「スーパーフォーム」というスプレー剤(ホームセンター等で販売)で吹き付けして、一定時間が経過した後にスポンジで拭き取り。
[鉛筆・ペン]
お子様の落書きによる汚れがキレイに落とせました。
[クレヨン系?]
これは落とせなかった事例です。よく見ると、赤系の色が残っています。
無垢(ムク)のフローリングです。木肌や木の艶がご友人からとても羨ましがられているご様子。
エアコンの背面の穴がキレイに補修されていました。お客様がお引渡し後にエアコンをご購入して取り付けられたのですが、施工業者の方に不手際があったのか、穴が開いていました。そこで、1年目点検後のフォローの中で、モルタルを詰めてガイナを上から塗布した経緯がありました。
[補修前] [補修後]
[結露跡]
リビングのサッシです。特に結露跡は見受けられませんでした。
お客様宅ではリビングと2階のホールに蓄暖があります。2階の蓄暖はほとんど使用されていないご様子。1年目点検の聞き込みでは「吹き抜け天井のシーリングファンもあり、1階のリビングの蓄暖で暖められた空気が対流によって2階に干している洗濯物がよく乾く」とのことでした。
2階の蓄暖は1階の天井があるキッチンに置いたほうが良かったとのご感想です。
[照明の位置、明るさ]
1年目点検での感想は「照明の位置や明るさにはあまり納得されていなかった」ご様子。リビングでは太陽光がガラスを通して斜め上から差し込む吹き抜け窓(南と西)、明るさを補完するスポットライトがありますが、天井があるDKはリビングに比べると少し暗く感じてしまっているのかもしれません。
お家の長期保証は当たり前になっている世の中。どのような点検が理想的なのか?
段階的に行なわれている弊社の1年目、2年目、5年目、10年目点検。
テーブルの上には点検表(お客様控えと弊社控え)がカーボン紙を挟んでお客様と弊社が密接につながっています。
デジカメで撮影した箇所をお見せしている工事スタッフ。ひとつひとつの応答を終えてお客様のサインを頂いています。
図面を手に本日の点検でお客様からの指摘があった点、スタッフが気づいた点を赤ペンで書き込んでいる設計スタッフ。
今回の点検は2年目。次の点検は3年後の5年目点検です。
お客様宅の長期的な保証は、弊社の専門スタッフの訪問点検で成り立っています。
お客様の快適なお家空間を、アフターメンテナンスを考えながら創造していきたいですね。
2011年11月12日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)
所要時間 8:49~10:23 晴れ
スタッフ 砂田、長澤、横窪、渡辺
【N邸の紹介】
外壁にはガイナ(遮熱性の高い特殊セラミック塗料)が施されているお客様宅。
外見からでは一般的な塗り壁と変わらないように見えますが、機能的には特殊セラミックが含有されていて紫外線や自然劣化等に対し非常に強い素材で、非常に高い耐候性(断熱、遮熱、耐久性等)があります。
玄関アプローチ。和を漂わせるデザインが光っています。
玄関前のタイルは模様や配列が高級料亭の玄関先を彷彿させられます☆
こちらは玄関の天井。ダウンライトと間接照明が夜の雰囲気を、ご家族の帰宅をより暖かな雰囲気に包み込んでくれますね。
※昼間に撮影(デジカメの操作?オート撮影?)したものですが、夜とも思わせる雰囲気が漂うのはデジカメのチカラなのでしょうか・・・(汗)
キッチンです。玄関と同じように間接照明で上手にステキな雰囲気を演出しています。柱の位置や間隔、視線の位置等々、計算尽くされたプランナーの配慮「和の心」が投影され、木の温もりと香りが住まわれるご家族に癒しをさり気なく与えてくれます☆
お家の南側で土間コンが少しヒビ割れしている状態を発見。ポーチ柱の土台と土間の接続箇所(土台を通す穴が開けられている)から外側に向かって小さなヒビ割れが伸びていました。この現象は温度変化によりコンクリートが圧縮・膨張して表面がヒビ割れしたものと思われます。景観上で気になる箇所ですが、構造上の問題はありません。
お客様との協議の結果、粒子の細かなモルタルを上塗りすると補修跡が目立つこともあり、そのままの状態で良いとのこととなりました。
これは目隠しフェンスを支えているコンクリートの土台。以前、お客様からの指摘があって、小さなヒビ割れ箇所に粒子の細かなモルタルを上塗りした経緯があります。
また、コンクリートの表面にクモの巣のような模様が現れてくることもありますが、今回は特に割れている状態でもないので、起こり得る事例の説明です。