検査の結果、数枚がヒビ割れしているのを発見。デジカメでお客様に見て頂きました。
ヒビ割れは数箇所ありましたが、コロニアル同士が重なっている部分もあるので、すぐに雨漏りにはならないと思われます。お客様との協議の結果、完全に割れてしまった時に取り替える(有償)ことになりました。
Q カウンターの裏面がヒビ割れてきた。
A 現状を確認。真下にある蓄暖の輻射熱によって乾燥して少しずつ割れてきたものと思われます。
[リビング]
[真ん中/熱によるヒビ割れ][端っこ/ジョイント部分の浮き]
コークボンドを使って目立たないように補修しました。でも水性アクリル系なので、過乾燥によって隙間が再度目立ってくることもありますが、カウンターの強度には問題ありません。
※ コーキング剤の種類(参考/生田化研社/http://www.k-ikuta.co.jp/handout/adhesive/)
・コークボンド(水性アクリル系)硬化後、弾性体となり、汚染もない。
・ボンドシリコンコーク(シリコーン系)完全耐水性、耐久・耐候性に優れる。
・トップコールSP(ポリサルファイド系)外壁目地に最適。
※ コークボンドの色見本(参考/ヤヨイ楽天市場)(http://item.rakuten.co.jp/moyougaehonpo/jyointoko-ku/)
ホワイト、アイボリー、ベージュ他30種類以上。
Q 子供が壁にキズをつけてしまった。子供がもう少し大きくなった時点で直そうと思ったが、今回の点検で直すのが良いかも・・・。
[LDK]
現状を確認。「巾木の折れ」と「ボードの一部に穴が開いている」状態でした。
3年前の2年目点検の様子。ボードの凹みについては元々危険防止のゲージの突っ張り圧力で少し凹んでいる状態でした。その後に何かの強い力が加えられたのかもしれません。
[2年目点検]
壁クロスの穴(破れた部分)を埋めるには同じ柄のクロスが必要となります。クロスの周期は1年~2年と短く、新築から5年経過した今、当時の同等品があるかどうかは現段階では不明でした。お客様との協議の結果、違う色柄でも良いとのこととなりましたが・・・。
協議を重ねるにつれて、最終的には別の部分のクロスを傷口に移植して、剥がされる箇所には新たに黒っぽい柄のクロスを貼ることに決まりました。