Q ドアのロックが掛からなくなったので、自分なりに工夫していたが、ドアに傷を付けてしまった。
A 現状を確認。使用頻度や使い勝手等でドアが少し傾いており、ラッチの部分とのかみ合わせがズレていたことが原因で、ロックが掛かりにくかったと思われます。ドライバーで丁番を調整し、現状を改善。
Q 磨いてキズを付けてしまった。何とか元のような状態に戻すことは可能か?
A 現状を確認。仕様は人工(人造)大理石(※1)。光の反射で表面のキズが分かります。
※1 ステンレスとは違った温かみがあり、お洒落で見栄えが良い等の利点がありますが、熱に弱く、細かなキズが付きやすい等の欠点もあります。
素材仕様ではアクリル樹脂系、ポリエステル系等があります。
日常の使い勝手等で表面の光沢にムラが生じた場合、耐水サンドペーパーの400番、600番、800番を順番に使って少しずつ広範囲を磨いていくことで、光沢のムラが目立たないようにして「ぼかす」ようです。
仕上げにはクリームクレンザーや中性洗剤をスポンジかナイロンタワシに付けて全体を磨く方法があるそうですね。
(デュポン/http://www.dupont-corian.net/happy/living/marble/index.htmlより抜粋)
点検当日は、残念ながら雨でしたので、週間天気予報を見てお客様へスケジュールの調整をお願いし、16日(火)に実施。
冬場の貴重な晴れ間です。吸い込まれそうな青い空がとっても印象的です☆
お客様宅の屋根材はコロニアル仕様です。特に異常はありませんでしたが、釘の増し打ちを実施。
お客様も長ハシゴに上がられ、屋根の様子や雨樋を注意深く観察されていました。
屋根材表面の彩色(防水塗装)部分の劣化等が目立ってくれば、塗り直しして防水効果を高めることで素材が長持ちするようですね。目安は10年目(自然環境等にもよる)が良いかと思われます。
防水処理が劣化してくると屋根材が水分を吸収するようになって、素材の劣化が速く進行します。
また、北陸は雪国。屋根雪が凍って、表面を傷つける(防水塗膜を剥がす)事例もあるようで、傷口部分からの劣化もあるそうですね。
Q 中心部分のツマミで開閉できるステンレス製の風窓を買ってみた。既存の場所に取り付けることは可能か?
床下の通気を確保するための風窓仕様です。お客様は自分で開け閉めできる商品を探しておられたそうですね。
A 現状を確認。取り付けには換気口の廻りのモルタルをはつる必要があります。はつった(※1)跡にセメントモルタル(※2)で補修しても、その部分が目立ってしまいます。
また、内部(床下)から取り外すことは出来ない事を絵に書いてご説明。お客様は残念そうでした。
※1 「はつる」という言葉。パソコンで変換しても出てきません。「斫る」を「はつる」と言い、業界用語で「削り落とす」と言う意味があるそうです。
※2 レンガ等の目地を埋めたり、外壁に塗ったり、土間や基礎等の仕上げ材として使われています。