風が少し強かったのですが屋根点検を実施。強風による長ハシゴの転倒防止で下から支えるのですが、今回はお客様にもお手伝いして頂きました。
[建物右面/南側]
屋根には太陽光パネルが搭載されています。特に異常はありません。
屋根の傾きは3.5寸勾配。屋根雪落下による影響を考えて南側の敷地を広めにとってあります。数年前の一時的な大雪ではお庭に50cm程度積もっていたのですが、屋根雪落下による積雪を合わせると約1mにもなったそうです。
[建物右面/南側]
外部給気口に取り付けてあるフィルターの汚れ具合を確認。白いフィルターの周囲には汚れ防止でお客様のアイデアによる赤いタマネギネットで覆っています。
[建物右面/南側]
内部を確認しようと思ったのですが、赤いネットがシッカリと入っている状態。お客様はその上から掃除機をかけて表面に付着しているホコリを吸い取っていました。
お客様から訪問検査案内葉書の返信には「給気口・排気口フィルターの注文書が欲しい」と希望されていたのですが、お客様はネットで注文できる方法を見つけておられました。こうやってお客様ご自身で調べることもDIYの一環ですね。点検スタッフも勉強になります。
[リビング/南側/給気口] [洗面脱衣室/排気口]
Q 蛇口の先端のパイプ内に入って固定されるはずの波型の板(整流器)が中で動いているのでは?
[洗面脱衣室/多目的洗い器]
現状を確認。洗い器のパイプを取り外してラジオペンチを使って整流器を固定できるように試してみたのですが、改善されませんでした。後日、専門業者へ依頼することになりました。
整流器とは?(参考/http://sigoto-syumi-nikki.seesaa.net/article/383409882.html)
蛇口やコックを回すと自然に(水圧によって)出てくる水道水。ネットで調べてみると、出口から真っ直ぐ出てくることに仕掛けがあるようです。
私たちが飲料等に使っている水は川の水などが浄水場でキレイにされて各家庭にくるのですが、水道管は曲がりくねっているせいか、その運動慣性が残った状態で蛇口に到達しています。もし、蛇口の先端に何も無かったら慣性の作用によっていろんな方向に飛び散ったり、水跳ねが起こるようです。この力をまっすぐに修正するために整流器が取り付けられているそうです。
2016年3月19日(土)お家の点検2年目(富山市Y邸)
所要時間 13:54~14:32 小雨
スタッフ 前根、渡辺
【Y邸の紹介/DIYの良き相談相手】
新築される数あるお客様の中で「DIYの相談相手」が欲しいという方もおられます。
専門的な工具が安価で手軽に購入できたり、DIY用の設計図が雑誌やネットにあったり・・・小学生の夏休みの課題とかでも大人顔負けの工作物だったり・・・等々、様々な工具を上手に使えば私のような素人でも仕上がりのキレイなものができるそうですね。
ご主人がお子様のためにDIYで作った小さなキッチン。おもちゃ屋で販売されている物よりも温かみがあって、使っているお子様はもちろんですが、見ている私にも愛着が沸いてきます。これらを構成している部材はホームセンターや100均で購入、そして家にある工具を使って組み立てたご様子。
スーパーで食材を買って、調理道具等を使ってステキな料理ができる感覚に似ていますね。
設計図の有無は分かりませんが、ここまでキレイに仕上げるにはセンスが必要ですね・きっと。
Q 木製の椅子で引きずってしまい、白いキズが付いてしまった。
[リビング]
タオルで白い部分を擦っても変化がありません。そこで手持ちの「スーパーフォーム」という薬剤を吹き付けして塗装の汚れを擦ってみると、周囲の木の色が少し薄くなりましたが。遠目ではスリ傷が目立たなくなりました。
別の場所にもキズがありました。何をぶつけたのか分かりませんが、少し深いキズでした。同じ薬剤を吹き付けして擦っても目立っていたので、違う方法を取りました。
お客様に補修材の「かくれん棒」をお貸しして、傷口に塗り込んで頂くようお願いしました。クレヨン感覚で手軽にキズ補修できます。お客様の労力の甲斐あってか少しは目立たなくなりました。このように補修材を上手に使うことで目立たなくなる事例を体験して頂きました。