［雨水枡］
以前に「雨水枡の蓋が飛ぶ現象がある」ことを砂田から聞いておられたお客様。試しに強風の時に外に出てみると、偶然にも実際に雨水枡の蓋が浮き上がって飛んでいく様子を間近で見られたそうです。その日以降は蓋が飛ばないように重石を置いておられるそうです。
［建物左面／北西側］

強風が雨樋を通って雨水枡に入ってくることで蓋が持ち上がる自然現象。雨樋と雨水枡がつながっていることが客観的に証明されているようです。

［建物後面／南東側］　　　　［建物右面／南西側］

以前、２階の庇の上に鳥の巣らしきものがあったそうで、バルコニーから棒を伸ばして下に落としたとのことです。巣を作る場所としては下支えとかが無く壁だけの外壁だったので不思議でした。

外壁材同士の間に施してある弾性コーキングを触りながら劣化や保証等について説明。
［建物後面／南側］

メーカー保証は５年。施工当時は弾力があるのですが、太陽の紫外線等によって次第に硬化・ヒビ割れという劣化が進んできます。直接的な雨漏りの原因にはならないのですが、将来的にコーキングの打ち直し工事が必要です。

新しい車輌を購入したい。現在の車庫の高さに「プラス１０センチ」が欲しい。既存の土間コンを削って砕石のままでも良い。勾配のバランスが崩れて雨水が車庫内に進入してきても問題にしないとお客様。

現在の車庫は建築当時の商品群で「一番背の高い仕様」にした経緯があります。お客様は建築工程を逆に考えられて提案されましたが、構造的に車庫と土間コンが一体型と考えると土間コンをはつるのは好ましくありません。協議の結果、新設したほうが予算的にも良いことを助言。

カーポート屋根部分の小口キャップが外れているのを発見。屋根雪の影響と思われます。後日、取り付け直すことをお約束。

ベンドキャップやサッシ枠等からの雨垂れ跡は特に見受けられませんでした。お客様宅の外壁は高い断熱性を誇る「ガイナ」仕様となっています。
［建物左面／北側］　　　　　［建物後面／東側］

玄関ドアの枠に締めてあるビスが取れてしまった。外れたビスはココに保管している。

現状を確認。外れたビスはお客様が保管されていたので、次回は外れにくい長めのビスに交換することをお約束。外れた標準のビスを元にメーカーへ返品・交換依頼することになります。

開閉テストを実施。カタカタと雪見障子の格子同士の擦れる音がしました。

格子の状態を確認。格子が上下に動く構造になっています。真ん中のほうが凸状になっていました。無垢材の特徴でもあるのですが、湿度変化によって伸縮（湾曲）したものと思われます。普段は障子戸を開けない生活スタイルであり不便さは感じておられないので、このままの状態となりました。

引き戸を開ける途中（真ん中辺り）で異音がする。何かメンテナンスできる方法があれば知りたい。

開閉テストをしながら異音がするタイミングを測定。吊り戸仕様であり、金物等の何らかの摩擦があると思われます。後日、異音が改善できるように調整し、メンテナンス方法を助言することをお約束。

換気扇の掃除の時に気づいたのであるが、本体を留めているビスが緩くなっていた。
［２階トイレ］

換気扇カバーを取り外して現状を確認。下地の場所が悪かったせいか、グラグラ感もあったので後日対処することになりました。