア(※1)というペットボトルと同じ素材の断熱材が詰めてあります。
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    ※1 パーフェクトバリアとは「高い安全性を誇り、赤ちゃんが包まっても安心」な次世代エネルギー基準に対応しており、リサイクルペット樹脂から製造した環境対応(エコ)商品だそうですね。
    (参考/http://www.endeavorhouse.co.jp/エンデバーハウス㈱から引用)

  • 【ワインセラー】3月17日(水) 定期点検5年目(富山市F邸)

    地下にはワインセラー(※2)があって、たくさんのワインが保管されていました。ワイン好きには羨ましい限りです。
    地下の特徴を活かしていますね。
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    右上の画像は2007年2月28日の2年目点検での撮影です(今回の撮影では良い画像が無かったので・・・汗)

    ※2 温度と湿度が一定で薄暗い場所。ネットで調べてみると、本格的なワインの保存では日本はヨーロッパのような適した季候ではありませんが、長期保存を考えると家庭用の冷蔵庫よりも適している環境だそうですね。
    (参考/http://www.forster.jp/wine/preservation//フォルスタージャパンから引用)

  • 【玄関ドア/南側】3月17日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 閉まり方が強くなっている。
    A 現状を確認。南からの風が強く吹き込むようで、開閉の都度、以前設定し直したクローザーの調整が少しずつ変化しているものと思われます。
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    脚立を足場にしてドライバーでクローザーを再調整。石丸並みの技術者(工事課長)になると2回の微調整で理想的な閉まり方(2段階目の軌道)になりますね。
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  • 【引き戸】3月17日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 引き戸の開閉が重く感じる。
    A 現状を確認。室内湿度による木部の伸縮や使用頻度等で開閉時の摩擦が大きくなったものと思われます。
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    そこで、調整ネジでドアの傾きや戸車の上下を調整し、現状を改善。
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    また、バタンと強く閉まらないようにブレーキ部分も調整。いったん部材の左右のビスを緩め、可動状態にして、再度目盛りを合わせて微調整をしました。
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  • 【シーリングファン】3月17日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q シーリングファンが汚れている。掃除はどのようにすれば良いのか?
    A 現状を確認。キッチンのあるお部屋に施工されている為、調理時に浮遊しているミスト状の油がホコリと結合してできた汚れであると思われます。
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    お掃除するにはかなりの高さがあるので、日常的なお掃除は非常に難しく、2階の吹き抜け窓からの掃除も考えましたが・・・
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    2階の吹き抜け窓を開けると、プロペラ部分が油汚れで表面が覆われている状態が分かりました。
    手の届く範囲ではなく、本体をたぐり寄せる事も難しく、長いハシゴを上手にかけるか、足場を作る方法が考えられます。
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    吹き抜けは開放感があり、お客様も魅了される設計です。でも、お掃除が非常に難しくもあり、メンテナンスを考えるとスタッフのフォローが必要な箇所だと思われます。

  • 【雨水枡】6月21日(日) 定期点検5年目(富山市N邸)

    雨水枡の点検です。雨水枡に溜まった泥を取り除くには素手が一番良いそうですね。
    マイナスドライバーで丁寧に周囲の溝に溜まった泥をかき出しています。
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    これは最終末の枡。ここでは余りにも多くの泥が詰まっていたので、メンテナンス車(勝手な命名?社有車ですが・・・汗)からダンボールを持ってきました。用意周到??(笑)
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    手が泥で汚くなったので、近くにあった水溜りで手を洗いました。雨上がりで良かった♪と感じた瞬間です。もちろん、ズボンや服ではなく、タオルで手は拭きましたよ☆
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  • 【玄関ドアの調整】6月21日(日) 定期点検5年目(富山市N邸)

    ドアが少し重く、閉まるスピードも速い状態。
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    まずはドライバーでドアクローザーの調整。現場経験を積んだスタッフでさえも微調整するのが難しく、何度も確認しながら調整していました。
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    理想的な閉まり方になった後で、丁番に潤滑油を注入。
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    最後にデッドボルト(鍵が出てくる部分)の滑りも良くさせました。
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    (参考/2009年5月9日富山市S邸5年目点検、玄関ドア)

  • 【リビングドア】6月21日(日) 定期点検5年目(富山市N邸)

    ドアの内側にガラスが入っている仕様です。使用頻度や使い勝手、ガラスの重みで次第に戸先が下がる事もあります。
    (参考/2008年10月20日富山市Y邸5年目点検、開き戸)
    (参考/2008年11月16日富山市Y邸5年目点検、開き戸)

    お客様は過去にドアが床に擦って、お知り合いの方に調整をお願いされていたそうです。
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    戸先が埋設されているドアストッパーに擦っている状態。そこで丁番(三次元丁番)を限界まで上げて調整し、現状を改善。
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    (参考/2008年12月18日富山市T邸5年目点検、開き戸)

    また、ドアストッパーのマグネットが効かないようになっていました。お客様の話によるとワンちゃんのオシッコが原因だと言っておられましたが・・・。磁石とオシッコ(アルカリ性)との関係は分かりません(汗)
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