お客様宅には表玄関と内玄関があります。
[表玄関] [内玄関への入口] [内玄関]
Q 内玄関の壁にコート等を掛ける洋服掛けを取り付けたい。下地はドコにあるのか?
A お客様がDIYで取り付けられるそうで、「下地探し」の器具で下地を探すことになりました。
外壁側(正面)と内側(右面)の2ヶ所の壁で下地検査。内側の壁に下地を発見し、等間隔(30cm)で下地が打ってあることをお客様へ説明。
Q パネルを操作して収納した時にパネルの点灯が一瞬消えることがあった。
A 現状を確認。お客様にいつも通りの操作をして頂きましたが、今回はそのような現象はありませんでした。後日、メーカーに問い合わせて対処することをお約束。
強化パネル(透明)の表面にタイル調のシールが貼ってありました。これは奥様がDIYで貼られたようで、表面に少し波が打っていますが・・・(汗)。真っ白な壁に模様が欲しいご希望があったものと思われます。
IHクッキングヒーターの上には汚れ防止で「ガラス繊維の表面にシリコンコートが施してあるIHマット」(※1)がありました。お手軽・機能的で、大変重宝されているご様子です。
※1IHクッキングヒーターを使っていると、鍋底の汚れ等がIH天板・強化ガラス(トッププレート)にこびりついて、茶色く汚れてしまいます。普段のお掃除方法は天板が冷めた後にクリームクレンザーをラップ(またはアルミホイル)につけて擦れば汚れは落ちます(汚れをため込まない、定期的なお掃除が良いそうです)。
このIHマットはお掃除の手間を省いてくれる便利品。でも、種類によってはセンサーが感知しない等もあり、メーカー等のWebサイトでは「汚れ防止シートを使われている方からの故障の問い合わせが多い」そうなので、取扱説明書をよく読んでご使用されることをお勧めします。
(参考/http://blogs.yahoo.co.jp/ecloveooo28/29327293.html)
Q 脱衣室の中央部分で床鳴りがする。
A 現状を確認。お客様宅は全室に床暖房が入っている床仕様です。床暖房用の床パネルや床下の施工仕様等があり、床下にある鋼製束を調整しても床鳴り現象が改善されないこともあります。
[脱衣室中心部]
同行している設計士が持参する「基礎伏図(きそふせず)」を見ながら、脱衣室までの床下の道のりを確認。お客様は初めて床下を見られたようで、少しワクワクしておられるご様子です。
床下に入って鋼製束を調整(増し締め)して床鳴り現象は改善されました。床暖房の強制乾燥によって大引が少し縮んでいたことが原因でした。
お客様への最終確認です。お客様から申し出があった中心部は改善されていましたが、次は入口付近で床鳴り現象が発生していました(汗)。日を改めて訪問し改善することをお約束。
[脱衣室入口付近]
住宅の財産価値や安全性を長持ちさせるには、日常的・定期的に各部位の点検を行なって、必要に応じて部材や部品の補修や交換、修繕をすることが大切になってきます。
「定期点検をしている」いう言葉は今では昔と違い、どの住宅メーカーでも常識的になっている今日。
お客様と一緒にお家の外と中をぐるりと回って、お客様が気づかれた点にお応えし、専門スタッフが気づいた点に対処します。最後はお客様の署名を頂き、納得の上でお家の定期点検が終わります。
「その後のフォローは迅速に!!」がスタッフ間の合言葉。
他の住宅メーカーの定期点検はWebサイト等を見ても「定期点検をやっています」という言葉だけで物足りなさがありますが、弊社では「どんな風に?どんな感じで?何に気をつければ良いの?」等々、お家の定期点検ブログを通じて、少しでもお家のメンテナンスに関心を持って頂ければ・・・と思っています。
「住んでからも安心の長期保証」
お客様のご予算に応じて、デザインや仕様、安全、安心、機能性等々がお家の装備になります。新築した後は何もしなくても良い・・・という訳ではありません。私たち人間の場合の定期健診や車の点検整備等々、不具合や不都合等が現れてくる前に点検をすることで起こり得る現象や事例を事前に察知し、早めに対処・お手入れすることで大切な住まいを快適に、長持ちさせるコツと言われています。
私たちが実践しているお家の点検の1年目、2年目、5年目、10年目点検がその一役を担えるように、そして多くの方々に定期点検の様子を分かって頂くことが本ブログの願いです。
2011年11月3日(祝/木)お家の点検1年目(高岡市M邸)
所要時間 10:09~11:43 曇り
スタッフ 大矢、長澤、永原、渡辺
【M邸の紹介】
モダンさの中にも和的な要素を取り入れたMさま邸。シックな色合いがとてもステキです☆
鉢植えやプランターの花たちが私たち訪問者を玄関へと導いてくれます。
玄関の様子。
白いタイルが光の反射でさらにキレイに映っています。お引越し後、1年目を迎えますが、お引渡しの時以上?にお掃除も行き届いて、住まわれるお客様の真心が伝わってくるようです☆
ご自慢のキッチン。花瓶の花々がキッチン前のカウンターに並べられて、お花を観賞しながらの料理や食事は美味しさ・愛情抜群ですね♪