点検ブログ

  • 【結露について】2012年2月17日(金)お家の点検1年目(富山市I邸)

    Q 結露跡を検査。奥様にお聞きすると「結露はない」とのご返答でした。
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    寝室の暖房器具はエアコン、リビングは蓄暖やエアコンとなっています。結露が発生する仕組みは「室内水蒸気量の増加と室温の低下」です。同じお家であっても「生活スタイル」によって変わってきます。
    例えば、石油ファンヒーターの場合は燃焼すると室内に水蒸気が発生したり、室内で洗濯物を干すと乾くことで室内の水蒸気が増えます。
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    これは階段口に取り付けられたロールカーテンです。これを下げると、冬の間は1階リビングの暖気が2階へ逃げないようにしてくれますし、夏はその反対になります。1階と2階の暖気と寒気の対流をある程度防いでくれます。その分、室内の気温が安定しますので、光熱費の節約にもなります。
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  • 【住み心地アンケート】2012年2月17日(金)お家の点検1年目(富山市I邸)

    住み心地アンケートの記入をお願いしました。
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    テレビの後ろのエコカラットがとてもステキ♪
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    デザイン的にも機能的(調湿、ニオイ吸着、VOC吸着などをゼロエネルギーで)にも優れた素材です。

    [玄関のスイッチ]
    玄関に入ってすぐの場所に照明のスイッチがあって、とっても便利♪
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    外出先から帰ってきた時、真っ先に照明を点けたくなる(靴を脱がないで)心理に配慮されています。

    [不具合]
    Q スクリーンパーテーションの閉まりが悪い。
    A 現状を確認。普段の使われ方では「開けっ放し」が多く、冬の寒い時期には暖房効果を高める為に閉めることがあって、閉まりが悪くなっている状態を発見されたそうです。以前にも同様の現象があったようで、メーカーに調整をお願いした経緯がありました。
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    手前の扉は完全に閉まりますが、2番目の扉が途中で引っ掛かるようでした。後日、メーカーにて対応する事をお約束。

    [吊り下げ照明]
    Q 吊り下げ型の照明はもっと下に伸ばすことができるの?
    A 現状を確認。天井にくっ付いているカップの中には余分な長さの線が丸めて納めてあるので、吊り下げる長さ(高さ)の調整は可能と思われます。
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    ダイニングテーブルの買い替えや室内のレイアウトの変化によって、照明のイメージも変えたくなっちゃいますよね♪

  • 【新築を建てて1年目のアフターメンテナンス(定期点検)】2012年2月17日(金)お家の点検1年目(富山市I邸)

    今回の1年目点検。壁クロスの隙間等を目立たないようにコークボンド補修する箇所が多かった気がします。これには様々な原因があるのですが、一般的に言われているのは暖房器具による水蒸気の発生の有無です。お客様宅は蓄暖で過乾燥になる傾向があり、木部に含まれる水分が放出され、収縮します。
    湿度が高いと木部に含まれた水分を吸収、湿度が低いと水分を放出する「調湿機能」が木にはあります。
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    室内の調湿によって木部(下地材)が伸縮しますので、それに伴なってビニール製のクロスも伸縮するのですが、下地ボードのジョイント部分はクロス同士がつながっているのではなく、端と端をくっつける「切る施工」になっています。これは「起こり得るクロスの隙間」を想定しての施工であり、これが一枚のクロスだった場合はクロスがよじれる原因にもなるからです。

    これはキズ跡の補修です。
    何だか、皮膚をメスで切り出してクスリを注入し、処置しているようにも見えます。
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    これはドアノブの調整です。
    様々な工事現場で得た経験的知識が定期点検現場で発揮?披露?されています。室内ドアはメーカーによって仕様面で少し違うこともあります。でも、基本的な構造は同じなので「とりあえず、自分がDIYで直すぞー!」という熱意がジンジン伝わってきます。
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    動きを断片的に撮影しているので、多少のブレがあると思いますが、なにとぞご容赦くださいね☆

    ひと通りの検査と対応が終わった時点で、本日の検査レポート(点検表)に記入しています。その後はお客様からの署名を頂いて、本書をお渡しします。
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    お渡しした用紙はボールペン字ですが、1年後の2年目点検になると「1年目点検の履歴が活字化」されていますので、癖字ではなく読みやすいかも?(笑)

    最近の出来事やお客様の質問等に対して、和気あいあいとお喋りタイム。点検が終わった安堵感もあってか、点検スタッフたちは気さくにお話していますね。
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    帰り際、大雪のせいか、約1時間半の間に5cm以上も積もっていました(汗)。セッセセッセと車の雪下ろしをしている点検スタッフを見て奥様がお手伝いしてくれました。びっくりで大変申し訳なかった反面、とっても嬉しかったです☆
    ありがとうございました!!

  • 2012年2月1日(水)お家のアフターメンテナンス(定期点検)の様子が見える

    2012年2月1日(水)お家の点検について(別角度から見てみようの編)
    スタッフ メンテナンス専門チーム一同

    【お家のアフターメンテナンス(定期点検)の様子が見える】
    弊社では過去数年間にわたってお家の定期点検(新築お引渡し後の1年目、2年目、5年目)をブログに掲載してきました。ブログ上では点検当日の記事(点検現場での写真とコメント)を場所や現象等で区分しているのですが、ブログの性質上、時系列の並びになってしまい少し分かりにくいこともありました・・・(汗)。
    そこで、一般的なお家の鳥瞰(ちょうかん)図を制作して、「ブログに書いてあるのは具体的にお家のどの辺りなの?」等々ということが視覚的にも分かりやすくなるように考えてみました。

    これは平面図(左)と鳥瞰図(右)です。この間取りは弊社の設計士が書いたものではないので、あくまで一般的なサンプルとして見てくださいね。設計士が書くと、もっともっとステキになります☆
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    (私の場合は平面図に不慣れなので、鳥瞰図のほうがイメージしやすいと思います)

    これは図面を利用して一般的なお家を立体的にしてみました。外回り・外周(雨水枡や汚水枡、屋根点検等)の点検場所等が具体的に分かりやすいと思います。
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    外回りの点検では・・・
    外壁や雨樋、基礎、サッシ、屋根(2年目、5年目、10年目)、雨水枡・汚水枡(5年目、10年目)等々、数えるとキリが無いかもしれません・・・(汗)
    外回りの後は室内の点検・検査を順番に行ないます。間取りによって順不同ですが・・・
    玄関→ホール→LDK→キッチン→トイレ→洗面脱衣室→浴室→・・・等々
    床下や小屋裏(天井裏)の点検は2年目、5年目、10年目となっています。
    でも、お客様からのご要望があれば、○年目点検で検査する項目以外も実施しますので、ご安心くださいね。
    お家の仕様・装備等によって違いはあるのですが、点検する項目はほとんど同じになると思われます。
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    また、お家の内外で起こり得る現象や事例では、お家の立地・周辺環境(周囲に何があるのか?天候の影響を受けやすいか?等々)や自然環境、住まわれるご家族の生活スタイル(冷暖房器具や調理器具等による室内水蒸気の増加等)等々によっても異なってきます。
    一般的に新築時の「新しい時」は「部材等の経年変化が現れてくる数年後」に対してそれほど関心が無いのですが、将来的に起こり得る現象や事例等をあらかじめ知っておくことで「回避(予防)したり、遅らせたりできる」というメンテナンスの考え方を少しでも理解して頂ければ幸いです。
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    詳しくはコチラ(http://kknakada.zenkei.net/kknakada/ps/toyama_juutaku_anshin_anzen/)をご覧下さい。

  • 2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)

    2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)
    所要時間 13:59~15:30 晴れ
    スタッフ 大矢、長澤、渡辺

    【T邸の紹介】
    白を基調としたツートンカラーのお家。
    今風のスタイリッシュなデザインと塗り壁調の色合いがコラボされてるオシャレな外観☆
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    こんにちは~♪
    玄関にはかわいらしいクリスマスツリーがお出迎え☆LDKには弊社のカレンダーが飾られていました。
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    お客様はお家の様々な箇所をDIYで改良されているご様子。例えば車庫のアルミ製の開き戸にドアクローザーを付けたり・・・。
    サッシの桟がとてもキレイだったので、お掃除方法をお聞きすると・・・古歯ブラシを上手に使っておられるそうです。
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    もうすぐ年末の大掃除。朝のNHKの「まちかど情報室」というコーナーではお掃除グッズが紹介されていました。桟専用の掃除器具やサッシ戸を洗う際の脇までもある長い手袋等々、ネットで探すともっともっと便利グッズがいっぱいあるかも♪

  • 【点検枡】2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)

    [雨水枡]
    点検を実施。枡底には特に泥等の溜まりもなく、問題ありませんでした。お客様も傍で見ておられたので、雨水等が一時的に溜まる仕組みを説明。
    [北西側]
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    [南東側]
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    [汚水枡]
    点検を実施。底のほうに白っぽい油脂等の溜まりを発見。
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    そこで、近くで見ておられたお客様にも状態を確認して頂きました。「キッチンで洗い物をする時に使う中性洗剤は油汚れを落としてくれますが、排水管を通る際に一部が分離してこのように溜まってくる」仕組みを紹介。日常のお手入れ方法では、シンク側からは薬剤で、汚水枡側からはホースの水流で簡単に洗浄できることを説明。
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  • 【コンクリートのヒビ割れ】2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)

    ヒビ割れは「コンクリートは圧縮に強く、引っ張りに弱い」特徴があります。お家の基礎の場合は鋼材によって引っ張り側を補強しています。
    以下の画像は基礎本体ではなく、後から施工された土間コンクリートです。
    [建物東側]
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    [建物南側]
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    [開口部周辺]
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    ヒビ割れの原因には「収縮」や「温度」、「複雑性(自己収縮、乾燥収縮、温度応力の複合+・・・)と、ネットで調べると、専門的な言葉が数多く見られ、複雑な要素がいっぱいあるようです(汗)
    自己収縮・・・セメントの水和反応の進行→体積が減少して収縮
    乾燥収縮・・・コンクリート中の水分の蒸発→体積が減少して収縮
    ヒビ割れの可能性(発生確率)を下げることは可能なようですが、ゼロにすることは難しいそうです。

  • 【車庫の増築】2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)

    Q 車庫(屋根の部分)をもっと後ろに伸ばしたい。将来(子供の成長にともなって)的にファミリーカーに買い替えしたいが、今の状態では後ろがツッカエて前(道路側)にはみ出してしまう(汗)
    A 現状を確認。車庫の屋根を後ろに伸ばす場合は、既存の土間をはつる必要があります。
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    また、増設する車庫の脚を2本?4本?の選択肢では、既設車庫の後ろに増設しますが、2本脚の場合、溶接等が必要となり金額も大きくなるので、4本脚で新規に建てたほうが安くなることを助言。
    現在、お子様はまだ小さいのですが、数年後の家族構成が変化した時の事を考えておられました。
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  • 【玄関ドアの開閉】2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)

    玄関ドアの開閉テストを実施。一定速度でバタンと閉まる軌道でした。
    お客様から「今の閉まる速さだったら、子供が誤って指を挟んでしまう(汗)」との感想。
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    そこで、玄関ドアの閉まる軌道には「第1軌道」と「第2軌道」があり、ゆっくりと閉まるように軌道の速さを調整できることをご紹介。第2軌道で「パッタン」とゆっくりと閉まるようにドアクローザーを調整して現状を改善。
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    今回の調整で補正されても「ドアクローザーは油圧式→温度変化によって油圧が変化」や「使い勝手や風の向き→開閉する時の力加減等」の現象があるので、将来的に閉じる早さが変化することもあります。