LDKはペット対応のクロスとなっています。引っ掻きキズが見受けられませんでした。
所々にはエコカラットが貼ってあります。調湿・吸着性能等の特徴があってデザイン性にも優れており、「呼吸する壁」とも言われています。
最近はDIYや事例探しでネットを使われる方々が多くなってきたと思われます。建築前?建築後?のお客様のみならず、同業者の方々にもお世話になっていると・・・グーグルのアクセスログ(アナリティクス)で足跡を見ていると何となく伝わってきます。
お客様(ユーザー)が探している情報と公開されている記事がマッチングしているかどうかは私たち投稿側ではなかなか分からないこともありますが、少しでもお役に立てれば・・・と強い思いで日々の点検業務に取り組んでいます。
お家の定期点検は住宅業界ではこの言葉が一般的であり、常識的にもなっています。ネットで探してみると、活字で○年目点検や○年保証等々、魅力的なキャッチコピーで謳われていますが、本当のところの気になる・欲しい実績・記事があまり語られていません。
アフター現場の様子。以前は閉ざされた世界だったのですが、こうやって実績を発信することによってユーザーの方々にますます興味を持って頂ければ幸いです。
2013年5月11日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)
所要時間 10:57~12:19 雨
スタッフ 岡野、中谷、渡辺
【K邸の紹介】
「玄関はお家の顔」と言われていますね。
でも、本当の顔と言うのは「玄関ドアを開けて見せてくれる、住まわれているご家族の笑顔」だと様々な点検現場を経験してそう実感しています。建築中やお引渡しの時だけでなく、お引渡し後も温かく迎え入れてくださるお気持ちに非常に感謝しています。
お客様宅では1階から2階までの間に「スキップフロア」という空間が設けられています。そしてその下は大きな収納庫になっており、居住空間と収納空間を上手に活かされています。
リビングへの採光(明かり)計画。
テレビがある背面の壁上にある、光を取り入れる東側の窓。眩しくないように斜め上から差し込んでくる余計な太陽光を窓下の棚?が上手に遮ってくれているようです。
プライバシーを守りたくて昼間にカーテンを閉めると暗くなってしまい室内灯を点けなきゃイケナイ環境になりますが、視界が上にある窓があれば、光が入って明るいし&他人の視線を気にしなくても良いかと思われます。
Q 壁クロスの下地跡が浮き出ている。
A 現状を確認。下地の木部が湿度変化等で伸縮することによってボードが動くと同時に、ジョイント部分の表面に貼ってあるクロスが変化したものと思われます。後日、コークボンドを充填して目立たないように補修することをお約束。
[寝室/サッシの下]
クロスの「浮き」と違って「隙間」が開くのは「木造住宅は調湿作用によって伸縮する」という一般的に起こり得る現象であることをお客様へ説明すると、「だったら仕方が無い」と理解して頂きました。ありがとうございます。
[寝室/開き戸の下]
Q ドア枠の狭い内側にクロスを入れ込む施工であるが、これは将来的に剥がれてくるのか?
[開き戸/寝室]
A 手持ちのカッターを隙間に差し込んで現状を確認。施工当時はドア枠をはめ込んだ後にクロス工事をしている作業工程でした。その段階での「職人の方々が苦労してクロスを貼っていた様子」も合わせて紹介。