点検ブログ

  • 5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)
    所要時間 11:24~12:39 晴れ
    スタッフ 岡野、舘、中谷、渡辺

    【T邸の紹介】
    玄関にはテラコッタ調のタイルがステキな色合いを醸し出しています☆地中海の潮風が吹き込んできそうですね♪タイルの模様によっては、外観の雰囲気がガラリと変わってしまうことも・・・。
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    室内では擬木(アンティークビーム)やアンティークなオシャレ感のある照明☆
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    そして、リビングの壁や天井には珪藻土が施されています。色は真っ白ではなく、どことなく古めかしく演出されていて、中世ヨーロッパ風なデザイン仕様がとってもステキなお家です。
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  • 【点検枡】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    [雨水枡]
    点検を実施。枡底には少し泥が溜まっていました。この泥は「樋から流れてくる雨水や外部水栓の排水」と一緒に流れてきて枡内で沈殿したものです。お客様は今日まで開けた事が無かったようで、新築後の5年間で溜まったものと思われます。今後は定期的に蓋を開けて、溜まった泥を取り除くお掃除をして頂くようお願いしました。
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    [汚水枡]点検を実施。お客様にも現状を見て頂きました。この汚水枡はキッチンからの排水が通る様子が分かる箇所です。中を見ると、白くラード状に固まった油脂が表面に少し溜まっていました。日常的な洗い物等のなかで、洗剤(種類にもよる)やお湯に溶けた油脂が配管を通る際に少しずつ溜まってきたものと思われます。ホースの水流で早めに取り除いて頂くようお願いしました。
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    定期的なお掃除をうっかり忘れて「配管が完全に詰まってからのご依頼」になると、配管工事の費用が発生することもあります。普段の心がけで将来的な費用を抑えることができるお手入れになります。

  • 【外壁の一部剥がれ】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    外壁の一部で釘頭が浮き出ていたり、数箇所で塗装の剥がれやヒビ割れがありました。
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    このまま何もしないで放置すると、将来的に外壁基材の劣化や雨水の浸入の原因にもなりますので、DIYによるタッチアップ塗装をお勧めしました。同色の塗料は弊社からご用意する事をお約束。
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  • 【1年目点検の出来事】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    1年目点検の際、6箇所のベンドキャップを違う形状に取り替えた経緯がありました。
    [当初の形状]       [取り替えた形状]
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    記録を見ると、「風の強い日はお隣の空き地からの土ぼこりがひどく、常時回しっ放しのトイレ換気扇等が目詰まりを起こして、換気ができない状態」だったようです。そこで、ベンドキャップの形状を替えたところ状況は改善されました。
    その後、数年経った今ではその空き地にお家が建って、土ぼこりの原因は無くなりました。

  • 【デッキ材のお手入れ】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    お客様へ防水塗装の有無を確認したところ、新築してから今に至るまで特に何もされていないご様子。
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    ここは太陽の紫外線や風雨にさらされている場所。軒下に施工してあるせいか、劣化の速さが遅くなっていると思われます。今後は「美しい木肌や質感」が長持ちするよう、塗装して頂くことをお願いしました。
    ネットで調べてみると、塗装の工程では「下地(塗料をしみ込みやすくする)の調整、下塗り、中塗り、上塗り」等があるそうですね。

  • 【玄関ドアのストッパー】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    玄関ドアの開閉の際にゴムがストッパー代わりになっている状態を発見。お聞きすると、お客様がDIYで取り付けられたそうです。
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    通常は下(タイルに打ち込み)に取り付けますが、ドアが閉まった状態では逆にストッパーの突起が邪魔になってしまうことも・・・。木製枠とドアが接触する部分に試行錯誤でゴムを取り付けられたお客様のアイデアにスタッフ一同から称賛の声があがりました。
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  • 【珪藻土の部分的な剥がれ】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 子供が触っていたので、珪藻土の表面(コーナー)が徐々に剥がれてきた。
    A 現状を確認。過去の記録を見ると弊社からの提案があったのですが、L型のコーナー材を取り付けてキズを隠すのはお客様自身、納得されていないご様子でした。お客様との協議の結果、弊社から塗料をご様子し、お客様がDIYで補修されることになりました。
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  • 【外壁材同士の間のコーキング】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    舘が外壁材(サイディング)のつなぎ目に施してあるコーキングが白く劣化(硬化)してきている状態を指差し確認。お客様にも違う外壁面と比較して弾性の違いを確かめて頂きました。
    [建物南面]
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    南側は特に太陽の紫外線等の影響を受けやすくなります。硬化してくると弾性が弱くなり、徐々にヒビ割れが発生し、その箇所から雨水が浸入するようになりますが、内部では防水シートが施してあるので、すぐに雨水が室内に入ることはありません。
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    ただし、重ねてある防水シート同士の間から浸入する事例もあります。コーキングの保証期間は5年。
    「住まいの管理手帳」にも同様の記事を書かれていたので、該当箇所を指差してお客様と一緒に再確認しました。コーキングの打ち直し工事は建築後10年~15年が一般的だと思われます。

  • 【外壁材の経年変化】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    将来的には紫外線等による影響で方角によっては外壁の塗膜が次第に劣化する現象が発生します。表面を触って白い粉末(チョーキング現象※1)が手に付くと、防水塗装が効いていない状態と考えられます。
    [建物右面/南側]
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    ※1 チョーキング現象とは、紫外線や熱・水分・風等によって塗装面の表面樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白黒)のような粉状になって顕れる現象です。

    また、塗膜が劣化するにつれて、外壁の含水率が増加し、日当り等によっては藻が発生するケースもあります。
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