トイレに入っても換気扇が動いていない状態を発見。機械上のトラブルかと思い、いったんカバーを取り外してリセットボタンを数回押してみましたが、点灯もなく無反応でした。
原因等を調査すると、どうやらトイレ入口の上部の壁面にあるメインスイッチがOFFの状態でした。そこでスイッチをONに切り替えて、換気扇が正常に運転するのを確認。
この換気扇は換気計画に基づいた排気口になっているので、夏の間もできるだけON(常時運転)にして頂くようお願いしました。
扉が閉じている状態で前後に「押す・引く」して建て付けを確認。ラッチとラッチ受けの間(遊び部分)が少し広いように感じられました。そこで、ドライバーでラッチ受けの固定金物を補正して現状を改善。
よく見ると、ドアノブが一般的な横向きの水平方向ではなく、上向きになっていました。お客様がドアノブの接続ビスを外してDIYで向きを変えられたそうです。
理由をお聞きすると、室内で飼っているネコが飛び上がってノブに体重をかけてドアを開けているようです。ノブが横向きだと簡単に回転してしまうので、縦向きにすることで開けにくくなるみたいですね。
リビングドアと玄関ドアの距離が近く、玄関ドアを開けた途端にネコが急に外に出てしまうのを防ぐ役割がありました。
今回の2年目点検は昨年同様のメンバー構成での訪問点検でした。
外回り点検から始まって、屋根点検、各お部屋の目視点検、小屋裏・床下点検、最終確認等で約50分が所要時間。
お家の間取り・仕様・装備にもよりますが、基本的に2年目点検は1年目と同様で経年変化も少なく、ひと回りする目視検査が中心となっています。
一般的なハウスメーカーの定期点検は検査員や立会人等の少人数が普通だと思います。弊社の定期点検は少なくても2名(検査係と記録係)以上、多いときは4~5名(営業や設計担当)のこともあります。
お客様にすれば大人数の訪問は苦手な場合も見受けられますが、弊社スタッフがお家の経年変化等を知って・体験して各持ち場の業務(お客様満足ストーリー)にも活かして欲しいという、勝手かもしれませんが、弊社独自の考え方があってのことです。
全ての定期点検で次の点検を考えた記録作り。今回のTさま邸の点検結果は次の5年目点検にも活かされます。
2012年6月30日(土)お家の点検1年目(富山市O邸)
所要時間 8:50~10:17 晴れ
スタッフ 砂田、渡辺
【O邸の紹介】
淡い白と紺の外壁。太陽光線の影響もあってか輝き度の差が奏でるコントラストがとっても印象的です。
お客様宅は約1年前に完成見学会を開催して、当時は多くの方に来場して頂きました☆
お客様宅の特徴として、まず挙げられるのは外部と内部(玄関)でつながっている物置。お客様ニーズに様々な形でお応えしています。
和室、畳コーナー、リビング、ダイニングキッチンの壁と天井はガイナ(GAINA)という多機能性断熱塗材が使われており、光熱費の節約になっているそうです。ガイナとは宇宙開発で培われた最先端の技術を取り入れて誕生した特殊セラミックを塗料化することに成功した機能性環境改善塗材です。効果として「寒さ対策→断熱・保温」、「暑さ対策→断熱・遮熱」、「騒音対策→遮音・防音」、「臭い対策→空気室改善」、「さらなる効果→防露・耐久・安全・不燃」等々、15の機能を発揮します。
室内に飾ってある、お子様の描いた絵たち。飾る・貼る場所って考えちゃいますよね?
壁に穴を開けるのも好ましくないのでお客様宅ではあらかじめ1階はピクチャーレール、2階はコルクボードを使うことを考えておられました。カワイイ作品がいっぱいですねー♪